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2007年07月30日(月)更新
スカイライン50周年記念誌にケンメリTシャツの逸話
今年でデビュー50周年を迎える名車スカイライン。
この記念すべきアニバーサリーイヤーを記念して
「PASSION of SKYLINE」という特別な小冊子が作られました。
副題は「比類なき走りへ、スカイラインと駆けぬけた男たち。」
文字通り、これまで半世紀にわたって、
現行モデルまでの12代を数えるスカイラインの歴史が、
貴重な写真や開発者の証言の数々と共に、
静かに、そして、熱く語られています。

スカイラインを愛する開発者とドライバーなら
おそらく涙なしには読むことのできない
この小冊子の1ページに、小さなコラムが掲載されています。
それは、私の父が情熱をかけてお手伝いした
名作ケンとメリーのTシャツのエピソードです。
「日本中を夢中にさせた32万枚のTシャツ」
先日、父と一緒に取材を受けた時に、
私も知らなかった熱い逸話を聞かされ感動したのです。
そこには、こんな一節が紹介されています。
▼PASSION of SKYLINE p.7より引用
─────────────────────────────
「日本中を夢中にさせた32万枚のTシャツ」

(前略)
Tシャツの製作を引き受けた久米繊維工業の久米 信市は、
試作の連続にさすがに困惑した。
「何回、突き返されても成功させるぞ」
自身も日産車を乗り継ぐ日産ファンだった久米は、
この仕事だけは他に譲れないと決意し、
シャツ職人としての技術の全てを注いだ。
厚手のスムース生地に紺を何度も染めぬいて
当たる光の加減によって黒に見えたり、
濃紺に見えたりするこだわりの染色をした。
左胸に入る「KEN&MARY」の文字は、
起毛加工のフロッキープリントを
1枚1枚、手仕事で施した。
(後略)
─────────────────────────────
その前後にも驚くべき、プリンス内での逸話が
披露されていて、何度も読み返しました。
そして、この記事を読んでの私自身の、
そして弊社社員の多くの感想は...
「ケンメリTシャツが欲しい...」でした。

たしかに、この10年を振り返っても、
ケンメリTシャツに類する生地やプリントのこだわりで
作られた作品は見当たらないのです。
いつかまた復刻されるような日が着たら、
個人的にも、コレクション用に1枚、
ふだん愛用するように1枚ないしは2枚
買い求めようと、心に誓ったのでした。

50周年記念誌「PASSION of SKYLINE」は、
日産本社ギャラリーで
8月17日まで展示されている
初代から12代までのスカイラインを堪能しながら
手に入れるのがお勧めでしょう。
スカイラインブログに書かれていた
過去から現在までのスカイラインのCM曲を集めた
「SKYLINE 50th ANNIVERSARY CD」も
欲しくなってしまいました。
▼スカイライン50年の軌跡
http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/HISTORY/
▼スカイライン公式サイト
http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/
▼スカイライン350GT試乗記1:ケンメリTシャツに囲まれて私は育った
http://kume.keikai.topblog.jp/blog/120/10004191.html
久米 信行
久米繊維三代目/Art.T-galaxy.com主宰
オールアバウトTシャツガイド/明治大学商学部講師








