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2007年02月27日(火)更新

「ゲバラ遥かなる旅」と「十二国記」でリーダーの心を学ぶ

縁尋奇妙メールでもご案内しましたが
NHKBSハイビジョンの特番「戸井十月がたどるチェ・ゲバラ遥かな旅」を
みなさんご覧になりましたでしょうか?


  戸井十月氏の著作一覧

見てない方は、ぜひ3月1日、14時~15時50分に
再放送の予定ですので、ぜひご予約をお忘れなきよう。

恵まれた環境に生まれながら、
そしてキューバで英雄になりながら、
なぜゲバラは、また新天地を求めたのでしょうか?

ドキュメンタリーで語られた証言の数々には、
リーダーにとっての「真の勲章」と思える
あたたかい言葉が散りばめられていました。

特に、戸井さんが番組の最後に放った質問に対する
縁者たちのお答えにご注目ください。

死してなおそんな言葉を即答していただける
そんな人物に、いつか私はなりたいと思ったのです。


そして...


   十二国記の本やDVD一覧

まさに、ゲバラか天帝の啓示でしょうか....

ゲバラのドキュメンタリーを見たちょうど翌日に、
名作アニメ「十二国記」のDVD
風の万里 黎明の空 第6巻を見終わったのです。

異界の地で数奇な運命から王となった少女
陽子の言動に感激いたしました。

いつも人目ばかりを気にしていた優等生が、
厳しい戦いの中で身心が磨かれて、

自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の足で立つ人物に
すべてを自らの責任で受けて立つ王になったのです。

この知られざるNHKの名作アニメを見逃している方は
ぜひレンタルDVDでチェックしてください。


「王になることよりも、王の心を持つ方が難しい。」

「勇気と慈悲の心を兼ね備え、
 全責任を負う改革を厭わない」

そんなリーダーになりたいと強く念じたのです。


 ▼戸井十月 越境者通信
  http://www.office-ju.com/

 ▼十二国記
  http://www.12kokuki.com/


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2007年02月25日(日)更新

足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み



足助の銀座通りは、紅葉のシーズンでもないのに
大いに賑わっていました。

ちょうど「中馬のおひなさん」という
素敵な催しが開催されていたのです。

見上げれば2階にもお雛様
ふと見上げれば2階にもお雛様


商店街のみなさんが大切にしまっていた
いにしえのおひなさまを店頭に並べる。

それだけと言えば、それだけなのですが、
古い街並と相まって、これがとても美しいのです。

資料館の古い金庫室の中にも雛壇が
資料館の元銀行金庫室の中にも雛壇が


そして、軒先には、かわいらしい「もち花」
小枝に色とりどりの餅をつけて 花のように飾るのです。

もち花の点描が街並を彩る
もち花の点描が街並を彩る


餅花に誘われ、敷居をまたぐと、 時に大正の、
さらには江戸時代の お雛様が静かに佇んでいます。

茶舗の奥の間におひなさん
茶舗の奥の間におひなさん

江戸時代のおひなさんは渋いいでたち
江戸時代のおひなさんは渋いいでたち


日頃は一年がかりで達人御用達の弓矢一式を作っている
いろは弓具店の名人も、この日に合わせて独特な竹雛を作っています。

弓矢づくりの名人が作り語る竹雛
いろは弓具店のご主人自ら作り語る竹雛


そして、名物の和菓子「中馬柿」を買い求めたり、
イノシシ肉の入ったシシコロッケをほおばったり….
楽しみはつきません。

さらに街並を壊さぬように配慮した、
地元信金やJAの姿勢にも共感いたします。

豊田信金のたたずまいも看板も町にやさしい
豊田信金のたたずまいも看板も町にやさしい


帰り道は、橋の脇から川辺に降りて せせらぎを聴きながら、
川沿いの小径を歩けば、 また別世界を味わえます。

銀座通りの喧噪を離れて、セキレイたちと
戯れることもできるのです。

聞けば、カワセミにも出会えるとか、
香嵐渓をわたる姿にいつか会いたいものです。


足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み



 ▼中馬のおひなさん
  http://www.mirai.ne.jp/~asuke/Event/ohinasann/hina2007.html

 ▼思いつくまま足助から:中馬のおひなさん情報
  http://asuke.air-nifty.com/blog/2007/02/post_17a7.html


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2007年02月21日(水)更新

足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み



足助のブログ研修会後の懇親会の楽しかったこと。

街並にとけ込んだたたずまいの商工会会議室では、
研修会の後、深夜3時半まで宴が続いたとのことでした。

(私は玉田屋さんのお風呂の門限があったので
 12時の鐘がなるその前に帰りましたが)

足助商工会での記念写真

それにしても....

なぜ、みんな笑顔が素敵なのでしょう。
都会の人は、心から笑わないのかな。

私とて、もちろん大笑い。

街おこしやブログの面白まじめな話から
ここではちょっと書けないお上品な話まで
「こきこき」笑わせていただきました。

懇親会のテーブルには、森瀬部長の生業
モグモグのオードブルが並びます。

モグモグのオードブル

その中に、ああ噂に聞いた
「昭和のやきそば」がありました。

その昔、足助の銀座通りにあって、
地元の子供たち=目の前のおじさま方=が
川遊びの後に無性に食べたくなって食らいついた...

伝説のホームラン焼きそば。

それを再現したのが、この「昭和のやきそば」

その味の秘密は、今、思い返して作ってみれば、
ぎとぎとのラードと、化学調味料にあったそうです。

イマドキのロハスなお母さま方なら卒倒しそう。

しかし、幼少期に東京下町の駄菓子屋や屋台で鍛えた
わが昭和30年代製「時代遅れな舌べろ」には、
何ともやさしくなつかしく感じられるのでした。



森瀬さんから、この伝説のやきそばは
昔、化学のやきそばと呼ばれていたと聞きました。

おやじさんが「カガクくれ」といいながら
容器を受け取り、白い粉をかけていたそうな。

復刻にあたっては、グルタミン酸の化学式を書いた
垂れ幕まで作ったとのこと。

ホームランなるお店がまだあったなら、
すぐさま「化学の焼きそば」Tシャツを
化学式入りでデザインして謹呈したいところです。

そんな...ほのぼのジャンクな話を聴きながら
気がつけばペロリと完食。

せっかくオーガニックコットンのTシャツを着ていったのに、
見事、グルタミンパワーに寄り切られました。

ああ、化学の力は偉大なのです。


足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み



 ▼玉田屋旅館 足助ガイド「ホームランのやきそば」
  http://tamadaya.blog35.fc2.com/blog-entry-10.html

 ▼モグモグキッチン「昭和のやきそば」
  http://www.mogmog.jp/C75450347/E1512918234/


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2007年02月19日(月)更新

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み


ネット縁者「思いつくまま、足助から」の高木 伸泰さんの粋な計らいで、
足助商工会青年部の「ブログ道」研修会にお招きいただきました。

足助の街並み

足助は、名古屋市内から豊田市方面に約1時間の山ふところに抱かれ、
香嵐渓の紅葉や中馬街道の街並みなどで知られる名所です。

いつも高木さんからいただく情報を拝見しながら、
私もいつか訪ねたいと願っていたのでした。

そしてついに憧れの足助に足を運ぶことができました。
しかも旅籠の面影を残す、あの玉田屋旅館に泊まるのです。

玉田屋旅館

おばあちゃん、おかみさんの手料理は、
ふきのとうの天ぷらについていた雪塩のように舌に優しく
里山の美味を盛りつけた小陶器のようにどこか懐かしく
いつしかゆったりとした足助時間にとけ込んでいったのです。

英国紳士御用達のSUVで名古屋までお迎えくださった
青年部長の森瀬 仁さん、そして高木さんとご一緒に、
玉田屋での晩餐を満喫いたしておりますと
宿の外には、何やら人の気配。

玉田屋の晩餐

東京の下町から来たTシャツ姿の来訪者のために
とっておきの贈り物を用意してくださったのでした。

それは、たんころりん。

竹で編んだ籠に和紙を囲った素敵なあかりです。

いにしえ街並みに、ゆらぎながら灯る
たんころりんがずらりと並べば、

路地裏を駆け回っていた子供時代のわたしが
失われた時から抜け出してきて
あちこちに見え隠れするのです。

たんころりん

なんと贅沢な時空でしょう。

たんころりんを街に灯して
足助の老若男女の心にも火をつけた旦那衆の長は、
8月の本番はこんなものではないよと笑います。

町の力は、人の力。

それがなければ、
どんなに便利なブログも
無用の長物に過ぎません。

私のささやかなブログ談義を
熱心に聴いてくださった青年部の方々の笑顔が
今も目に浮かびます。

足助の未来を背負って立つ人たちの瞳には
静かな情熱と柔らかな志を感じるのでした。



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 ▼足助観光協会
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2007年02月18日(日)更新

埼玉県中小企業家同友会東部地区「社長の学校」でブログ道研修会

2月15日の夜、埼玉県中小企業家同友会東部地区
IT未来委員会に招かれてお話をさせていただきました。



いただいたお題は『一本のメールやブログが会社を変える!』

会場の越谷コミュニティーセンターには、
150名近い経営者や後継者のみなさんが集まってくださり、
大変感激いたしました。



■共感1:中小企業家同友会三つの目的とブログの親和性

まず心に残りましたのは、冒頭で全員が起立して唱和された
同友会の三つの目的』です。

1)同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して
  企業の自主的近代化と、強靱な経営体質をつくることをめざします。

2)同友会は、多くの人に触れあうことによってお互いの人格、識見を高め、
  現代の経営者に要求される総合的な能力を身につけるよう努力します。

3)同友会は、中小企業をとりまく経営環境の改善をめざします

この3つの目的こそ、まさに私が当日お伝えしたいメッセージと
大きく重なるものでした。

同友会地区会のブログを核として各会員の社長ブログが連携することで、
この3つの目的をより早くより深く実現できると考えます。


■共感2:地区会ブログを開設していちはやく活用

東部地区会では、いちはやく地区会ブログを開設されて
「社長の学校」の行事予定と活動報告に活用されています。

現に、翌日には、私のささやかな講演についての記事と
レジュメ資料もブログにアップされました。

(もちろん公開許可のお尋ねをいただき快諾した上での公開です)


■共感3:地区会同士の交流と人伝えの大切さ

ブログ時代には、ますます実際にお会いした交流が重要になると考えています。
それも、既存の組織の枠組みをこえた横連携がますます大切になるでしょう。

今回の勉強会は東部地区の主催でしたが、
近隣地区の方々も数多く参加してくださいました。

そして、懇親会では、近隣地区の勉強会の告知もされていました。

そういえば、地元の墨田区で開催された勉強会を
ご聴講くださった東部地区のみなさんが、
今回私をお招きくださったのです。




さて、フリーライターや出版社の方々が、
既に「アマゾンキャンペーン」として実践しているような
ブログ頼母子講」の中小企業経営者版が、
この地区で実現するでしょうか?


 ▼埼玉中小企業家同友会 東部地区会
  http://www.sai-tobudoyu.jp/


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