大きくする 標準 小さくする

2008年04月20日(日)更新

銀座の画廊「閑々居」の茶席で、北條和子さんのお茶とお話を楽しむ

先日、竹徳の鈴木康彦社長のお誘いで都会のオアシスを訪ねました。

鈴木社長は発菩提心の文化人で、若輩の私ごときを珍重してくださいます。

例えば、私が最近サインを求められて落款を捺しているとしたら、
それは鈴木社長自ら篆刻してくださったものです。



先日も、竹徳マンションの住人というアーティスト
長尾 和典さんを鈴木社長にご紹介いただき、
ベトナム料理とアート談義ランチを楽しませていただいたところでした。

そして....



このたび、現代日本画の画廊「閑々居
オーナー北條 和子さんのご依頼で、
画廊の中に茶室をお作りになったと聞き、
ご一緒させていただいたのです。

閑々居

新橋の交差点に面したビルの一室に、
まさかの空間がありました。

閑々居

ただいま展示中の馬場伸子さん作「牡丹満庭図」が、
見事に茶室になじんでいます。

そして、先客の某美術雑誌の編集長さんと共に
私たち二人は、北条和子さんに点てていただいた
お茶を美味しくいただきました。

閑々居

途中から、GISのスペシャリスト平下 治さんも合流されて
ニコラ・テスラの銅像から、セルビアと日本の交流の話まで
お茶飲み話が広がって、この不思議なサロンの磁場に驚いたのです。



しかし、ギャラリーの主 北条和子さんが私を招いてくださったのは
私の携帯写真ブログにあった、聖地で祈りを@斎場御嶽
という小さな記事に興味を持ってくださったからだと聴きました。

北条さんは、かの沖縄の聖地で、やはり
特別な何かを感じられたそうです。

閑々居

そして、最後に素敵な絵本「旅館はなぶさ」を
プレゼントしてくださいました。

これは、絵本好きの私も初めて見る
おもしろ不可思議な本です。

">

笹井 弘さんがピンホール写真で撮られた「植物達の時間」という
不思議なモノクロームの写真作品に、北条さんが楽しい言葉を添えて
唯一無二の絵本を創造したのです。

「画廊で一服差し上げます」

という斬新な試みは、5月2日から一般公開されるそうです。
完全予約制で、お茶と美術談義を楽しむという趣向です。

WEBサイトをチェックして、お好みの作品と合わせて
ぜひ特別な時空を味わってみてください。


 ▼閑々居(カンカンキョ)
  http://www.venus.sannet.ne.jp/kakosan/

  
久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
オーガニックコットン&アートTシャツ@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
ブログ公開出版「見る前に跳ぶ技術」
<<  2008年4月  >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30