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2008年07月31日(木)更新

今週末はポーラーベアの写真家リサ・ヴォートさんに会おう!

写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」

2008年8月8日まで、東京都江東区のGALEERY A4(エークワッド)で、
写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」が
開催されています。

(10:00~18:00 入場無料 8/3をのぞく日曜日休み)

写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」

最近、なぜかチャーミングな女性にお会いすることが多いのですが、
リサさんの笑顔の輝きは、その中でも特別でしょう。

今週日曜日8/3に、竹中工務店ギャラリーA4の写真展で
リサさんのトークショーに来ていただければ、
その言葉がウソでないとわかるでしょう。

写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」

今回の展覧会に寄せた、私のメッセージは....

「リサさんが見つめ続けたポーラーベアの親子。
 深い愛情が伝わってきて心が温かくなります。
 切ないのは、人と人の愛情の方が冷えきっていること。
 そして氷が溶け始めていること。

ただいま写真展のWEBで、自分のメッセージを探したら、
建築家の伊藤豊雄先生と、環境大臣の鴨下一郎先生の間に
掲載されていて、ビックリ&恐縮しました。

写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」

リサさんの写真とTシャツの魅力は、
オールアバウトの最新記事でもご紹介いたしました。

きっと特別な体験ができるはずです。
ぜひ、写真展でお会いいたしましょう!!


 ▼リサ・ヴォート公式サイト
  http://www.lisavogt.com/

 ▼竹中工務店ギャラリーA4「リサ・ヴォート展」
  http://www.a-quad.jp/

 ▼amazonショップ:リサ・ヴォート「1億人のグリーンパワーTシャツ」
  http://www.amazon.co.jp/dp/B001CN7DVS/

 ▼リサ・ヴォート写真展:北極からの贈りもの
  http://allabout.co.jp/mensstyle/tshirt/closeup/CU20080731A/


久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部  

2008年06月03日(火)更新

吉田照美画伯の油絵×直筆サイン×絵本「バルサの翼」に感涙@池袋東武

私が最も敬愛するラジオパーソナリティ吉田照美さんの個展
池袋東武の美術画廊で6月4日(水)まで開催されています。


少年時代に不眠症だった私にとってラジオは福音そのものでした。
その後、長いブランクを経て...
厳しすぎる「失われた十年」に社長兼集金係だった私は、
ラジオ史に残る「吉田照美のやる気MANMAN!」に出会って泣き笑い。
苦しい中で、大きな勇気をもらいました。

そして、今では「吉田照美 ソコダイジナトコ」を聞かなければ
朝が始まらないのです。



今回、スペイン美術賞展入選記念の個展が開かれるとあって、
仕事帰りに会場に駆けつけて....驚きました。

とても2005年に始めたばかりと思えない筆さばき

吉田照美画伯「花摘み」

私が特に好きな作品はこの「花摘み」です

 僕の大好きな言葉に「アンパンマン」やなせたかしの
 「たとえ倒れても夢の方向に倒れたい」というのがあります。
 この男の人も、あの花を求めてここまで来ました。
 花は手に入れられなくても、花を求めて
 ここまで一生懸命来たってことが、男前なのです。


そして、さらに驚きが!
目の前に憧れの吉田照美さんが、いらっしゃるではないですか!

吉田照美さんサイン

恐る恐る、買い求めた図録と絵本を差し出すと
名前とイラスト入りのサインをそれぞれに書いてくださいました。

「どちらからいらしてくださったのですか?」


 思いがけず声をかけてくださったので、あわてて答えてますと

「わ、あの近くの○○動物病院にお世話になっているんですよ」

 と優しく親しくお話がはずみ....しかし、話が続けられない私。

いつかお会いしたいと願う数少ない人に会えたのに...
もっと気の利いた答えをしたかったのに....
なかなかうまくはいかないものです。

吉田照美さんサイン

サインをいただいた吉田照美さん作の
絵本「バルサの翼」

さっそく家に帰って
子供たちに読み聞かせたのですが....

またも驚きました。

バルサの翼と吉田照美さんサイン

将来、絵本作家になりたい私は
これまで絵本という絵本を読みあさった
つもりだったのですが、

こんな絵本は読んだことがありません。

まさに昔子供だったお父さんが
読んで涙する絵本。

照美さんのファンでなくとも
きっと感涙するはずです。

たとえばこんな一節があります。




 人が としをとる ということ
 人が 毎日 生きて行く ということは
 とても たいへんな
 ことかも しれない

 でも ぼくの そばには
 いつも 夢が いてくれた
 だから ここまで やってこれた



あと一日しかないけれど、
何か感じるところがあったら
池袋東武へぜひ。

そしてバルサの翼を
手に入れてください!!


 ▼スペイン美術賞展 入選記念 吉田照美 不思議な夢
 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/event.php?kaijyo_kbn=2&sj_no=2651

 ▼バルサの翼(アマゾンで購入)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4270002115/

 ▼吉田照美「ソコダイジナトコ」
 http://www.joqr.co.jp/soko/


久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
オーガニックコットン&アートTシャツ@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
ブログ公開出版「見る前に跳ぶ技術」

2008年04月20日(日)更新

銀座の画廊「閑々居」の茶席で、北條和子さんのお茶とお話を楽しむ

先日、竹徳の鈴木康彦社長のお誘いで都会のオアシスを訪ねました。

鈴木社長は発菩提心の文化人で、若輩の私ごときを珍重してくださいます。

例えば、私が最近サインを求められて落款を捺しているとしたら、
それは鈴木社長自ら篆刻してくださったものです。



先日も、竹徳マンションの住人というアーティスト
長尾 和典さんを鈴木社長にご紹介いただき、
ベトナム料理とアート談義ランチを楽しませていただいたところでした。

そして....



このたび、現代日本画の画廊「閑々居
オーナー北條 和子さんのご依頼で、
画廊の中に茶室をお作りになったと聞き、
ご一緒させていただいたのです。

閑々居

新橋の交差点に面したビルの一室に、
まさかの空間がありました。

閑々居

ただいま展示中の馬場伸子さん作「牡丹満庭図」が、
見事に茶室になじんでいます。

そして、先客の某美術雑誌の編集長さんと共に
私たち二人は、北条和子さんに点てていただいた
お茶を美味しくいただきました。

閑々居

途中から、GISのスペシャリスト平下 治さんも合流されて
ニコラ・テスラの銅像から、セルビアと日本の交流の話まで
お茶飲み話が広がって、この不思議なサロンの磁場に驚いたのです。



しかし、ギャラリーの主 北条和子さんが私を招いてくださったのは
私の携帯写真ブログにあった、聖地で祈りを@斎場御嶽
という小さな記事に興味を持ってくださったからだと聴きました。

北条さんは、かの沖縄の聖地で、やはり
特別な何かを感じられたそうです。

閑々居

そして、最後に素敵な絵本「旅館はなぶさ」を
プレゼントしてくださいました。

これは、絵本好きの私も初めて見る
おもしろ不可思議な本です。

">

笹井 弘さんがピンホール写真で撮られた「植物達の時間」という
不思議なモノクロームの写真作品に、北条さんが楽しい言葉を添えて
唯一無二の絵本を創造したのです。

「画廊で一服差し上げます」

という斬新な試みは、5月2日から一般公開されるそうです。
完全予約制で、お茶と美術談義を楽しむという趣向です。

WEBサイトをチェックして、お好みの作品と合わせて
ぜひ特別な時空を味わってみてください。


 ▼閑々居(カンカンキョ)
  http://www.venus.sannet.ne.jp/kakosan/

  
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2007年12月14日(金)更新

フェルメール「牛乳を注ぐ女」と再会@国立新美術館

17日の月曜日までだというので慌てて再会してきました。
フェルメールの名画の中でも思い出深い一枚に。



もう10年程前になるでしょうか?

オランダ、ベルギーの美術館めぐりに出かける前、
長谷川 利行のコレクターでもある尊敬する縁者
鈴木大吉さんから、貴重なアドバイスをいただいのです。

「世界で最も美しい絵の一つがアムステルダムにある」

それが、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」でした。

もう既に、2週間近くも各地で絵を見続けてきたので、
ほとほと疲れていたのですが、

この絵....思ったより小さな肖像画を見た時は、
その輝きに驚いたことをおぼえています。



そして、ドライブで通りかかったフェルメールの町
デルフトでの夢のような光景もよみがえってきます。

小さな広場に移動式の回転木馬などが出ていて
どこかなつかしいお祭りをしているのでした。




もちろん、デン・ハーグのマウリッツハウスで見た
青いターバンの少女の表情に勝るものはないでしょう。

映画「真珠の耳飾りの少女」のワンシーンもふと思い出しました。

青空にひそむ色を2人で数え見つけ出すシーン。


またもフェルメールの魔法に
かかってしまいました。

もう一度訪ねたい。
もう一度会いたい。


 ▼フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
  http://milkmaid.jp/vermeer/index.html

 ▼オランダ政府観光局「真珠の耳飾りの少女」フェルメール
  http://www.holland.or.jp/nbt/holland_feature_articles_2002.06.htm

 ▼映画「真珠の耳飾りの少女」
  http://www.gaga.ne.jp/pearl/top.html


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年09月30日(日)更新

横浜美術館「シュルレアリスムと美術」展初日と草月はなゆうぎ

京都五山にせよ、ジブリの絵職人にせよ、
最近は展覧会期終わりに駆け込みというのが多かったので、
初日に悠々と出かけてみました。

横浜美術館マグリッド

長男が、ちょうど私がマグリッドやダリの作品に
出会った年頃になったので、そろそろ見せようと思ったのです。

親子して「蟲師」のアニメにはまっていることもあって
目に見えぬものたち、異形のものたちを
日常に見いだして愛でるのも悪くはないでしょう。

予想通り....
頭も心もやわらかくとろけて心地よい。

企画展以外の常設展も、シュールなものを
並べてくれる粋な計らい。

アトリウムに並ぶ彫刻群も
よく見れば、相当不気味で可愛いらしい。

さりげなく置かれたこのものたちなど
今にも影が動きそうですし....。

横浜美術館

ミュージアムショップで
エッシャー不思議絵フィギュアの
ガシャポンをすると、これまた不可思議な異形のものが...

エッシャー

その後、どうした巡り合わせか、横浜赤レンガ倉庫で
いけばな草月流の「はなゆうぎ」という展示も見たのですが、
ケータイブログに書いた(撮った?)ように、
これまた摩訶不思議。

おかげで今夜は良い夢が見られそうです。

おやすみなさい。


 ▼横浜美術館「シュルレアリスムと美術」
  http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2007/special/03_surrealism/


久米 信行@久米繊維工業
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