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2007年07月30日(月)更新

スカイライン50周年記念誌にケンメリTシャツの逸話

今年でデビュー50周年を迎える名車スカイライン。
この記念すべきアニバーサリーイヤーを記念して
「PASSION of SKYLINE」という特別な小冊子が作られました。

副題は「比類なき走りへ、スカイラインと駆けぬけた男たち。」

文字通り、これまで半世紀にわたって、
現行モデルまでの12代を数えるスカイラインの歴史が、
貴重な写真や開発者の証言の数々と共に、
静かに、そして、熱く語られています。

PASSION of SKYLINE スカイライン50年の軌跡

スカイラインを愛する開発者とドライバーなら
おそらく涙なしには読むことのできない
この小冊子の1ページに、小さなコラムが掲載されています。

それは、私の父が情熱をかけてお手伝いした
名作ケンとメリーのTシャツのエピソードです。

「日本中を夢中にさせた32万枚のTシャツ」

先日、父と一緒に取材を受けた時に、
私も知らなかった熱い逸話を聞かされ感動したのです。

そこには、こんな一節が紹介されています。


▼PASSION of SKYLINE p.7より引用
─────────────────────────────
「日本中を夢中にさせた32万枚のTシャツ」

ケンメリTシャツ

(前略)

 Tシャツの製作を引き受けた久米繊維工業の久米 信市は、
 試作の連続にさすがに困惑した。

 「何回、突き返されても成功させるぞ」

 自身も日産車を乗り継ぐ日産ファンだった久米は、
 この仕事だけは他に譲れないと決意し、
 シャツ職人としての技術の全てを注いだ。

 厚手のスムース生地に紺を何度も染めぬいて
 当たる光の加減によって黒に見えたり、
 濃紺に見えたりするこだわりの染色をした。

 左胸に入る「KEN&MARY」の文字は、
 起毛加工のフロッキープリントを
 1枚1枚、手仕事で施した。

(後略)

─────────────────────────────

その前後にも驚くべき、プリンス内での逸話が
披露されていて、何度も読み返しました。

そして、この記事を読んでの私自身の、
そして弊社社員の多くの感想は...

「ケンメリTシャツが欲しい...」でした。

ケンメリTシャツ

たしかに、この10年を振り返っても、
ケンメリTシャツに類する生地やプリントのこだわりで
作られた作品は見当たらないのです。

いつかまた復刻されるような日が着たら、
個人的にも、コレクション用に1枚、
ふだん愛用するように1枚ないしは2枚
買い求めようと、心に誓ったのでした。

スカイライン

50周年記念誌「PASSION of SKYLINE」は、
日産本社ギャラリー
8月17日まで展示されている
初代から12代までのスカイラインを堪能しながら
手に入れるのがお勧めでしょう。

スカイラインブログに書かれていた
過去から現在までのスカイラインのCM曲を集めた
SKYLINE 50th ANNIVERSARY CD」も
欲しくなってしまいました。


 ▼スカイライン50年の軌跡
  http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/HISTORY/

 ▼スカイライン公式サイト
  http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/

 ▼スカイライン350GT試乗記1:ケンメリTシャツに囲まれて私は育った
  http://kume.keikai.topblog.jp/blog/120/10004191.html

久米 信行
久米繊維三代目/Art.T-galaxy.com主宰
オールアバウトTシャツガイド/明治大学商学部講師

2007年07月08日(日)更新

U-MA新事務所パーティで華丸さんと土居輝彦さんと楽しんだ会話



私の絵本オブ・ザ・イヤー2006今日は、死ぬにはいい日だ」の
素晴らしい絵を書かれた藤井"華丸"智裕さんは、
能登のボランティアに親子ですっ飛んでいくロックなアーティストです。 

その藤井華丸さんと仲間たち=U-MA graphic designのみなさんが、
新しいオフィスというか、梁山泊というか、洗濯船というか、
何かが始まりそうな拠点、ウーマフラットをオープンしました。
場所はアップルジャパン本社近く、渋谷区本町の小高い丘の上の路地裏です。



開所祝いには、酒好きで、地震ボランティアで、
アートと自然と職人を愛する華丸さんには、
これしかないという山古志村の地酒

棚田と越後妻有アートトリエンナーレと花火職人で知られる美しい村の、
あの地震被害の救済に生かされるお酒です。

とはいえ、ウーマに甘党の人がいるかもと思い、
ご近所しばたの美味しい甘納豆も持参しました。


ウッドデッキで外に開かれ、吹き抜けで内に開かれた、
開放的なウーマフラットは、初めて来ても誰もが和める不思議な空間。
拙宅と設計思想も間取りも似ていて驚きました。
やはり好みが似ているのでしょうか?

楽しげな宴の中、華丸さんに次から次へと
素敵な人たちをご紹介いただいたのですが、
ひときわ笑顔が自然で粋な先輩がいらっしゃいました。

その方こそ、華丸さんが私淑する土居 輝彦さん

あの...モノ・マガジン伝説的な編集長で、
現在は同誌を発行するワールドフォトプレス編集局長の
要職にあるそうです。

しかし、私の心に残ったのは名刺の肩書きよりも土居さんの笑顔です。

全然イバリがなくて、笑みをたやさず、華丸さんの
小さなお子さんたちの頭をやさしくなでる姿が素敵だったのです。

だからこそ、華丸さんのような「男が惚れる」のでしょう。

以前から、華丸さんがネイティブアメリカンのドリームキャッチャーに
深い関心を寄せ、名紀行文とイラストを書いたことは知っていました。

しかし、それが土居さんの勧めによるものとは知りませんでした。

土居さんの一言がなければ、その後、あの素敵な絵本
今日は、死ぬにはいい日だ」は生まれて
いなかったのかもしれません。

「最近、土居さんはどんな本を....」という華丸さんの問いかけに、
 土居さんが取り出した本は、
世界のスピーカーブランド大辞典 SLOW Vol.1

表紙を見て私がダイナオーディオとつぶやき、
わが家にダイヤトーンのスピーカーがあることから
オーディオ談義に火がつきました。

しかし、この本は単なるオーディオファンのための本ではなく、
音と住空間とライフスタイルをまるごと美しく楽しむ本なのです。

例えば、北欧のスピーカーには北欧のデザイン家具を、
米国のスピーカーには米国建築家の家具(ブランドや作家名は見てのお楽しみ)を
....と見る人が見れば、思わず笑みがこぼれる美しい写真の数々。

さらにあのELACの独創的なスピーカーに至っては、
ただその造形だけが美しく際立つ写真が見開きに....。

「土居さんは、どんなスピーカーを愛用されているのですか?」
.....と私も思わず尋ねてしまいました。

その答えをお聞きして「私も土居さんに惚れた」のです。

土居さんは、いまだに、JBLの名作スタジオモニター4311を、
大切に愛用しているそうです。

おそらく今なら、K2やエベレストといった、
最新の名作JBLスピーカーも買えるでしょうに....。
あるいは古い銘機でも大きな4343など探せるでしょうに.....。

それでも4311が好き。渋い。

土居さんいわく、JBLは「男のスピーカー」。

実は、弊社の応接室にも、私が20歳の時(つまり24年前)に
父のために選んだ4311があるのです。(アンプはアキュフェーズ)。

良いオーディオが欲しいという父のリクエストを受け、
自分の耳だけをたよりに愛聴盤を片手に片っ端から聴いて選んだのが、
ロックやジャズが生々しいこの4311。

さらに、カッコ良かったのが、22歳になるという
土居さんの娘さんの音楽趣味。

お父さんの影響で、聴くようになったのは熱かった時代のロック。
それもプログレ。例えばキングクリムゾン。

まさに、私が4311で聴いて涙した音。

久々に、iPodでも、CDでもなく、
レコード盤で、あの頃の音を聴きたくなりました。

華丸さん、土居さん、素敵な夜をありがとうございました!!


 ▼U-MA graphic design
  http://www.u-ma.jp/

 ▼U-MA graphic designブログ
  http://umadesign.t-galaxy.com/

 ▼mono online
  http://www.monomagazine.com/

久米 信行
久米繊維三代目/T-galaxy.com
オールアバウトTシャツガイド/明治大学商学部講師

2007年06月19日(火)更新

Apple Store銀座でone to oneパーソナルMacトレーニング

startmac 私の元に届いたのは黒いMacBookだけではありません。

Apple one to one

こんな1枚のカードが入っていたのです。

どうやらこのone to oneカードがあると、1年間にわたって
アップルストアでパーソナルトレーニングが受けられるらしいのです。

onetoone

ネットで予約して、好きな時に好きなアップルストアに出向いて
先生と1対1で個人授業.....すごいことです。

本来なら年間9,800円だそうですが....
こんなサービスをこの値段で....合うのだろうか....

アップルストア銀座

既に、私は、あの美しい非日常空間、アップルストア銀座で
3回も個人レッスンを受けてきました。


まず、第一回目は、.macというオンラインサービスの設定です。
これは言わばネット上に置かれた私のデータ倉庫。

会社や自宅はもちろん、外出先でも、よく使うデータや
スケジュール、アドレス、メールなどを共有したり、
個人ウェブやフォトアルバムなどの公開にも使えるとのこと。
まずは設定だけですが、楽しみになってきました。


そして、第二回目は、メールの設定とウィジェット

メールも .macをつかってwebメールにしておくと
場所を問わずに便利に使えるらしいのです。

何の因果か、私のもとには毎日700通近いメールが来て、
会社のサーバーでは迷惑をかけてしまっても悪いので、
公私問わずniftyに置いてあるのです。

しかし、スパム対策やデータ容量を考えると、
特に、私的な部分はmacがいいような気がしてきました。
夏休みでも利用して、徐々にmacに移すことも研究中。

ウィジェットの面白さは....またあらためて書きましょう。


第三回目は、iPhoto。これも素晴らしい。

夏休みに、あちらこちらに偏在する
デジカメデータを一気に集約分類整理する気合い満々です。


アップルストア銀座ディスプレイ

で....

Tシャツメーカーにしてコレクターの私が
今一番欲しいTシャツの一枚は....

one to oneの先生方が着ている
紺色のtrainerTシャツなんです。


 ▼アップル one to oneパーソナルトレーニング
  http://www.apple.com/jp/retail/onetoone/
  
 ▼Start Mac Square
  http://www.technorati.jp/startmac/


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久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年05月31日(木)更新

スカイライン350GT試乗記7:BOSE+iPodのカーオーディオで泣いた曲

■試乗記1 ケンメリTシャツに囲まれて私は育った
■試乗記2 私のクルマ偏愛歴「いすゞエルフ→ルノーメガーヌ」 
■試乗記3 首都高速環状線内回り浜崎橋のカーブ
■試乗記4 軽井沢へ「夜の環七.関越.和美峠」
■試乗記5 XIV軽井沢の駐車場でデザインを考える
■試乗記6 桜満開の小布施で北斎と名店に酔う
───────────────────────────

2台のスカイライン

今回のスカイライン試乗でも、最も感動した装備の1つが
カーオーディオでした。

このクルマの音響に最適化されたBOSEのアンプと
スピーカーが奢られていたからです。

ボーズのスピーカー

また、ナビと一体化したハードディスクレコーダーまで
装備されていました。

お気に入りのCDを聴くだけで、自動的に録音が開始され、
次回以降は、ハードディスクの曲目リストから選ぶだけで
楽しむことができるのです。

圧縮録音こそされているものの、CDとの音質の違いは、
多くの人にとって気にならないレベルでしょう。

例えば、西村 由紀江さんのピアノソロも
よく聞かなければわからない音質劣化で済んだのです。


耳をすまして ~ 西村由紀江

しかし....

ハードディスクレコーダー以上に嬉しかったのは、
iPodユーザーがスマートに楽しめる外部入力端子です。

肘おきを兼ねた収納ボックスの中に外部入力端子があるので、
iPodをボックス中に置けば、コードの露出がありません。

ipodが収まる

欲を言えば、カーオーディオの画面でiPodを
コントロールしたいところです。

しかし、通常はお気に入りのジャンルやアーティストを選んだ後は、
さほど操作することもないので良しとしましょう。

とにかく、FMトランスミッターで電波を飛ばすよりも
良い音質で、安定的に楽しめて、心安らかな上に、

コードやiPodが目立たずに収まりが良いところが素晴らしい。

iPodとスカイライン

スカイラインをお借りしている間、
iPodに収まった「わが7000曲の音楽人生」を楽しんだのですが....

例えば、朝の首都高を走る時に聴いたウェザーリポートのライブ
「8:30」が今でも忘れられません。


8:30~Weather Report

ブラックマーケットのイントロ、故ジャコ・パストリアスの
フレットレスベースで、思わず体が動き出し、

バードランドの有名なテーマが始まると、
ハンドルを離して、拍手までしたくなったのです。


そして、何より泣けたのは....

軽井沢から小布施へのハードな一泊ドライブ旅行の帰り、
ビートルズ後期の名曲に聴きほれていた時でした。

ジョン・レノンを誰より敬愛している私でしたが、
深夜、今まさにわが家に着こうという時に、

The Long and Winding Road が流れてきたのです。


Let It Be~The Beatles

今、目の前で、ポール・マッカートニーが
切々と歌っているかのようでした。

何度も何度も数え切れないほど聴いた曲なのに
なぜか、急に胸が締め付けられる思いがしました。

10数年ぶりに小布施を訪ね、
散りゆく桜の花吹雪を眺め、

日々変わりゆく街並みと自分...そして
ずっと変わらない自然の対比を見たからでしょうか。

それとも、既にジョン・レノンよりも
長く生きてしまったことに気づいたからでしょうか。

iPodに詰め込まれた圧縮音楽ごときで
聴きなれたはずのビートルズで泣いてしまったのは、

きっとスカイラインに誘われて走った
西行の境地ぞする旅のせいでしょう。


 ▼日産スカイライン
  http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/V36/0611/index.html

 ▼日産:スカイライン公式ブログ SKYLINE BLOG
  http://blog.nissan.co.jp/SKYLINE/


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2007年05月31日(木)更新

隠れMacFanからのメール:イワキ(株)代表取締役 岩城 修さん

startmac 私が黒いMacBookでの修行を始めたとお伝えしたら、
Macを愛する縁者から熱いメールが続々と届いて驚きました。

これもAppleならではの現象なのでしょう

わが黒MacBookX

その中から、転載のご許可をいただいた方のメールをご紹介します。

クリエイターやアーティストがMac...では当たり前過ぎるので、
第一線の非IT系経営者が実はMacを愛していたというお話です。


 

隠れ...否、堂々MacFanの岩城 修さんは、
東証一部上場 1914年創業の老舗 イワキ株式会社の代表取締役。

エライ先輩なのにイバラナイで、勉強会の後などには、
小粋な隠れ家にも連れて行ってくださいます。

お仕事は、医薬品、化成品、食品原料と幅広いのですが、
わが家で愛用しているのは、植物原料主体の化粧品 natif(ナティフ)。

岩城さんのお人柄と、医薬・香粧原料を知り尽くしていることと、
11種類の植物エキスとビタミンC誘導体…素肌のために必要な全てを凝縮
....というコンセプトに惹かれて、UVに弱い久米家御用達なのです。

    

-> natif starter kit \ 1,575


岩城さんがMacを使っているらしいことは知っておりましたが、
iPodを含めて、ここまで愛用しているとは思いませんでした。

同じくMac使いで麗しきハープ奏者の娘さんお手製webサイトも素敵です。


▼岩城さんから届いたメール
─────────────────────────────────

久米さん

ご案内ありがとう。
黒まっ君が届いたそうで、よかったですね。
しかも最高のスペックじゃあないですか!

実は私も自宅で愛用しています。
(自宅では音楽とVIDEOの利用が多いです。)

私のまっ君歴はこれで8代(台)目ぐらいかな?

会社がNETWORKを導入する前から、会社にMacを
持ち込み、愛用していました。

身近に師匠がいたおかげが「大」です。
私の影響で秘書殿もMacです。

現在では、会社のNETWORKはWINですが、私は
DESKにはWIN NOTEBOOK、横にはMacをおいて
仕事をしています。

2年前にG4機が疲れたので、MacMiniに替えました。
最近秘書殿のMacBookが疲れたので、MacMiniに
替えたばかりです。

息子はWINです。
女房もWINですが、娘は(うれしいことに)わたしの影響を受け
MacFanです。

娘のHPは、「かなりのMac使い」ということになっているそうです。
http://homepage.mac.com/acomac/Menu40.html

私のMac自慢は止まりません。

IーPodは現在、30GモデルとI-PodVideoモデルを愛用。
ほかにシャッフル3台(ガム状2台と正方形1台活用しています。

娘はVideoとNanoを愛用。

(Nanoは少なくとも4人の女性(若い)は私のアドバイスで
他社のものをやめ、Nanoにしました)

愛用のパソコンが壊れた女房もおそらくMacに替わるでしょう。
娘のひとこと「ウィルスの心配もないし、使いやすく楽しいよ!」が
影響するはずです。

この辺でMac自慢はとめます。


岩城 修  

─────────────────────────────────


ガゼン燃えてきました。

.macとiWebで今更ながら、新しい個人サイトを
作りたくなってきました。

岩城父娘に、はやく追いつかなきゃ。


 ▼イワキ株式会社
  http://www.iwaki-kk.co.jp/

 ▼club natif (ナティフ)
  http://www.clubnatif.com/

 ▼Start Mac Square
  http://www.technorati.jp/startmac/


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久米 信行
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2007年05月29日(火)更新

黒MacBookデビューは経営情報学会のパネルディスカッション

startmac せっかくの黒Macデビューの晴れ舞台ですから
特別な時、特別な場所でと思っておりました。

すると....これも運命のめぐり合わせなのか、
わが家にMacBookが届いた翌々日5/25は、特別なイベントが...。

 

昨日のブログでもご案内いたしましたが...

明治大学駿河台校舎のリバティーホールで、
経営情報学会15周年記念シンポジウム
『新次元のインターネットビジネス』が開催され

なぜか私もパネリストをつとめたのです。



パネルディスカッションの顔ぶれは...

─────────────────────────────────

◎パネリスト:
グーグルジャパン 代表取締役社長   村上 憲郎さん
株式会社ACCESS メディア事業準備室長 塚本 良江さん
明治学院大学 准教授 森田 正隆さん

◎司 会:
早稲田大学 教授 根来 龍之さん

─────────────────────────────────

元マイクロソフト執行役員の塚本さんのお隣で
MacBookを開くのを、一瞬ためらったのですが...

開いてみれば、やはりMacの筐体も画面も美しかった。



まだMac用のオフィスをインストールしていない私は
プレゼン用のパワーポイントをPDFファイルで見ながら、
テキストエディットで、講演メモを取りました。

やはり五感に訴えかける感じが
これまで使っていたノートPCとはちょっと違うのです。

さて会場からは、どのように見えているのでしょうか?

黒いMacBook

浜松大学向井 和男先生が、会場から写真を撮って
後日メールで送ってくださったのですが...

黒い地金に白く浮かびあがるリンゴは
やっぱり美しかったのです。


 ▼経営情報学会15周年記念シンポジウム
  http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thc0417/JASMIN15th/JASMIN15th.htm

 ▼Google Japan 村上 憲郎社長に経営情報学会の舞台裏で聴いたこと
  http://kume.keikai.topblog.jp/blog/110/10004734.html

 ▼アップル MacBook
  http://www.apple.com/jp/macbook/macbook.html


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年05月26日(土)更新

わが家に黒いMacBook降臨!ティム.マクリーンさんとお揃いで涙!

startmac 思いがけない誕生日のプレゼント!
それはいつか応募した「Start Mac体験モニター」に当選したことでした!

「Start Mac体験モニター」プログラムは、Macを4ヶ月間自由に使いながら、
Apple Storeでレッスンを受講しながら、感想をブログで発信する企画です。

ありがたいことに、その幸運な当選者50名の中の1人に選ばれたのです。
(リストを拝見すると私1人だけ実名公開でちょっと恥ずかしいのですが)

どんな機種が届くかはお楽しみ....
ということだったのですが、昨日ついに届きました!

わが家の食卓になじむマックブック

それは、パワーアップしたばかりの黒いMacBook

CPUは、2.16Ghz Intel Core2 Duoで、ハードディスクは160GB
そして驚くなかれメモリーは、2GB 667MHz DDR2 SDRAM

2ギガバイト!
もちろん、私がこれまで手にした中では、最強最速のマシンです。

マックのはじまり

それにしても、うれしい!!うつくしい!!

独特の質感を持つ黒の筐体を眺めながら、撫でながら
毎月とある勉強会でご一緒するティム・マクリーンさん
ご愛用の黒いMacBookを思い出していました。

ティムさんは、禅などの日本文化に惹かれて来日し、はや二十数年。
今では日本の経営者を率いて四国八十八ヶ所のお遍路をするほどの日本通。

トランスパーソナル心理学、エニアグラムの大家であると同時に
若手経営者の国際ネットワークYPO(Young Presidents Organization)や
YEO(Young Entrepreneurs Organization)の公認トレーナーでもあり
日本のみならず世界中の企業経営者や幹部の研修に引っ張りだこなのです。

 

そして、なにより....

ティムさんは、私が存じ上げているマックユーザーの中でも
最も深くアップル製品と文化を敬愛しているお一人なのです。

いつも黒いMacBookを持ち歩いては
楽しそうに開いて、使ってみせてくれます。

何しろマックやiPodについて語りはじめると止まらなくなるのです。
まさにAppleエバンジェリスト!!

例えば、昨年、みんなで伊豆合宿をした時、
最終日にさりげなくティムさんはMacBookを開きました。

すると、いつどこで撮ったのか、どこで編集したのか、
合宿中のみんなの素敵な笑顔や、想い出の光景の数々が、
楽しくも美しいスライドショーとして次から次へと流れてくるのです。



しかも、ティムさんのiTunesライブラリの中から厳選した
お気に入りの曲をBGMにしながら....

(そう言えば、ティムさんはかつて、ブログで
 大好きなビートルズをカバーした名曲の数々を
 iTunesリンクでご紹介していました。

そんな憧れのティムさんが愛用する
黒いMacBookが、今、目の前に....

これでようやく仲間に入れます!!

お揃いついでに、黒いiPodも買わなくちゃ!


 ▼アップル/MacBook
  http://www.apple.com/jp/macbook/macbook.html


久米 信行
久米繊維三代目/Art.T-galaxy.com主宰
オールアバウトTシャツガイド/明治大学商学部講師

2007年05月07日(月)更新

スカイライン350GT試乗記6:桜満開の小布施で北斎と名店に酔う

■試乗記1 ケンメリTシャツに囲まれて私は育った
■試乗記2 私のクルマ偏愛歴「いすゞエルフ→ルノーメガーヌ」 
■試乗記3 首都高速環状線内回り浜崎橋のカーブ
■試乗記4 軽井沢へ「夜の環七.関越.和美峠」
■試乗記5 XIV軽井沢の駐車場でデザインを考える
■試乗記6 桜満開の小布施で北斎と名店に酔う
■試乗記7 BOSE+iPodのカーオーディオで泣いた曲
───────────────────────────
軽井沢を発って長野道を北上して
一路、小布施を目指します。

それは桜前線を追いかける旅。
昔食べたあの栗おこわを味わう旅。

小布施堂

トンネルを抜けると、そこは春爛漫の信州。

名も無い学校の校庭や川岸までもが
満開の桜で彩られているのです。

いつもなら閉め切ってエアコンで走る高速道も
なぜか窓を開け放ちたくなります。

踏み込めばどこまでも加速するスカイラインを、
あえて100キロ未満で流しながら、
春風と共にゆるり走るのも一興。

不思議なクルマです。

竹風堂にて

そしてランチはお待ちかね竹風堂の栗おこわ。

かつて大学でスキーの合宿をしていたころ、
志賀高原への通り道で立ち寄った老舗の味。

ほっこりとしていてやさしい味。
そうです。この味です。

枡一市村酒造場

あのセーラ・マリ・カミングスさん
が再興に一役買った
桝一市村酒造場
小布施堂の斜向かいにあり、
この一角は美しい街並みに変わっていました。

その風情にスカイラインが合うかと、
街角に停めてはシャッターを押してみたのです。

古くて新しい街に、古くて新しいクルマ。

また、このクルマのフォルムが
違って見えてきたのです。

岩松院

ここ小布施は、北斎が愛した街でもあります。

北斎館を見た後で、
天上絵で知られる岩松院を訪ねると、
ここも桜吹雪が舞う絶景なのでした。

桜とスカイライン

帰り道にふと通った、地元の学校の校庭も
桜並木で縁取られておりました。

どこを切り取っても美しい光景で、
いつまでもどこまでも走っていたいと感じます。

実は350GTは、スローな旅にも合うのです。

桜とスカイライン

願わくば、ひそかに発売が噂されている
スカイラインのクーペカブリオレがあれば、
さらに楽しいドライブになったでしょう。

春の香りを存分に楽しみ、
舞い散る桜の花びらを集め、
千曲川の上に輝く満天の星を見上げることが
できたでしょうから....


 ▼日産スカイライン
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2007年04月22日(日)更新

スカイライン350GT試乗記5:XIV軽井沢の駐車場でデザインを考える

■試乗記1 ケンメリTシャツに囲まれて私は育った
■試乗記2 私のクルマ偏愛歴「いすゞエルフ→ルノーメガーヌ」 
■試乗記3 首都高速環状線内回り浜崎橋のカーブ
■試乗記4 軽井沢へ「夜の環七.関越.和美峠」
■試乗記5 XIV軽井沢の駐車場でデザインを考える
■試乗記6 桜満開の小布施で北斎と名店に酔う
■試乗記7 BOSE+iPodのカーオーディオで泣いた曲
───────────────────────────
翌朝は快晴。

駐車場に350GTを迎えにいくと
偶然にも歴史的な名車2台と遭遇しました。

並んで嬉しい記念撮影ができたのです。

スカイラインとポルシェ

1台は、大好きなポルシェの356。
いつか乗りたい旧車の1台です。

デザインの美しさもさることながら、
見た瞬間にポルシェとわかるアイデンティティ。

もちろん、われらが日産自動車も
米国で評価の高いインフィニティブランドを核に
新たな日産のアイデンティティを確立しようと
しているのでしょう。

SKYLINEがFUGAと似ているのも、実は確信犯。
むしろ狙いなのかもしれません。

確かに新型スカイラインのデザインは
写真で見るよりも、実車を見て乗った方が、
はるかに味わい深く感じられる造形なのです。

スカイラインとポルシェ

それでも....ちょっともったいない。

日本車の中でも、希有な歴史的ブランドを持つ
スカイラインのアイデンティティをDNAを
デザインに生かすことはできなかったのでしょうか?

ちょうど偶然にも、そのまた隣に、
トヨタらしからぬユニークなデザインのパイクカー
WILL Viが並んでいました。

こうみると期間限定で眼を惹くデザインと
時代の波を超えても美意識に訴えるデザインとの
違いを感じることができるのでは....。

スカイラインとGT-R

もう1台は、GTーRとの1枚。

かのニュルブルクリンクオールドコースを7分59秒で疾走した
マイナス21秒ロマンの9代目R33型です。

チューンナップで手を入れながら、
大切に乗られていることがわかります。

スカイラインGT-Rのバッジを見ると
独特の感慨が湧くのは私だけでしょうか。

スカイラインとGT-R

世界の自動車市場を見れば、昨今、
レトロデザインを復活させて成功している例は
決して少なくありません。

ミニ、ビートル、ムスタング、ダッジなど、
過去の歴史的名車のデザインを現在的に解釈しつつ復刻して、
旧来のファンはもちろん新たなファンまで獲得しています。

個人的には、フィアット500の復刻も気になります。

そう言えば、つい最近のミニのフルモデルチェンジは
エクストレイルなみの超キープコンセプトでした。

だからこそ、スカイラインも「もう一押し」できそうです。
なにしろ、クルマ自体がとても良く出来ているのですから、

手元のベストカーガイド2007/5/10号P.110には、
識者たちが選ぶスカイラインランキングがありますが、
現行12代目は、なんと名作「箱スカ」に次いで
見事に第4位だったのです!

円形ランプ

あとはスカイラインファンの心を揺さぶり、
温故知新のワカモノのくすぐるデザイン....。

スカイラインファンを失望させた反省から、
現行型では、伝統の円形ランプを復活させました。

もうすぐ発売されると話題のGT-Rでは、
より懐かしいリアビューが用意されるようです。

もし、このスカイラインに....

フロントに、6代目から10代目までの切れ長の角目に
2代目から5代目までの丸目4灯が埋め込まれていたら....

もっと欲を言えば、センターからリアにかけて、
なつかしのキャラクターラインがプレスされていたら....

スカイラインのバッチが、GTのバッチが
フロント、サイド、リアに奢られていたら....

せめて日本仕様だけでも....
と思ったのは私だけでしょうか。

いや、今となっては外装の金型など直せますまい。

そこで、このインパネのステアリング中央と

ステアリング

ダッシュボードのアルミパネル部分に

ダッシュボード

クラシカルなスカイラインのエンブレムがあるだけで
きっとファンの涙を誘うはずです。

カーナビのオープニング画面にだって
スカイラインの文字をじんわり表示したい。

そうすれば、クルマに乗り込むたびに、
ああ、自分はスカイラインに乗っているのだと
オーナーの喜びを噛み締めることでしょう。

そうそう....

破竹の勢いの中国、インドの人たちが、
日本人の伝統とライフスタイルに憧れて、
旧車を含むスカイラインにこぞって乗る時代だって
すぐそこに来ているはずです。


 ▼Wikipedia「日産・スカイライン」
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 ▼日産:スカイライン公式ブログ SKYLINE BLOG
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2007年04月20日(金)更新

スカイライン350GT試乗記4:軽井沢へ「夜の環七.関越.和美峠」

■試乗記1 ケンメリTシャツに囲まれて私は育った
■試乗記2 私のクルマ偏愛歴「いすゞエルフ→ルノーメガーヌ」 
■試乗記3 首都高速環状線内回り浜崎橋のカーブ
■試乗記4 軽井沢へ「夜の環七.関越.和美峠」
■試乗記5 XIV軽井沢の駐車場でデザインを考える
■試乗記6 桜満開の小布施で北斎と名店に酔う
■試乗記7 BOSE+iPodのカーオーディオで泣いた曲
───────────────────────────
GTカーとしてのDNAを持つスカイラインの真価は、
長距離ドライブにあると考えたのです。

そこで、週末に桜前線を北上することにしました。

スカイラインリアビュー

土曜日の仕事を終えて、自宅を出たのは夜8時、
いきなり環七は渋滞していて、最初の試練です。

ここで気がついたのは....

うっかり急にアクセルを踏み込むと、
猛烈な加速Gがかかって、家族が悲鳴を上げること。

オーバー300馬力のクルマのアクセルを踏むには
繊細な神経が必要なようです。

環七渋滞のおかげで、右足裏の感覚が磨かれました。

夜のスピードメーター

ようやく練馬の入口にたどりついて、
いよいよ本領発揮の高速ツーリングです。

美しいブルーに縁取られたメーターを
赤い針が振り切ってあっという間に高速域に。

ここからは、まさに異次元の世界。

いつもの愛車...

ミニバンのエスティマハイブリッドと
コンパクトカーのルノーメガーヌで
走る関越とはまったく違う感覚。

高速巡航であろうが、レーンチェンジであろうが、
何のストレスもなく、ぴたっと収まるのです。

ドライビングポジション

しかし、ただ安全、安心なだけでは、
むしろ「ときめき」から遠ざかってしまうはず。

でも....ご安心あれ?!

この350GTは、ジキルとハイド。

ハイド....。

たまの追い越し時などに、
ちょっとアクセルを踏み込むだけで、
突然、性格が一変するのです。

これまで味わったことの無い、
景色の吹っ飛び方、エンジン音の高まり、
シートバックに押し付けられる加速感....

五感総動員で刺激されて、脈拍は高まり、
アドレナリンのみならずエンドルフィンまで
分泌しているのが、自分でもわかります。

まさに、エンドルフィンマシーン。
あのプリンスのギターリフが聞こえてくる感じ。

実は....近親憎悪のなせる技か

道中、デザインがよく似ていると評判の?
FUGAにあおられました。

しかし、幸か不幸か、そのFUGAは
大排気量の450GTでありませんでした。

同じ排気量のエンジンならば、
もはやスカイラインの敵ではなかったのです。

ヘッドライト

ジキル....。

高坂サービスエリアで、妻と運転交代。

こんなキケンな乗り物のハンドルを渡して、
助手席に座ったら、さぞかし怖いかと思いきや....

実は、一週間の疲れがどっとでたのか
いつの間にか、深い眠りについていました。

そして、碓氷軽井沢インターを降りたところで
ちょうど目が覚めたのですが、

そのまま和美峠のワインディングロードでも
妻に運転をまかせてみました。

というより、彼女がハンドルを
離したがらなかったのです。

あの細い夜道を、
右に左に実にスムーズに走り抜けます。

私が首都高の目黒線を駆け抜けた時と速度が違いますが、
このゆるいスピードならゆるいスピードなりに
意のままに運転が楽しめるのでした。

コンソール

そして、深夜の11時にようやくエクシブ軽井沢に到着。

翌日の、お花見ドライブへの期待に胸を膨らましつつ、
誰もいない露天風呂で夜空を仰ぎました。

湯気の向こうに、北斗七星もくっきりと浮かびます。

きっと明日は良い天気でしょう。


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1935年創業の老舗国産Tシャツメーカー。 半世紀以上にわたり、国産Tシャツ専門メーカーとしての誇りを持ち、裁断、縫製、検品、仕上げ、そしてプリントまで一貫して日本国内のグループ会社で生産する稀有なTシャツ・ギルドとして現在に至る。...

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個人プロフィール

1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。94...

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