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2007年06月27日(水)更新

ICT利活用による地域活性化シンポジウムで学んだこと2

6月22日に、情報通信月間特別企画シンポジウム
ICT利活用による地域活性化」のパネリストを
つとめながらも学ばせていただいたことの続きです。

 


日本ベンチャー学会事務局長  田村 真理子 氏

 

 内子フレッシュパークからりの成功要因は町を挙げての参加型経営
 地元の魅力に気づく。地域一丸となる。
 キーマンの存在。楽しそう。
 こだわり。本物。裏切らない。
 良い倒産、幕引きを経験をした企業家は、二回目以降成功しやすい。


平安女学院大学 国際観光学部 教授 前 京都市理事 観光政策監 清水 宏一 氏

 

 新しいブランドの構築。認知度・浸透度・人気度を高める。
 大事なのは「悉皆(しっかい)コーディネーター・プロデューサー
 生活の目標が変わる。HAVEing→DOing→BEing
 こだわりの生き方。しつらい、みやび、わびさび、格式
 観光7つのK。国際、環境、健康、寛容、交通、景観、教育


maab取締役/元国際オリンピック委員会出向 麻生 菜穂美氏

 

 ソニー、ハナエモリインターナショナルなど国際企業で活躍
 1990年代、私の青春はオリンピック一色。
 その後もコンサルタントとして活躍するが体を壊して宮城県白石市を拠点
 日本舞踊の指導にあたる他、市の教育委員会など要職を兼任。
 地方には伝統文化とICTがわかり発信できる人が不足している。


ぐるなび取締役会長 滝 久雄 氏

 

 毎月1200万人のネットユーザーに利用される日本最大級の食のポータルサイト
 飲食店情報の発信代行→加盟店管理画面→双方向CGM
 ぐるなび こちら秘書室は、上場企業の秘書中心のコミュニティ
 地域活性化のためのCGM構築のため、国や行政のインフラ支援が必要
 オーベルジュ、観光・出張お助けナビなど、ぐるなびは進化し続ける


JR東海 相談役(前会長) 須田 寛 氏

 

 観光客の観光意思をもつ働きかけで、観光対象は観光資源になる。
 観光は情報で成り立つ。観光(地)情報と予約(機能)情報。
 ユビキタス時代。団体→少人数グループ。見物→体験・学習観光。
 バリアフリー・ユニバーサル社会。高齢者や外国人等にも優しい。
 ものを知らせるだけでは駄目。観光するこころを忘れずに。


各界の達人のオーラに圧倒されながら感じたのは....
 
 「観光するこころ」を知り尽くした人が「ICT」を利活用すれば
  百観光地あやうからず。

....ということでした!!

貴重な教えをありがとうございました!!


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com
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