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2009年11月21日(土)更新

オリエント眼鏡の美しいメガネ3作~梅田将臣さんと最愛の逸品探し

福井をまた訪ねる機会があったら是非に...
と思っていたことがありました。

それはメガネの聖地 鯖江で、現地の名門メーカー
オリエント眼鏡を訪ね、最愛の逸品と出会うことです。



その夢が叶って、同社の後継者、梅田 将臣さん直々に
メガネを選んでいただきました。何と贅沢なことでしょう!!

思いがけず、社内のスペシャリストのみなさんの力も借りて
その場で検眼、レンズ作成からフレーム調整までしていただいたのです。



e製造業の会のネット経営者仲間、西村金属西村昭宏さん
先日、会社に遊びに来てくれた時にしていたメガネが
何日たっても私には忘れられませんでした。

何しろ聖地鯖江で、チタン加工とメガネ部品のプロたる
経営者が愛用するメガネなのです。

その後、メールのやりとりで、
西村さんの愛用品がオリエント眼鏡の
製品であることがわかりました。

白山眼鏡店や増永眼鏡などmade in Japanの
美しい眼鏡に魅せられ続けてきた私は、
福井に行く時があれば、
ぜひ訪ねたいと思っていたのです。

梅田さんと応接間で相対して、
次々と魔法のように現われるフレームの数々に
魅了されながら、一緒に選んでいただいたのは...


■1 syun Kiwami KM-0901 Color No.953



 西村さんも私に似合うはずとメールをしてくれたこの眼鏡。
 第一印象で打ちのめされました。

 一見奇抜なデザインに見えるかもしれませんが、
 実に機能的にできています。

 軽いチタンフレームの上に
 プラスティックがフローティングしている
 独特なハイブリッド構造で、

 プラスティックならではの遊び心のあるデザインと、
 チタンならではの軽さと圧迫感のなさが
 共存しているわけです。

 そこで、この眼鏡はふだん使い!!


■1 syun Kiwami KM-0701 Color No.407



 遠近両用で頭がクラクラしてしまう私は、
 潔く老眼鏡を作ることにいたしました。

 その時、梅田さんが選んでくれたフレームは
 この3D造形のチタンのテキスチャーが美しいのです。

 そして、裏地にこだわる粋な職人の心意気
 目尻のフレームの裏側に、さりげなく市松模様の
 プラスティックケースがあしらわれているのです。
 
 チタンの冷たい感じも緩和される
 機能性も兼ね備えていて...

 まさに、地味なようで派手。
 わかる人だけわかる遊び心満載です。


■3 BE ALL EYES BAE09101 Color No.1



 syun0901はインパクト抜群でお気に入りなのですが、

 やはり、わたくしとて、フォーマルな場所にも
 出かけなきゃいけないお年頃、そして役どころ。
 (とはいえ、どこでもTシャツですが)

 そこで、選んでいただいたのが、
 BE ALL EYES~一心に見る。目を皿のようにする。
 と命名されたシリーズの逸品です。

 かつて日本オーガニックコットン協会の
 Tシャツもデザインしていただいたこともある
 グラフィックデザイナー佐藤卓さんのデザイン。

 シンプルなフレームは見るほどにほれぼれする
 考え抜かれたフォルムなのです。




やはり、眼鏡も実際に見てみなければ、
かけてみなければ、その良さはわかりません。

そして、作り手の熱い想いを聴けば聴くほど
250もの工程を受け持つ職人の話を聴けば聴くほど
愛着が湧いてくるのです。

輸入品安物眼鏡チェーンが跋扈する昨今ですが、
東京表参道にある福井県鯖江市、福井市産眼鏡のショールーム
GLASS GALLERY 291でオリエント眼鏡の粋に触れてみてください。



毎日、身につける「ケ」の常用品こそ
「ハレ」の心で楽しめる特別な物を楽しむ

それも誰もがわかるブランドや
雑誌で騒がれたアイコンで予定調和するのではなく、

自分が敬愛する人が作った物を選んで
時に産地にも想いを馳せる。

毎日、眼鏡ケースを開くたびに
そんな心豊かな贅沢を楽しめる幸せを
噛み締めています。

梅田さん、西村さん
どうもありがとうございました。


 ▼オリエント眼鏡
  http://www.orient-opt.jp/

 ▼GLASS GALLERY 291/オリエント眼鏡
  http://gg291.com/product/index.html#id04
  
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