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2007年03月30日(金)更新

自殺ZEROキャンペーンのオキタリュウイチさんと再会+朝日新聞

桜が咲いて華やいだせいか、心ある若い方と会う機会が増えていますが、
自殺ZEROキャンペーンのオキタリュウイチさんは特別な方です。



先日、ブログでご紹介させていただきましたので、
印象に残っていらっしゃる縁者も多いでしょう。


ポジメディアのオキタリュウイチさんご来社「自殺ゼロキャンペーン」に共鳴

また、先週、3月24日の朝日新聞夕刊/asahi.comのニュースを見て
あらためて共感された方も少なくないはずです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自殺、減らしたい… 若手経営者がネットやチラシ活用
2007年03月24日19時22分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 年間3万人を超える自殺者数を減らしたいと、
 若手経営者が協働型キャンペーンを始めた。
 自殺の原因となる「いじめ」「借金」などの
 解決方法を紹介した無料チラシを街で配る。
 チラシを読んだ人にアイデアがあれば
 電子メールなどで寄せてもらう。
 それを再びチラシに書いて配る……。
 生きるための知恵を出しあい、
 手から手へ、人から人へと広げる試みだ。

 >>>3月24日の朝日新聞夕刊/asahi.comへ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨日、時代の人オキタさんのオフィスを訪ねる好機がありました。
開け放たれたドアの中には、オキタさんが1人。

まるで旧知のような気軽さで話は始まりました。

驚いたことに....

オキタさんの頭の中には、チラシのみならず、
自殺ZEROキャンペーンを進めるのに欠かせない
素晴らしいポジTシャツのイメージがありました。

それを着た人たちが、それを見た人たちが
もういちど笑顔と元気を取り戻せるようなTシャツ。

今は、これ以上、お話することができませんが、
さらに深く深く意気投合したのです。



と申しますのも、先日、大変お世話になった
ある経営者がご夫婦で自殺をされたことに
ひそかに大きな衝撃を受けていたからです。

この15年というもの、小泉改革の光と影...

厳しい経済環境下で追い詰められてしまった
中小企業経営者や、ビジネスパーソンの自殺が
多いことは、よく存じ上げておりました。

私自身も、予期せぬ大型倒産や銀行合併などで
何度も「会社がなくなるかもしれない」と
震えが来たことを思い出します。

しかし、これまでデフレに耐えてきた
身近な経営者が自殺をしたと聞いてからは、
年間3万人という数の重みが
これまでにない厳しさで実感されるのです。

そんな深い悲しみの中で
「Tシャツできっと変えられる」という
オキタさんの強い信念に衝き動かされたのです。

私に何ができるだろうか。

昨日からそればかりを考えています。

よくぞこれまでの修羅場を乗り切れたものだと
あらためて感謝の念を深めながら....


 ▼ポジメディア
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 ▼オキタリュウイチさんのブログ
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2007年03月28日(水)更新

麿紋「10 pieces exhibition」で森 由紀先生が都立橘高校講師に

ただいま私たち久米繊維のプレスルームで、
麿紋 / 10 pieces exhibition が開催されています。



ちょうど、作家の森 由紀先生がいらっしゃった時に、
今年新設される都立橘高校の大室文之校長がご来社されました。

同校は、日本初の「産業科」を設置し、キャリア教育を重視して、
「ものつくりから流通、販売まで」を 総合的に学習するという
ユニークな高校です。



私たちもTシャツデザインの実習でお手伝いをさせていただきますが、
平日の授業とあって講師探しに難航しておりました。

その時、目の前に森先生が.....

最初は、固辞されていたのですが、
ひとりひとりに自分の紋をデザインしてもらう実習は?
とのアイディアに賛同してくださいました。

森先生の授業を受けられる生徒は幸せです。
きっと素晴らしい自己表現の体験ができるでしょう。

展覧会は、4月6日まで開催中ですので
ぜひ足をお運びくださいませ。


▼久米繊維プレスルームBLOGより
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


Copyright(C) yukimori. All Rights Reserved.

麿紋(まろもん)の10枚のTシャツによる展示会、
「10 pieces exhibition」を開催いたします。

紋。

その洗練された美しさ、力強さ、豊かさは、
日本の文化に深く根付き、いつの時代にもインパクトを
与えながら、永い時を受け継がれてきました。

麿紋デザイナーの 森 由紀 さんは、新しい“日本のかたち”として、
波、富士、桜、松、兎、鯉・・・などをモチーフにつくりあげた
現代の創作紋を、Tシャツにのせ発表されています。

また、今回の展示会では特別に、
阿波本藍 夾纐(きょうけち)染めを施したTシャツが、
参考出品されます。

夾纐染めとは、板に図案を彫り、
その板2枚で布を挟み締め付けて染め上げるという
とても手の込んだ手法です。

紋の輪郭線が柔らかく表現され、
そして人の手のぬくもりが感じられる夾纐染めTシャツを、
あわせてこの機会に、お楽しみください。


場所 久米繊維工業株式会社 本社1Fプレスルーム
   >アクセス地図
   東京都墨田区太平3-9-6

日時 3/12(月)~4/6(金)の平日 午前10:00~午後5:00
   ※上記期間中の日祝日は休館となりますのでご注意ください。
   ※3/17(土),3/24(土),3/31(土)の午後1時~3時の間、
    麿紋デザイナーの森さんが来場される予定です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

森 由紀さん プロフィール

女子美術大学絵画科 洋画専攻卒。

1997年、日本の伝統文化に根ざした現代の創作紋による
Tシャツブランド“麿紋”を立ち上げる。

日本の持つ豊かな伝統、技術に新たな形を与え、
現代のライフスタイルにフィットしたジャパニーズスタイルを提案する。


 ▼麿紋 公式サイト
  http://www.maromon.jp/


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2007年03月27日(火)更新

日経ITproの発展を祝うパーティで思ったこと&再会した人たち

先週末、六本木の某所で、日経ITproのリニューアルを記念して
関係者が一同に介しためでたいパーティがありました。

ありがたいことに、私も執筆者の一人としてご招待をいただきました。
パーティも六本木も苦手な私ですが、出かけて本当に良かったと思いました。



まずは、日経ITproが絶好調だと知って嬉しくなりました。

たった4人で始めたネット事業も、業界平均をはるかに上回る成長を遂げ、
今では日経BP社の業績の一翼を担う大切な事業に育ったとのこと。

編集、広告のスタッフはもちろんのこと、
システム関連や読者コールセンターの方々、
関連雑誌の編集長や、外部の執筆者も一同に介しての
リニューアルご苦労さん会 兼 決意表明会に出て
元気をいただくことができました。

ITpro発行人の浅見さんのお隣で食事をしながら、
今後のビジョンを伺いつつ、雑談をさせていただきましたが、
その内容は企業秘密ゆえ差し控えるとして、
これからもますます前途洋々だと感じました。

以前、何人かのご関係者から、旧来の紙媒体と、
新しいネット媒体の間の葛藤についてお聞きしていたので、
このような素晴らしいブレイクスルーがあったことが
わがことのように嬉しく感じられました。



そして、いつもお世話になっているご担当者の神近さんはもちろん、
懐かしい方々とも再会できたことが嬉しかったのです。

日経パソコンの焦点や日経PC21のメール道でお世話になった
大用さんは、現在、ITproのシステム周りの
屋台骨を支えられていました。

日経IT21時代にお世話になった桔梗原さんは、
現在日経コンピュータ編集長として活躍されています。

また、日経パソコンの発行人兼編集長だった渡辺さんは
ネット事業推進センター長として、
この成長事業をリードされています。

その他にも、ご縁のある方々とお話ができて、
気がつけば、この十年、日経BP社とのご縁に恵まれ
お世話になり続けてきたことを再認識いたしました。



毎週、1つ2つやってくる連載原稿の〆切りが
時には大変だと思うこともありますが....

文系出身アナログTシャツメーカー経営の私ごときが
栄えあるメディアに原稿を書かせていただくこと自体、
まさに「有り難き幸せ」なのです。

これからも、自らをモルモット?にしながらも
実践的なコラムを書き続けたいと思ったのでした。

浅見さん、神近さん、楽しくもあたたかみのあるパーティに
お招きいただき本当にありがとうございました。


 ▼日経ITpro
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/



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2007年03月24日(土)更新

カメックス斉藤社長と仲間たち@滝野川やきとん高木

カメックス斉藤社長と仲間たち@滝野川やきとん高木

国産ふとんメーカーの雄、カメックスの斉藤 栄一社長を
家業でお父様がふとん店を営む、わが社のホープ村上 典弘さんと訪ねました。

 
良い寝具は質の良い眠りのお手伝いをします

カメックス本社で、オーガニックコットンのお店nobuの水野社長や
国際ファッションセンターの萬福 有子さんと合流です。

ディープな「綿」「羊毛」本物話に花を咲かせた後で

斉藤社長お勧めの素敵な素敵な場所で夕餉をご一緒いたしました。

やきとん高木

ところは....大正8年開業、滝野川下町名物のヤキトン屋「高木」

マンション立ち並ぶような明治通りに面していながらも、
そこだけ時の流れが止まったかのような異空間

はたして、ガラガラと扉を開ければ
おお、さらにディープな高木ワールド。

何と言っても、そのカウンターで夕方から一人飲む
おじさんたちが渋い。ドカジャンが似合う人たち。

下町育ちの私には、かつて慣れ親しんだ世界です。

やきとん高木室内

ホルモン好きならずともペロリの煮込みや
一人一本限定のナンコツはじめやきとんの数々は、
味覚だけお子様の私でも舌鼓

一番驚いたのは牛乳....でしょうか。

牛乳と焼酎を半々で割る名物の飲料は、
口当たりやさしくグイグイいけるらしい。

高木さんは、先代....お父様に連れられ
小さい頃から通っているとか。

こういうお店が残っている町がいいなあ。

帰り道、滝野川界隈をぶらりと歩くと
桜並木が多いのに驚かされました。

斉藤社長に「桜が多いですね」と声をかけると
「おやじたちが植えたのです。」

こんな素敵な旦那衆がいたころの東京,,,,いいなあ。


 ▼やきとん高木関連情報
  http://www1.c3-net.ne.jp/amaha/harawata_tenpo/0046takagi.htm
  http://blog.livedoor.jp/itaita3/archives/50074942.html


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2007年03月15日(木)更新

カメラのキタムラ会長・社長・事業部長の前で「ブログ道セミナー」の感激

先日、日経ITproWatcherの連載コラムで、
カメラのキタムラ560店舗ブログ効果とさらなる活性化案について
ご紹介させていただきました。

 
Googleで「カメラ」と検索すると1億件中3位


その記事をご担当者がご高覧くださったご縁で、
同社の月例事業部長会議で「ブログ道」のお話をする
好機をいただきました。

北村 正志会長、武川 泉社長をはじめ役員のみなさま、
全国の店舗を統括する事業部長のみなさまの前で
同社の店舗ブログをさらに活用する方策について
ご提案させていただいたのです。

まず私が最初に感動したのは、
最初にごあいさつを差し上げました時に、
大きな声で元気よくお返事をいただいたことです。

おそらく3月商戦の数字に追われて
ブログどころではないはずだと予感しておりましたが、
拙い話の最中も、目が輝いている方、笑顔を絶やさない方が
数多くいらっしゃって感激したのです。


全国560店舗でブログを開始する快挙


講演が終わった後も、すぐに北村会長、武川社長が
嬉しいお言葉をかけてくださったことにも感激しました。

上場企業の経営者、管理職の多くが、
ブログに無関心か腰が引けているのに反して、
今日お目にかかったキタムラのみなさんは、
どなたもブログに前向きになられたと拝察しました。

拙コラムを、日経BP社のご快諾のもと、
同社の社内報に転載してくださったばかりでなく
この講演ビデオを各店に配布してくださったりするそうです。




カメラのキタムラの企業コンセプト「ピクチャリング」にある
『人の「きずな」と「思い出」づくりを創造する』
という一節は、心に響きます。

「もの」よりも「こと」そして「ひと」を大切にする。

それは、私の信念やライフワークともぴったり重なります。

写真という古くて新しい「自己実現・相互交流メディア」は
同社の「ブログ」と「地域」の両コミュニティを通じて、
新しい「きずな」と「思い出」づくりの核となるでしょう。

1年後2年後の、560店舗のブログが、そしてお客様が、
どのように進化していくのか、今から楽しみです。


 ▼カメラのキタムラ
  http://www.kitamura-print.com/


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2007年03月13日(火)更新

竹徳:佐藤 守会長の絵画と鈴木康彦社長のメール

先日、じょうとうIT経営大賞を受賞された
株式会社 竹徳の佐藤会長と鈴木社長をお訪ねして
貴重なお話の数々をお聴きすることができました。

同社は、明治38年に竹材商卸業として創業され、
現在は住宅建設から中東のプラント、国内の発電所まで手がける他、
高齢化社会を見越して社会福祉法人も運営されている
素晴らしい企業です。

 

IT経営大賞の懇親会で名刺交換をさせていただいた後、
鈴木社長から、これまでいただいたことの無いような
品格を感じるお礼メールを頂戴いたしました。

それから何度かのメール交流の後、
ご近所にあるオフィスをお訪ねする
好機に恵まれたのです。

鈴木社長の格調高いメールの一例を
ご許可をいただきご案内いたしますと....

▼鈴木社長のメール
――――――――――――――――――――――――――――――
久米繊維工業株式会社 
代表取締役  久米 信行 様

お世話になります。竹徳の鈴木です。

明日は「啓蟄」 まことに時の過ぎ行く早さに驚かされます。

「もう」なのか「まだ」なのか 
それぞれの充足感にて思いに違いはありましょう。

久米社長の次のご予定を考えれば、誠に恐縮ですが
小社にお運びいただくことがよろしいと考えます。

業態柄 社員の大半が現場に出ておりますのでご承知おきください。
駐車場は会社内にて確保出来ますので問題はございません。

お言葉に甘え、会長共々 お待ち申し上げます。

――――――――――――――――――――――――――――――

会社に着きますと、本社ビルは、1階をオフィスにして、
上の階層をマンションとして有効活用されていました。

ホームページには、木場にビルを新築中とあったので、
完成後、本社を移されるのですかと聞いてみましたら、
そちらも賃貸で有効活用されるとのこと。

手堅いご商売をされているのです。



本社上層階のマンションの1室に、
会長室、社長室がありました。

そこで、佐藤会長が出迎えてくださったのですが、
壁という壁に飾られていた絵画に目を奪われました。

お話の中で知ったのですが、
佐藤会長の絵は単なる趣味に留まらず、
平成17年には文部科学大臣賞まで
受賞されてしまったのでした。


第39回創展 文部科学大臣賞 佐藤 守「廻想夢望郷」

東京商工会議所墨田支部、東京東信用金庫(ひがしん)の
高橋 久雄会長とも、絵画仲間、音楽鑑賞仲間だそうで、
ご一緒に展覧会や音楽会に足を運んでは、
時に共に涙を流すこともあるそうです。



ブログにも関心を寄せる先輩経営者お二人のお話は、
経営のみならず、社会福祉から芸術にまで広がり、
あっという間の二時間が過ぎました。

そして、翌日、いただいた鈴木社長のメールに
またも感銘を受けました。

当日、私は、拙宅を建てた時に、
お世話になった職人のみなさんにお配りした
「光、木、風、土」の文字と写真が
プリントされたTシャツを着ておりました。

それに気づいてのメールだったのです。

▼鈴木社長のメール
――――――――――――――――――――――――――――――

久米繊維工業株式会社 
代表取締役  久米 信行 様

 お世話になっております。
おはようございます。竹徳の鈴木でございます。

昨日はご多忙にも係わりませずお運びいただき、
小社 会長佐藤を交えての歓談、誠に有難うございました。

過去への想い、自分の世界に囚われがちな会長世代に
薫風のような爽やかさを運んでくださったとの思いです。

お話に興味は尽きませんが、Tシャツの光・風・土・木でしたか? 
環境と人の健全な生活に欠くべからざるキーワードであるとと思います。

光: 桂離宮に代表される日本の風土や四季の変化に
   順応できるようなしつらえ
風: 日本には変化に富んだ風があふれています。
   風をあやつり、風をいなす 
水: ほとんど文明が川を中心に栄えてきました。
   水とくらし、大切につかい、想う
緑: 人は「緑」に対して強い欲求を持っています。
   ビオトープ(生命の生息する場所)緑をはぐくむ。
土: 土中の温度は地表の変化に左右されず一定に保たれています。
   土でおおい、土でたもつ。

昨日お話しました 茂原の老人福祉施設計画のキーワードです。
偶然ですが、私のライフワーク「小説家:立原正秋」の詩集に
「光と風」があります。

箱(器)も大事ですが何より大切なのは真心であり、
施設長始めとして職員が「魂」を入れています。

広く浅く 私の趣味も多岐に亘っておりますが、

近々中に 篆刻にて 「久米信行」と刻しお贈りします。
昨日には間に合いませんでした(出来たものが気に入らず再チャレンジ)
末永いお付き合いをお願い申し上げ、まずは昨日の御礼まで。

◇◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  東京都墨田区立川三丁目18-11
  株式会社  竹  徳 (TAKETOKU&CO;LTD)
  代表取締役社長   鈴木 康彦

  誠実 簡素 健全 自由
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇◆

 佐藤会長、鈴木社長、どうもありがとうございました。

 
  ▼株式会社 竹徳
   http://www.geocities.jp/taketoku3/

  ▼第39回 創展 文部科学大臣賞 佐藤 守氏
   http://www.so-ten.com/17_soten_jusho_01.html


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2007年03月08日(木)更新

チーム3ミニッツ「ぼく死みたくない」という5歳児のきもち

人生最高のラブレター 著者 太田空真さんの呼びかけで、
チーム3ミニッツに参加しています。

チーム3ミニッツは、1日3分間、ひとりひとりが

「いのちについて、共通の課題を考えよう」
「その想いをブログやメールに書いて共有しよう」

という、ひそかに小さく始まった運動です。




ちょうど、そのご案内を縁者に向けたメールマガジンで
お知らせした、その夜のことです。

11時近くなってもなかなか眠れない5歳の息子に
添い寝をして、抱きしめておりました。

ほの暗い中、あっち向き、こっち向きしながら、
ふと目が合った時、彼は、突然つぶやきました。

「ねえ。ぱぱあ。ぼく死みたくない。」

一瞬、耳を疑いました。

「ねえ。なんで死んじゃうの。」

じっと見つめられても答えようがありません。

会社であれ、学校であれ、たいていの難問には
即答できると自負していた傲慢な私。

しかし、わが子の前で言葉を失いました。

それでも、何やらわけのわからないことを
口から出まかせに話したのでしょう。

その言葉に魂がこもっていなかったのは
今何を話したか思い出せないことでもわかります。

さらに情けないことに、
この疲れ果てたしょうもない大人は、
真摯な質問への回答も中途半端なままに
いつしか眠りについてしまったのです。

これが「大人になる」ということでしょうか?

もし、子どもよりも先に寝てしまっていたとしたら
本当に申し訳ないことをしました。


思い起こせば、
私も小さい頃は不眠気味でした、

目を閉じるとそのまま目がさめないのではと
思っていた時期がありました。

宇宙の果てと、いのちの終わりの事を考えると
とめどない恐怖が襲いかかってきて、
眠れなくなるのでした。


ひょっとしたら5歳の心にも、
同じ恐怖が、毎夜毎夜、迫っていたのかもしれません。

そんな葛藤があったことにも気づかず、
早く寝なさいとばかり繰り返してきたことを、
夜中に目覚めてから深く反省したのです。

今日のお昼、仏壇で祖父の位牌に手を合わせながら、
昨夜の問いかけに体する答えを探そうとしました。

しかし、どうにも答えが見つかりません。


さきほど、子どもにおそるおそる

「昨夜、寝る時、なんて聞いたかおぼえてる?」

と尋ねてみました。

もちろん、しっかりおぼえていました。

「何て答えたかおぼえてる?」

と重ねて尋ねると....

「忘れた。」


しばらくは、
毎日3分悩むことが続きそうです。


チーム3ミニッツ
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2007年03月07日(水)更新

エコロジーオンラインのエコピープルにご紹介いただいた以上は

エコロジーオンラインのみなさんがご来社ご取材くださった時の
インタビューが「エコピープル」に掲載されました。



坂本 洋子さんがまとめてくださった素晴らしい原稿と
黒須 一彦さんが撮影してくださった素晴らしい写真のおかげで

実際よりも立派なエコピープルに見えてしまうため
ひたすら恐縮しております。

今、あらためて読み返しながらも、

昨日、小布施のセーラ・カミングスさんが
講演で何度も繰り返していた....

「50年後、100年後に残したいこと」

という言葉が、頭に木霊しています。

「何を残したいだろうか」

「何を残せるだろうか」


インタビューでは恥ずかしいほど偉そうに語っておりますが、
10年後「ちゃんと約束を実行したか」が問われることを
誰よりも強く肝に銘じつつ....

できることから始めたいと思います。

たとえばオーガニック和綿のTシャツとか...

エコロジーオンラインのみなさん
今後とも叱咤激励してくださいね。


 ▼エコロジーオンライン
  http://www.eco-online.org/index.shtml


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2007年03月06日(火)更新

ポジメディアのオキタリュウイチさんご来社「自殺ゼロキャンペーン」に共鳴

ポジメディアオキタリュウイチさんがご来社くださいました。

サクシードの斉藤 丈真さんからのご紹介です。



斉藤さんのメールで、オキタさんは、こうご紹介されていました。

「四国で15万人に近い女子高生に旋風を巻き起こしたデザイナー」

ですから、かわいいキャラクターをデザインする方かと思ったのです。

しかし、オキタさんは開口一番、「ソーシャルベンチャーです」
と自己紹介をされたので驚きました!



オキタさんが差し出したのは「ヘブンズ・パスポート」

1998年「キレル17歳」という新聞報道を見て心動いた飛口さんは、
「いいことを100コすると、願いごとがかなう」という
「天国へのパスポート」をつくって1000円で販売しました。

そこには100枚のシールと、シールを貼る台紙があり、
自分がいいことをしたと感じたら、1枚ずつシールを貼っていくのです。

最初は「あやしい宗教だ」とも言われたそうですが、
女子高生の間で、そのパスポートは広まっていきました。

そして1年後、新聞報道に「キレル18歳」という
見出しが踊ることはなかったのです。




「ひとりひとりの心がちょっとだけ変わっていけば、
 それが伝播して社会が少しずつ変わっていく」

そこで、今、オキタさんが始めたのは「自殺ZEROキャンペーン」


▼オキタさんのブログより
─────────────────────────────────

毎年、3万5千人が自殺しているらしいです。

「なんとかならんのか!ということで、ポジメディアでは、
「自殺以外の問題解決の方法論」をアプローチしていくことで
自殺者が激減するのではないかと考えましたの。

(実際海外ではある作戦で、一年で4分の1に減ったという報告もされている)

ここから日本でも自殺者が3分の1とかになったらすごくありません??

で、まずは情報を問題解決型フリーペーパーにしました。
「月刊 生きテク」
ゲリラ的に配布していきます。
(仲間募集)

─────────────────────────────────

 私もフリーペーパーをいただきました。

 その「とくべつふろく」には、こんな一節がありました。

  「あなたの笑顔は、
   あなたのまわりに
   いる1000人を
   幸せにする
   力があります」


 ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻の
 「イマジン」「グレープフルーツ」を敬愛し、

 太田空真さんの
 「人生最高のラブレター」「チーム3ミニッツ」に賛同する

 ポジな私の心が動かないはずがありません。

 オキタさんと、ポジなTシャツを創って、
 何かができそう!変えられそう!

 そんな電撃が走る出会いでありました。

 
 ▼ポジメディア
  http://www.posi-media.net/

 ▼オキタリュウイチさんのブログ
  http://ameblo.jp/posi-media



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2007年03月02日(金)更新

3/3日本の武の美。もののふTシャツ作家トークライブ@久米繊維

 来る3/3の土曜日、久米繊維プレスルームにて、
 私も楽しみにしている素敵なTシャツイベントが開催されます。

 

  10 pieces exhibition by もののふ

  3/3(土)13:00~15:00 レセプション
  「もののふTシャツの歴史と10枚の制作秘話」
 ───────────────────────────
  日本の武の美。

  いわば戦場での自己主張そのものであり、
  戦国武将の美意識や信仰を表現する装いであった
  「変わり兜」に魅せられ・・・

  「戦国武将と変わり兜」の世界を、
  現代の自己主張アイテムといえるTシャツで表現すべく、
  挑戦を続ける“もののふ”主宰 田中秀樹さんが、
  個性的なクリエイターとの共同創作により、
  世に送り出す10枚。

  百花繚乱の多様な表現と、独自の世界観を、
  この機会に、ぜひお楽しみください。

  入場無料:JR総武線/東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅北口
  http://www.mononofu.net/mt/archives/000332.html


─────────────────────────────────
◎要点1「戦国武将と変わり兜」の世界をTシャツで表現する「もののふ」
─────────────────────────────────


 

 最初に「もののふ」というブランドがTシャツに冠せられる
 ていることを知って驚きました。

 もののふという言葉を知らない方のために、
 同サイトから引用しましょう。

 ───────────────────────────────

 【もののふ】について

  もののふの由来は物部氏。

  物部(もののべ)氏はニギハヤヒミコトを祖先とし、
  天皇家よりも前に地上に存在していたと伝えられる氏族。

  元々は兵器の管理を主に行なっていたが、自然と大伴氏とならぶ
  武器を扱う氏族へと成長していった。

  さぶらう侍(サムライ)ではありません。
  己の意志で生きていくのです。

  もののふとは、己の才覚・腕だけを信じて
  生きて行く武装貴族。

  相手が主君であろうと、
  いざとなれば一戦も辞さないのが、
  真の武士(もののふ)なのです。

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 私も「もののふTシャツ」に魅せられた一人で、
 ワールドカップのブラジル戦は、「サムライブルー」ではなく
 「もののふレッド」を着て応援したのです。

 ▼AllAbout もののふレッド「風林火山」で日本代表応援
  http://allabout.co.jp/mensstyle/tshirt/closeup/CU20060620A/


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◎要点2 武の世界に魅せられ会社員をやめ活躍する主宰者 田中秀樹さん
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 主宰者である田中秀樹さんも、見た目は温和な方ですが、
 志は、そして生き方は「もののふ」そのものです。

 mixiそして、web、ブログという現代的武器を手に
 自らの才覚を信じて、会社員をやめ独立したのです。

 
 真田幸村【焔】六文銭シルバー

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 “もののふ”主宰 田中秀樹さん プロフィール
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 1971年生まれ。

 幼少の頃より歴史に興味をもつ。

 会社員時代に、安土桃山時代の総合芸術である
 「変わり兜・甲冑」に出会い、その時代背景と共に、
 多種多様な造形の美しさに衝撃を受ける。

 2004年12月、戦国武将の精神性、変わり兜の美しさを、
 独自の現代的解釈で世に広めるべく、“もののふ”を設立し、
 mixiを媒体に生まれた初のブランドとして活動を開始。

 2006年6月、会社員との二足の草鞋を脱ぎ捨て独立。

 【日本の武の美を世界へ発信】
 【戦国による地域の活性化】
 【クリエイターとの共同創作】を発展させるべく
 戦国に関わる者の『天下「布」武プロジェクト』を始動。

 現在、伝説の時代劇画家・平田弘史氏とのTシャツコラボ、
 華麗なる絵巻作家・正子公也氏初の戦国グッズ共同創作、
 津軽塗りや印伝などの伝統工芸とのコラボレーション等を、
 進めている。
 ─────────────────────────────── 


─────────────────────────────────
◎要点3 主宰者と作家が語る「もののふTシャツの歴史と10枚の制作秘話」
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 Tシャツは人なり。

 これが私の信念です。

 
 武田信玄 火焔の面

 かねてより、10 pieces exhibitionで出展される新進作家ご本人に
 熱く語っていただく場があればと考えておりました。

 それが、ようやく今回実現するので、
 今から胸が高なっております。

 うれしいことに「もののふTシャツの歴史と10枚の制作秘話」
 につていお話いただけることになりました。

 私も、ぜひ同席させていただき、
 田中さんやクリエイターのみなさまと
 熱いトークライブができればと考えております。

 昨日も、田中さんや、もののふレッドをデザインされた
 藤原洋一さんと楽しくお話をする機会がありました。

 藤原さんも運命的な出会いで、もののふTシャツを
 デザインしていくことになるのですが....
 その神秘的なお話はまた明日。

 いずれ動画などでもアップするかもしれません。

 「国家の品格」ならぬ「Tシャツの品格」も
 感じていただければ幸いです。


 ▼もののふ
  http://www.mononofu.net/


 *ちなみに田中さんのメールアドレスは...
  sinzenbi=真善美なのです!!


久米 信行


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 田中さんのメール

久米さま

お世話になっております、もののふの田中です。

3/3のレセプションですが

「もののふTシャツの歴史と10枚の制作秘話」と
題しまして、お話させて頂きたいと思います。


会社員時代にmixiでもののふのロゴコンペを行い
そのコンペで縁を頂いたクリエイターさんとの話や
その後のmixiを使っての活動など、またクリエイターさんからも
10枚に対する一言を頂きましてご紹介させて頂く予定です。

PCで画像を映し出しながら、いろいろとお話させて頂き
宜しければ久米社長からツッコミを頂ければと思っております。


――――■イベントのお知らせ■――――――――――――
2/16~3/9まで、久米繊維プレスルームにて

10 pieces exhibition by もののふ
http://www.mononofu.net/mt/archives/000332.html
が行われます。
※3/3(土)にレセプションを行う予定です。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
―――――――――――――――――――――――――――

もののふ――――――――――――――――■□■
日本の武の美、
戦国武将と変わり兜のデザインブランド【もののふ】
http://www.mononofu.net/
田中秀樹
mononofu@sinzenbi.com
◆メールマガジン『もののふ公記』登録開始!!
http://www.mononofu.net/mailmaga.html
◆もののふブログ
http://www.mononofu.net/mt/index.html
◆変わり兜と甲冑の楽天日記
http://plaza.rakuten.co.jp/sinzenbi/
■□■――――――――――――――――もののふ

◎久米 信行「縁尋奇妙」メルマガ
email

会社概要

1935年創業の老舗国産Tシャツメーカー。 半世紀以上にわたり、国産Tシャツ専門メーカーとしての誇りを持ち、裁断、縫製、検品、仕上げ、そしてプリントまで一貫して日本国内のグループ会社で生産する稀有なTシャツ・ギルドとして現在に至る。...

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個人プロフィール

1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。94...

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