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オーガニックコットンなど厳選素材で謹製した最高級国産Tシャツに世界で1枚のプリントを!老舗メーカー三代目の第二創業記
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2008年03月23日(日)更新
地球環境イニシアティブのシンポジウム1 岡田武史監督と小田全宏代表の言葉
本日、日比谷公会堂で、地球環境イニシアティブ(GEIN)のシンポジウム
「日本初!地球を救うエネルギーアクションを」が開催されました。
2週間ほど前、地球環境イニシアティブの代表で、
20年来、兄のように慕う小田全宏さんから突然電話があって、
この意義深いイベントを教えていただきました。
見れば、私たちのグリーン電力の師、環境エネルギー政策研究所の
飯田哲也所長がパネルディスカッションの司会を勤められるようです。
今から十数年前、小田さんが大成功させた「地球.人間ルネッサンス会議」
の趣意書案を書いて森 政弘先生を訪ねたことなどを懐かしく思いだしました。
だからこそ、心からのエールを送る気持ちで、日経ITPROの連載コラムに
地球環境イニシアティブの国民運動をブログで広める私案を書きました。
今日のシンポジウムには、
弊社のグリーン電力とオーガニックコットンTシャツ普及担当で
温暖化防止おひさまファンド出資者でもある
竹内 裕部長と一緒に参加させていただいたのです。
まず驚いたのは、春爛漫の日曜日の昼下がりにも関わらず、
そして、地球環境問題の中でも難しいテーマだったにも関わらず
会場には老若男女さまざまな聴衆が集まり大盛況だったことです。
■1 岡田武史監督のビデオメッセージ
シンポジウムは、GEIN設立発起人代表で、現在バーレーン遠征中の
サッカー全日本監督 岡田武史さんのビデオメッセージから始まりました。
岡田さんは、学生時代に
ローマクラブ「成長の限界レポート」を読んで以来、
地球環境問題を30年にわたってライフワークにされてきたそうです。
(私も成長の限界レポートで人生観が変わった人間のひとりなので、
この一言で、岡田監督に大いに親近感をおぼえました)
ここ数年で、世界と日本の人々の意識が変わってきたので、
今こそチャンスと強調されていました!
そして、今日は単なるキックオフ。
今日を契機に再生可能エネルギーが広まるように
....と熱いメッセージを送ってくださいました。
■2 小田全宏さんの政策提言
小田さんが発表した地球環境イニシアティブ「7つの政策提言」は
=============================
1.再生可能エネルギーの推進を
国家の環境エネルギー政策の柱に明確に位置づける
2.2050年のエネルギー消費の50%を
再生可能エネルギーでまかなうことを国家目標とする
3.ガソリン税(揮発油税、地方道路税)などを
再生可能エネルギー普及など地球環境税へ転換する
4.再生可能エネルギーの環境価値を正当に認め、
市民参加型の普及システムを構築する
5.公共施設の新築時には、
再生可能エネルギー導入を義務化する
6.再生可能エネルギー特区の実現をはじめ、
エネルギー自立型コミュニティを創る
7.世界と共同して再生可能エネルギーを
普及させる国際プログラムを創る
=============================
今朝も、たまたまつけたテレビ番組にで4政党の幹事長が揃い、
暫定税率うんぬんという議論をしていましたが、
残念ながら、2100年の日本と未来の子供たちを思いやる
この提言のごとき「国家百年の計」は、まったく見られませんでした。
さらに残念なことに、太陽光発電三冠王だった日本は、
この数年でドイツに追い越され、大差をつけられていますが、
これは、再生可能エネルギーの普及を国策にしているか
それを経済界も市民も納得しているか否かの問題なのです。
環境先進国ドイツのビジョンは2100年に、
再生可能エネルギーで全体の90%を賄うこと。
そのために、ドイツでは電気代に幅広く5%上乗せをして
太陽光発電した電力を3倍の固定料金で買い取る制度を導入しています。
さらに、太陽光発電の普及にあわせ、
その5%の上乗せ分は薄くしていくそうです。
ですから、政府に財源が必要なわけでも
電力会社が負担を強いられるわけでもありません。
国民が、再生可能エネルギーの普及のために
当初5%上乗せを納得すると同時に
太陽光発電にすると、個人も法人も
儲かることを体感し、クチコミして広げればいいのです。
その政策と啓発活動のおかげで、
ドイツでは爆発的に太陽光発電が普及したのですが、
日本では、初期投資200万円前後もかかる
太陽光発電は10年でコスト回収できないありさま....
こうして、回収する前に壊れたり、性能劣化するのでは、
誰もやる気がしないでしょう。
この現実は、何ともさみしい限りです。
>>>次回に続く(小田全宏さんの新著「地球を守るために」)
▼地球環境イニシアティブ(GEIN)
http://www.re50.jp/
久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com
「日本初!地球を救うエネルギーアクションを」が開催されました。
2週間ほど前、地球環境イニシアティブの代表で、
20年来、兄のように慕う小田全宏さんから突然電話があって、
この意義深いイベントを教えていただきました。
見れば、私たちのグリーン電力の師、環境エネルギー政策研究所の
飯田哲也所長がパネルディスカッションの司会を勤められるようです。
今から十数年前、小田さんが大成功させた「地球.人間ルネッサンス会議」
の趣意書案を書いて森 政弘先生を訪ねたことなどを懐かしく思いだしました。
だからこそ、心からのエールを送る気持ちで、日経ITPROの連載コラムに
地球環境イニシアティブの国民運動をブログで広める私案を書きました。
今日のシンポジウムには、
弊社のグリーン電力とオーガニックコットンTシャツ普及担当で
温暖化防止おひさまファンド出資者でもある
竹内 裕部長と一緒に参加させていただいたのです。
まず驚いたのは、春爛漫の日曜日の昼下がりにも関わらず、
そして、地球環境問題の中でも難しいテーマだったにも関わらず
会場には老若男女さまざまな聴衆が集まり大盛況だったことです。
■1 岡田武史監督のビデオメッセージ
シンポジウムは、GEIN設立発起人代表で、現在バーレーン遠征中の
サッカー全日本監督 岡田武史さんのビデオメッセージから始まりました。
岡田さんは、学生時代に
ローマクラブ「成長の限界レポート」を読んで以来、
地球環境問題を30年にわたってライフワークにされてきたそうです。
(私も成長の限界レポートで人生観が変わった人間のひとりなので、
この一言で、岡田監督に大いに親近感をおぼえました)
ここ数年で、世界と日本の人々の意識が変わってきたので、
今こそチャンスと強調されていました!
そして、今日は単なるキックオフ。
今日を契機に再生可能エネルギーが広まるように
....と熱いメッセージを送ってくださいました。
■2 小田全宏さんの政策提言
小田さんが発表した地球環境イニシアティブ「7つの政策提言」は
=============================
1.再生可能エネルギーの推進を
国家の環境エネルギー政策の柱に明確に位置づける
2.2050年のエネルギー消費の50%を
再生可能エネルギーでまかなうことを国家目標とする
3.ガソリン税(揮発油税、地方道路税)などを
再生可能エネルギー普及など地球環境税へ転換する
4.再生可能エネルギーの環境価値を正当に認め、
市民参加型の普及システムを構築する
5.公共施設の新築時には、
再生可能エネルギー導入を義務化する
6.再生可能エネルギー特区の実現をはじめ、
エネルギー自立型コミュニティを創る
7.世界と共同して再生可能エネルギーを
普及させる国際プログラムを創る
=============================
今朝も、たまたまつけたテレビ番組にで4政党の幹事長が揃い、
暫定税率うんぬんという議論をしていましたが、
残念ながら、2100年の日本と未来の子供たちを思いやる
この提言のごとき「国家百年の計」は、まったく見られませんでした。
さらに残念なことに、太陽光発電三冠王だった日本は、
この数年でドイツに追い越され、大差をつけられていますが、
これは、再生可能エネルギーの普及を国策にしているか
それを経済界も市民も納得しているか否かの問題なのです。
環境先進国ドイツのビジョンは2100年に、
再生可能エネルギーで全体の90%を賄うこと。
そのために、ドイツでは電気代に幅広く5%上乗せをして
太陽光発電した電力を3倍の固定料金で買い取る制度を導入しています。
さらに、太陽光発電の普及にあわせ、
その5%の上乗せ分は薄くしていくそうです。
ですから、政府に財源が必要なわけでも
電力会社が負担を強いられるわけでもありません。
国民が、再生可能エネルギーの普及のために
当初5%上乗せを納得すると同時に
太陽光発電にすると、個人も法人も
儲かることを体感し、クチコミして広げればいいのです。
その政策と啓発活動のおかげで、
ドイツでは爆発的に太陽光発電が普及したのですが、
日本では、初期投資200万円前後もかかる
太陽光発電は10年でコスト回収できないありさま....
こうして、回収する前に壊れたり、性能劣化するのでは、
誰もやる気がしないでしょう。
この現実は、何ともさみしい限りです。
>>>次回に続く(小田全宏さんの新著「地球を守るために」)
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