大きくする 標準 小さくする
前ページ

2007年06月29日(金)更新

日経ITpro寄稿◎アップルStartMac体験モニター50名のブログ発信効果

startmac

 日経ITproWatcherの連載コラムに
 私がただいま体験中のアップルジャパン体験モニターの
 試みについて書きました。



 いざ、自分が体験モニター=ブロガーになってみると、
 企業、ブロガー、ユーザー、三者の視点で眺めることができて
 大変勉強になります。

 そして、結論は.....
 こうした試みがどんどん広がることでしょう。

 久米 信行

▽日経ITproWatcherより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
070629 アップルStartMac体験モニター50名のブログ発信効果@日経ITpro
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 アップルジャパンは「いつもはWindowsを使っているブロガー50名」
 にMacを活用してもらう「Start Mac体験モニター」キャンペーンを
 進めています。

 体験モニターといっても,商品開発のためのモニターではありません。

 各ジャンルで影響力のある人気ブロガーに
 「Macのファンになってもらう」ための試みです。

 Mac活用体験を通じて,それぞれのブログで,それぞれの読者に,
 それぞれの言葉で,「Macの魅力」を伝えてもらうのが主眼です。

 私もAppleのメールマガジンでStart Mac体験モニターを知り,
 何気なく申し込んでいました。

 今回,1万4000名を超える応募者の中から思いがけずモニターに選ばれて,
 ただいま実体験をしている最中です。

 このモニターキャンペーンには,専用ブログStart Mac Squareを有効活用
 しながら「Macが好きになる工夫」が随所に盛り込まれていたのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎要点1 Windowsユーザーのブロガー50名にMacを無償貸与
◎要点2 モニターは4カ月に10回以上のブログ記事を書く
◎要点3 モニターをナビゲートする専用ブログStart Mac Square
◎要点4 二重投稿無しで体験モニターのブログ記事を集約
◎要点5 アップルストアに行くとMacが好きになってしまう
◎要点6 モニターがアップル本社に集まるオフ会も実施
◎要点7 ブロガー向け商品モニターの企画はあたりまえのPR手法に
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ▼続きは、日経ITproでどうぞ
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070625/275732/

 ▼Start Mac Square
  http://www.technorati.jp/startmac/


テクノラティ タグ :


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月27日(水)更新

ICT利活用による地域活性化シンポジウムで学んだこと2

6月22日に、情報通信月間特別企画シンポジウム
ICT利活用による地域活性化」のパネリストを
つとめながらも学ばせていただいたことの続きです。

 


日本ベンチャー学会事務局長  田村 真理子 氏

 

 内子フレッシュパークからりの成功要因は町を挙げての参加型経営
 地元の魅力に気づく。地域一丸となる。
 キーマンの存在。楽しそう。
 こだわり。本物。裏切らない。
 良い倒産、幕引きを経験をした企業家は、二回目以降成功しやすい。


平安女学院大学 国際観光学部 教授 前 京都市理事 観光政策監 清水 宏一 氏

 

 新しいブランドの構築。認知度・浸透度・人気度を高める。
 大事なのは「悉皆(しっかい)コーディネーター・プロデューサー
 生活の目標が変わる。HAVEing→DOing→BEing
 こだわりの生き方。しつらい、みやび、わびさび、格式
 観光7つのK。国際、環境、健康、寛容、交通、景観、教育


maab取締役/元国際オリンピック委員会出向 麻生 菜穂美氏

 

 ソニー、ハナエモリインターナショナルなど国際企業で活躍
 1990年代、私の青春はオリンピック一色。
 その後もコンサルタントとして活躍するが体を壊して宮城県白石市を拠点
 日本舞踊の指導にあたる他、市の教育委員会など要職を兼任。
 地方には伝統文化とICTがわかり発信できる人が不足している。


ぐるなび取締役会長 滝 久雄 氏

 

 毎月1200万人のネットユーザーに利用される日本最大級の食のポータルサイト
 飲食店情報の発信代行→加盟店管理画面→双方向CGM
 ぐるなび こちら秘書室は、上場企業の秘書中心のコミュニティ
 地域活性化のためのCGM構築のため、国や行政のインフラ支援が必要
 オーベルジュ、観光・出張お助けナビなど、ぐるなびは進化し続ける


JR東海 相談役(前会長) 須田 寛 氏

 

 観光客の観光意思をもつ働きかけで、観光対象は観光資源になる。
 観光は情報で成り立つ。観光(地)情報と予約(機能)情報。
 ユビキタス時代。団体→少人数グループ。見物→体験・学習観光。
 バリアフリー・ユニバーサル社会。高齢者や外国人等にも優しい。
 ものを知らせるだけでは駄目。観光するこころを忘れずに。


各界の達人のオーラに圧倒されながら感じたのは....
 
 「観光するこころ」を知り尽くした人が「ICT」を利活用すれば
  百観光地あやうからず。

....ということでした!!

貴重な教えをありがとうございました!!


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月26日(火)更新

ICT利活用による地域活性化シンポジウムで学んだこと1

6月22日に、情報通信月間特別企画シンポジウム
ICT利活用による地域活性化」のパネリストをつとめました。

 

そのパネリストの顔ぶれ、主催者協賛者リストからしても、
私ごときが出る幕ではないのですが....

情報通信ネットワーク産業協会 技術政策部長
日本ベンチャー学会イノベーション研究部会代表世話人 兼 幹事で
尊敬するネットワーカー中原 新太郎さん
声をかけてくださったのです。

例によって、私の方が勉強をさせていただきました。
みなさんへのお礼を兼ねてメモから抜粋します。

総務省 政策統括官(情報通信担当)寺崎 明 氏

 

 今や日本が一番ブロードバンド化があまねく進んでいる!!
 新設したICT利活用による地域活性化の予算にも予想を超える応募


澤の屋旅館主人/観光カリスマ 澤 功 氏

 
 経営危機打破のため、YES.NO.OKレベルの英語で外国人向け宿に転換
 今や、85%が海外のお客様。予約は電話が4割、メールが4割。
 特段和風の宿でもないが、家族経営と町の雰囲気に惹かれて常連多数。
 お客様が求めているのは、下町の生活と人情に触れること
 町の人たちが海外の人を特別扱いせずに親しく接してくれた


岩手県前知事 増田 寛也 氏

 
 
 行政発の情報がつまらないのは、みんな平等に紹介するから、
 本当なら美味しいお店、良い商品を作るメーカーを推奨すべき。
 観光産業がビジネスとして成り立つためには4つの視点が大切
 1)差別化 2)逆転の発想 3)高付加価値 4)外的な要因
 これからは農業も重要。農業体験や顔が見える農業。


CANVAS副理事長 石戸 奈々子 氏

 

 こどもの想像力・表現力を育むNPO法人を創設。
 地域の子供たちが地域の情報を作って発信
 例えば静岡をPRするクレイアニメが受賞
 世界の子供たちとコミュニケーションしながら物語作り
 今では応援してくれる美術館や企業も多い

 
 <<<続きは次回>>>


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月22日(金)更新

日経ベンチャー経営者倶楽部にApple Storeパーソナルトレーニングの話

startmac 毎月2回、日経ベンチャー経営者倶楽部に
連載コラムを寄稿しています。




そのコラムの名前は「経営者のためのIT道場」




最新のコラムに、私が感激したApple Storeの
パーソナルトレーニング one to oneについて書きました。



経営者ならずとも、興味を惹く内容だと思いますので、
ぜひご笑覧くださいませ。



▼日経ベンチャー経営者倶楽部コラムより
===============================================
9,800円(年額)でITをマンツーマンで習うという贅沢
===============================================
 経営者たるもの、いまさら人には聞けない「素朴な疑問」も多い
ことでしょう。ITに関するあれやこれも、まさにその代表格かも
しれません。若い部下に聞いて、こんなことも知らないのかという
顔をされるのもシャクに触ります。かといって、教則本やパソコン
雑誌を読むのもつらいものがありますし、いまさら集団セミナーに
参加して劣等生扱いも恥ずかしい。

 私もIT関連の連載や講演などを通じてIT達人だと勘違い(?)
されているのですが、実のところ、聞きたい「素朴な疑問」が、い
つも山ほどあるのです。ですから、ささやかなプライドを傷つけら
れずに、VIP扱いの上々気分で、思い切り疑問を解消できる方法
があったらいいなあと、常々思っていたのです。


 ▼続きは日経ベンチャー経営者倶楽部でどうぞ
 http://nvc.nikkeibp.co.jp/free/COLUMN/20070620/108127/



テクノラティ タグ :


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月20日(水)更新

【明大生との毎週一問百答】学生時代に考えていた仕事のビジョン

<質問>

私は現在3年生で就活中なのですが、
働きたい仕事のビジョンがまったく見えません。
そこで、質問です。経営者のみなさまは、大学3年生の頃、
働くことについてどんなビジョンをお持ちでしたでしょうか。

(明治大学商学部3年 市野淳也さん)




【回答】

私は、中小企業経営者の長男として、幼い頃から、
後継者になる覚悟をしておりました。

ですから、幸か不幸か、
大学3年生の時に、働きたい仕事について
悩む経験はありませんでした。

しかし....まさに、その時に
人生を一変させる劇的なできごとが起きたのです。

大げさに言えば、大学3年になってやっと
「学ぶ楽しさ」「自分の頭で考える喜び」を知りました。

生涯の師と出会ったことで、
初めて頭と心を使いはじめたのです。

私は、高校受験で大学の付属校に入ったために、
要領よく先輩から試験のコピーをもらって
そこそこの点数をとってクリアする
「当世学生気質」が染み付いていました。

ところが、大学2年の時に間違ったコピーが出回ったため
その小手先のテクニックが裏目に出ました。

必修科目を落として、わずか1単位のために
留年してしまったのです。

いわば天罰が下って、
しかるべき挫折を味わったわけです。

しかし、今考えれば、これこそ「天の恵み」でした。

高校の時からの友人は、みな別の校舎に移り、
時間を持て余した私は、他学部の講義に出たり
図書館にこもっと本を読んだりしはじめました。

そして、生涯の恩師である平野 絢子先生に
出会ったのです。

平野先生は、二言目には
「今ほど大学で学ぶのに素晴らしい時はない」と語り
「活性化なさい」と繰り返しました。

かねてより地球環境問題などに怯えていたこともあって
半ば頭でっかちのペシミストになっていた私にとって、
先生の超人的ポジティブシンキングは刺激的でした。

また先生の生き様自体もイカしていました。

先生に私が出会ったのは、
時まさに中国で経済改革が始まった時で、
時に孤立していた先生の主張こそが正しいことが
少しずつ明らかになっていった時でした。

その後の中国経済の成長は
今やだれも疑うことはないでしょう。

自分の軸をぶらさず、主張を曲げずに
文化大革命の時の逆境を乗り切って
夢が形になっていくのを見届けていく。

仕事の中身はどうあれ、平野先生のように
独立自尊の精神でライフワークを完成させていくような
唯一無ニの生き方をしたい。

みなさんと同じ時代に
強く心に誓ったのでした。

還暦を過ぎてなお青春を感じさせる
心の若さに大いに影響を受けたのでしょう。

それからは、先生のゼミに入って、
良い意味で厳しく鍛えられました。

「あなたの言いたいことを一言で言うと」
「なぜ?」

この2つのフレーズで
私はいつも撃沈したのです。

つまり、暗記やコピーペーストで済ませていた
私の安易な頭脳を、動いているようで動いていなかった。

そのロボットのような頭脳を
先生は人間らしく再生してくれたのです。

もうお気づきでしょう。

今の私があるのも
平野先生のおかげです。

平野先生の大恩をお返しすべく
みなさんにも同じ言葉を
ブログ起業論で繰り返しているのです。

なぜなら自分だけの答えを
自分で見つけて欲しいからです。

その答えは誰も教えてはくれません。

結果、平凡なものになったとしても
自分の内なる声に従ったものであれば素晴らしい。
生涯続けられれば素晴らしい。

なにより、これからの人生が
みなさんが考えているよりも
はるかに楽しく有意義であることを
ブログ起業体験で直観して欲しいのです。


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp http://t-galaxy.com
─────────────────────────────
久米繊維PRESS ROOMブログ
─────────────────────────────
経営者会報ブログTOP http://gate.keikai.topblog.jp/
経営者会報編集部ブログ http://editors.keikai.topblog.jp/
«前へ
<<  2007年6月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30