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2006年12月07日(木)更新

横山工芸 横山国男社長を福井に訪ねて新しい連携のご相談

わが心の故郷のひとつ福井に日帰り出張をする好機があったので、
以前から1度お訪ねしたかった横山工藝の横山国男社長を訪ねました。



弊社の社号や、拙著の表紙に尊敬する吉川壽一先生の書を奢れますのも
すべて横山国男社長との不思議なご縁とありがたいご恩の賜物なのです。

以前、いただいた越前アート作品「吉川先生筆 円相Tシャツ」を着て、
福井市内の景観も名前も美しい桃園町を訪ねました。



横山社長のブログを拝読しても、その職人魂は伝わって参りますが

実際に制作現場と工場を見せていただいて、
さらに尊敬の念を深めました。



もともと繊維産地である福井の地の利を生かして
日本伝統の柄を大判生地に捺染されるお仕事を
続けられていたのですが....

見せていただいた製版工程のほとんどは、
デスクトップでフルデジタイズされていたのです。

そして、今や、最短1日という超短納期を武器に
福井における衿ネーム・洗濯ネームなどの小型製版の
大半を受注されるまでになりました。



さらに、よさこいチームのニーズに応えた専門WEBショップ
よさこい屋」をいちはやく立ち上げられて、
旗やユニフォームなどの製造販売で躍進されています。

そして、この度、家族の反対を押し切って?!
オンデマンドの印刷機を導入されたということです。



とは言いながらも....

ケーキもパン作りもプロ並みの奥様
デジタル技術にもデザインにも長けた娘さん
今や大活躍の娘婿さんと
いつも仲良しでうらやましい限り。

今回は、横山工藝のみなさんと、新しいパートナーシップが
いろいろ考えられるのではというご相談でしたが、

ご家族とスタッフのみなさんのお人柄と仕事ぶりを拝見して、
ますます確信を深めたのです。

「日本でこそつくりえるもの」を

ご一緒に創造できるのではないかと....


横山工藝のみなさま、先日はお世話になりました。

これからも大変お世話になると思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。


 ▼横山工藝 echi-zen-art
  http://www.echi-zen-art.co.jp/

 ▼よさこい屋
  http://www.yosakoiya.jp/

 ▼横山工藝 横山国男社長のブログ
  http://yokoyama.keikai.topblog.jp/


久米 信行縁尋奇妙
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2006年04月10日(月)更新

久米繊維千葉工場の経営会議で心震えた現場の心意気

先週の土曜日、私たちの製造会社、
久米繊維千葉工場の経営会議に参加しました。

先代より、私たち久米繊維グループでは、企画・営業は父が、
生産は叔父が担当して別会社として経営してまいりました。
それぞれ代替わりをした今も、その体制は変わりません。

しかし第二創業期を迎えて、生産の現場も営業の現場も
同じ夢・理念・方針の下で心をひとつにしなければ、
お客様が感動するTシャツを作れるはずもありません。

そこで、昨年の暮れより、本社の経営会議・営業会議に、
Tシャツの裁断・縫製・仕上を行う久米繊維千葉工場と、
Tシャツのプリントを行うサンワプリント八潮工場の
経営トップにもご参加いただいています。

そして、今年から二つの工場の経営会議にも
私が参加させていただくことになりました。

それぞれ月に1回ずつのことではあっても、
同じ理念・方針を唱和し、同じ運営方法/TO DO LISTで
少しずつ前進していく効果を、早くも感じております。



先日の主要テーマは....

自らの長短所を見直し、お客様に確実に伝えるために
「私たちのTシャツ作りにおける10の特別なこだわり」
というテキストを作成することでした。

その発表と議論とを伺いながら、私は、いつしか
言葉にならない熱い感動に包まれていることに気づきました。

そこには、たかが1枚のTシャツに何もそこまでやらなくなくても....
と思えるような特別な手仕事と職人魂とが満ち満ちていたからです。

例えば.....

特別な生地色に縫い糸を合わせるために、わざわざ日本中の
名だたる糸業者のカタログから2400種もの糸を集めて縫っているとか....

万一、ミシンの針先が折れて、Tシャツに混入しても、何工程先にも
置かれた検針機が感知して、その針先が見つかるまで探すとか....

そんな「自分の仕事」について話す時に感じた、
幹部のみなさんの目の輝きと誇らしさとに胸を打たれたのです。



もし、私が、ただ高生産性・、低コストとソコソコの品質を望む
経営者だったら、そんな無駄な仕事はやめろと怒鳴るかもしれません。
あるいは、そんな手間がかかるならば中国で作れと命令して終わりに
するかもしれません。

しかし、現実には、そんな「日本の手仕事」に感動してくださり、
ご指名でお買い求めいただけるお客様がいらっしゃるのです。

そして、それを誇りに裁断をする職人、ミシンを踏む職人、
Tシャツを畳む職人が、ここにいらっしゃるのです。

私たちの特別なTシャツを愛用してくださるお客様にとっても...

私たちにしかできない文化品質・環境品質を追求していく
わが第二創業プロジェクトにとっても...

いまや、国内には、数えるほどしか残っていない
Tシャツに特化した生産工場こそ「宝」なのだと再認識いたしました。

そして、経営者たる私の天命は、この「ものづくりの心意気と手仕事」を
後世にも残すために、「言葉」と「かたち」にして伝えることだと
あらためて実感したのです。


久米 信行
久米繊維謹製 (社長ブログ/メルマガ)
T-GALAXY.com / Jentle.co.jp/

2006年02月23日(木)更新

2/23徳島の藍師外山良治さんがTV出演~藍の里浅井さんより

私たちの国産高級Tシャツ(藍染用に綿糸で縫った特注品)を使って
素敵な藍染Tシャツを作ってくださっている

京都の藍染・ロウケツ染め衣料・雑貨 藍の里理」の浅井 直幸さんから

弊社の村上店長に、素敵なご連絡メールが届きました。

 

浅井さんは、以前、AllAboutの記事でもご紹介いたしました通り、
京都で23年にわたり伝統的な藍染の技を極めんとされています。

阿波の無形文化財藍師と、京都の二代目藍染職人の仕事
国産すくも天然灰汁本藍染シャツが欲しい!

http://form.allabout.co.jp/M/tshirt/040512/mr02906/


その浅井さんが惚れこむ 徳島の藍師、外山良治さんが
2/23に、TV出演するそうです。

外山さんのお人柄と職人の仕事にご関心のある方は
ぜひともご高覧くださいませ!


--------------------- Original Message -----------------------
Subject: 京都の藍の里です。
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久米繊維工業 村上さま

こんにちは。京都の浅井です。
いつもお世話になります。

徳島の藍師さんであります外山良治さんが
今度TVに生出演しますので
会社の方たちもぜひご覧下さい。

2/23の12:20よりチャンネルはNHKにての
生放送です。近くの小学生たちが絞り染めの
体験に来て下さったときの様子も
映るそうです。

興味を持ってられる方に是非お伝え
いただけたらと思います。

それではよろしくお願いいたします。

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京都の藍染・ロウケツ染め衣料・雑貨  藍の里
Mail : atelier@ai-nosato.com
Home Page : http://ai-nosato.com
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久米 信行
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