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2009年03月06日(金)更新

パソコンで肩こり腰痛ならコアフィット:コアヌードルで「ごろ寝ストレッチ」



去年、発案者の稲葉晃子さん直伝でコアフィット体験をしてから
欲しくて欲しくてたまらなかったコアヌードルが
わが家の和室にやってきて、はやひと月

今や、この上で、ゴロ寝せずには眠れません。
まさに至福のひととき。

今もワールドビジネスサテライトを見ながら
ブログを書いていますが、さっさと終わらせて
はやくストレッチがしたいのです。


ただの2本の棒なのですが、なぜいいか
どうすればいいかは、webサイトの動画をご覧くださいませ。

YouTube動画の使い方も上手なので
日経ベンチャーのコラムでも紹介したのです。

パソコンヘビーユーザーの持病
肩こり、頭痛、腰痛にお悩みの縁者はおためしあれ!!


 ▼コアフィット
  http://corefit.jp/

 ▼「体幹」を鍛えて身体も動画もパワーアップ@日経ベンチャー
  http://nvc.nikkeibp.co.jp/report/tech/doujyou/20090305_001625.html


久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
グリーン電力×オーガニックコットン×アート@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部  

2008年05月19日(月)更新

AMN「ブログと税金」ブロガーミーティング~たばこ1箱1,000円を考える

アジャイルメディア・ネットワークの呼びかけで、4月25日に開催された
「ブログと税金」ブロガーミーティング~たばこ1箱1,000円を考える~
に参加させていただきました。



今週のITproWatcher連載コラムにも書かせていただきましたが、
タバコを吸うブロガー吸わないブロガーが集まって、熱い議論が交わされたのです。


■きっかけは産経新聞「正論」、ネットで議論沸騰

ネットでも賛否両論巻き起こった論議の発端は産経新聞のコラムでした。



【正論】9兆5千億円の新たな税収 日本財団会長・笹川陽平

ネットで「たばこ 1,000円」と検索していただければ、
さまざまな議論を目にすることができるでしょう。 


■議論参加前の、わたしのタバコに対するスタンス


  最後の喫煙者は笑えます

祖父も父も愛煙家で、中学、高校時代も喫煙者の多い?!学校や団体に
所属していたにも関わらず、なぜか私は吸ったことはありません。
きっと、生来の天の邪鬼だからでしょう。

とはいえ、筒井康隆氏の名作「最後の喫煙者」に
でてくるような過激な嫌煙家ではありません。

ある参加者のお言葉を借りるなら「嫌・嫌煙家」

あえて言えば「分煙してくれればOK」というところでしょうか。
妊婦、子供、老人、病人と、美味しい食事の前で吸わないで欲しいだけです。

ただし、愛する人がタバコを吸うのを見るのは悲しい。
もちろん止めたい....けれど、それも可哀想に思えるのです。

例えば、父。

大病で入院した際は、禁煙しましたが、その後復活。
先日、入院した後も、まだ母に隠れてタバコを吸っているようです。

また、タバコのパッケージに書かれた恐ろしいメッセージを見て、
「なぜ、こんなに危ないものをたくさん売っているの?」
という幼な子の質問に答えられなくて困っています。


■日本学術会議の要望「脱タバコ社会の実現に向けて」などを読んで


当日は、大変興味深く、なおかつ客観的な資料がたくさん提示されました。
残念ながら、ブログで公開できないものも多かったのですが....

2008年3月に発表されたばかりの日本学術会議の要望
脱タバコ社会の実現に向けて」は、議論の前に必読だと感じました。

健康問題はもちろんなのですが....

「喫煙による経済的損失額」を見たら、
いくらタバコが今でも税金の固まりとはいえ、
課税額と損失額の大きなギャップに仰天するでしょう。

また、ちょっとデータは古いのですが、以下の国際比較も
合わせてネットで参照してみてください。

主要国のたばこの価格及び税率
主要国のたばこ喫煙人口比率の推移
男女別喫煙率の国際比較

日本は、たばこが安くて、喫煙者が多いことがわかります。


■税制に対するシロウト:私の基本的な考え

私は、タバコやガソリンといった個別の税金よりも、
税制と財政全体のリデザインが必要だと考えています。

その基本的な考え方は、この15年間に、
私たち死地に立たされた企業経営者が強いられたように

本当に残すべきオンリーワンの事業に集中して、
やめるべきものをやめ、分相応の身の丈にして
売るべきは売り、生かすべきは生かし、
借金を返して将来必要な投資に回すというものです。

例えば、国債、年金、高速道路などの返済のために
国有、公有の不急不要の資産を売れる限り売って、
危機的な食糧・エネルギー需給、地球環境問題に対応する新産業や、
日本独自のソフトビジネスを進化させるといった具合に...

あとは、誰もが言うことでしょうが....

・小さな中央政府と地方分権・道州制(地方間の税とサービス競争)
・民間やNPOができることを委譲(税制の優遇措置)
・日本の富裕層や企業が逃げたくなる税制から
 世界の富裕層や企業が来たくなる税制へ(安くて存続可能な税制)
・高額納税者を税務調査でいじめて嫌われる税制から
 生涯納税額を積算して褒章され払いたくなる税制へ(名誉市民マイレージ)
・生涯納税マイレージが多いと、将来、無給の名誉職
 公職につけ、公的介護施設に入る順位が上がる(林雄二郎先生の逆年金制)

....といったことを、シロウトなりに考えています。


■喫煙ブロガーの熱い意見をお聞きして

もちろん「タバコ1000円なんてふざけるな」という意見もありました。

ジャーナリズムやマスメディア、あるいはクリエイティブの現場では、
タバコなしでは仕事ができないという状況も聞きました。

また、企業の人事は、喫煙室で喫煙者によって
決められいるという内輪話も....。

その一方で、喫煙者ブロガーの中に...

経済上の損失が7兆円と試算される中、一見、高いタバコ税も
そのコスト見合っていないと発言する方がいらっしゃったり、

条件さえ満たせば増税してもいいという
意見もあったのには驚きました。

その条件として、例えば、
禁煙するための段階的な値上げや、禁煙医療の補助に加え
その使い道を明確にすることなども挙げられました。

しかし、タバコを吸うことが悪であるという視線が
一番つらいという意見が多かったのが、
何より印象的だったのです。


■資料とみなさんの議論を聞いて考えた乱暴な私案

結局、資料と議論を聞いていて、結論は直球ど真ん中+変化球になりました。

1)タバコ税は、タバコ価格がG8各国平均になるまで、
  3~5年をかけて段階的に引き上げる

  ・もちろん本人ならびに未来の子供たちの
   健康増進が第一の目的

  ・続いて、医療費負担増などの経済的損失を防ぎ
   危機的な国家財政をてこ入れするため

  ・グローバル経済下では税制が安い国に
   悪しき資金・物・人に流れやすいので未然に防ぐため

  ・いきなり値上げをしては
   禁煙する人、業態転換をする生産者に猶予がないし
   違法の安価なタバコや輸入タバコが流入しやすい
   税収がかえって急減するリスクがあるから


2)税収の使い道は、地方公共団体向け補助金等のうち
  人口割りで、年金・医療等に係る経費に充てる

  ・ただし健康増進のためにお金を使って、
   医療コストを削減をする経費にも使えるようにして
   健康な人を増やした自治体がトクをするように競争。
 
  ・一方ではタバコを吸っている人のおかげで
   医療福祉が充実することも考えて、
   喫煙者のおかげで○◯医療ができた
   という相関もネットなどで見える化して感謝


3)タバコを吸う人に限らず、税金を喜んで払いたくなる
  納税マイレージ制度も準備
 
  ・タバコ税も含み住民税、ふるさと納税等の
   生涯にわたる地元納税額を累算カウントして
   それに連動した名誉市民制を考えてはどうか。
   いわば地元納税マイレージ。
  
  ・そして、名誉のみならず、税金負担をかけずに
   単に順番を変えるだけで便宜供与できることを考える
   例えば、保育所や介護施設の優先入所。
   

以上、勉強したところで結局この程度....
政治が苦手なシロウトの暴論でした。

おそまつさまでした。


 ▼AMN「ブログと税金」ブロガーミーティング~たばこ1箱1,000円を考える
  http://agilemedia.jp/blog/2008/04/11000.html

 ▼ITpro:AMNブロガーミーティングに参加して
  「たばこ1箱1000円問題」と「ブロガーとの協調」を考える
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080515/301910/


久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
オーガニックコットン&アートTシャツ@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
ブログ公開出版「見る前に跳ぶ技術」