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オーガニックコットンなど厳選素材で謹製した最高級国産Tシャツに世界で1枚のプリントを!老舗メーカー三代目の第二創業記
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2006年04月16日(日)更新
ウイーンしぐさ:アルミンク指揮 新日本フィル「ブラームス交響曲4番」を見て思う
「江戸しぐさ」が見直されているそうです。
共生を尊ぶ粋で美しい江戸町民たちのしぐさ、心意気。
音楽と麗しくひとつになるアルミンクさんの指揮を見て
ふと「ウイーンしぐさ」という言葉が浮かびました。
ブラームスの4番は静かな主題で始まります。
その主題が消え行く、否、心に染み入る「一瞬にして永遠の時間」に、
祈るように頭を垂れ、振り上げた両手を静かに下ろしていくしぐさ。
それが、今も目に焼きついているのです。
クリスティアン・アルミンク指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
ブラームス交響曲1番/マーラー交響曲3番
公演パンフレットには、このブラームスの名曲が初演された時
「古典的」と称され評価が低かったとあって驚きました。
私には、今聴いても「新しい曲」に聞こえたからです。
新日本フィルでは、現代曲もよく演奏するのですが、
その中にあっても、なぜか新しく感じたのです。
もちろん、そこに、アルミンクさんならではの、
ウイーン流「ON BEAT」の指揮があったからでしょう。
もともと私はロック、ブルース、ジャズを愛し、
ワールドミュージックを世界一周ひととおり堪能して、
ようやく地元オーケストラにたどりついた
「遅れてきたクラシックファン」です。
いまだに恥ずかしいほど基礎知識が無いのですが、
今日のブラームスには、まさに「心臓の鼓動」を感じました。
まだ定期会員歴が十年に満たない新米ファンの悩みは、
多くの曲を聴きながら、体がビートを刻んでしまうこと。
微動だにしない他の先輩会員に申し訳ないと思いつつ、
気がつけば上半身が頭がリズムに合わせて動いてしまうのです。
(あるいは、うっかり、こっくりすることもありますが...)
しかし、アルミンクさんの若々しい指揮も同じです。
明らかに、体中からリズムがほとばしり出ているのです。
あ、内なる鼓動に体をまかせて良いのか....
私はほっとするのです。
おそらく大作曲家たちも、楽譜を書きながら、
体がリズムを刻んだ主題があったはずです。
楽譜には記載されていない鼓動までも再現する。
だからこそ、古典的と言われてきたブラームスの楽曲にさえ、
新しさを感じたのかもしれません。
嬉しいことに、アルミンクさんが2009年シーズンまで
音楽監督を続けることが決まったそうです。
来月も、ブラームス。
CDにもなって好評を博した交響曲1番です。
今から楽しみです!
▼新日本フィルハーモニー交響楽団
http://www.njp.or.jp/njp/
▼アルミンク/新日本フィルCD
ブラームス交響曲1番/マーラー交響曲3番
久米 信行@久米繊維謹製
Jentle.co.jp<卸売>/T-GALAXY.com<小売>
縁メルマガ/オールアバウト
共生を尊ぶ粋で美しい江戸町民たちのしぐさ、心意気。
音楽と麗しくひとつになるアルミンクさんの指揮を見て
ふと「ウイーンしぐさ」という言葉が浮かびました。
ブラームスの4番は静かな主題で始まります。
その主題が消え行く、否、心に染み入る「一瞬にして永遠の時間」に、
祈るように頭を垂れ、振り上げた両手を静かに下ろしていくしぐさ。
それが、今も目に焼きついているのです。
クリスティアン・アルミンク指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
ブラームス交響曲1番/マーラー交響曲3番
公演パンフレットには、このブラームスの名曲が初演された時
「古典的」と称され評価が低かったとあって驚きました。
私には、今聴いても「新しい曲」に聞こえたからです。
新日本フィルでは、現代曲もよく演奏するのですが、
その中にあっても、なぜか新しく感じたのです。
もちろん、そこに、アルミンクさんならではの、
ウイーン流「ON BEAT」の指揮があったからでしょう。
もともと私はロック、ブルース、ジャズを愛し、
ワールドミュージックを世界一周ひととおり堪能して、
ようやく地元オーケストラにたどりついた
「遅れてきたクラシックファン」です。
いまだに恥ずかしいほど基礎知識が無いのですが、
今日のブラームスには、まさに「心臓の鼓動」を感じました。
まだ定期会員歴が十年に満たない新米ファンの悩みは、
多くの曲を聴きながら、体がビートを刻んでしまうこと。
微動だにしない他の先輩会員に申し訳ないと思いつつ、
気がつけば上半身が頭がリズムに合わせて動いてしまうのです。
(あるいは、うっかり、こっくりすることもありますが...)
しかし、アルミンクさんの若々しい指揮も同じです。
明らかに、体中からリズムがほとばしり出ているのです。
あ、内なる鼓動に体をまかせて良いのか....
私はほっとするのです。
おそらく大作曲家たちも、楽譜を書きながら、
体がリズムを刻んだ主題があったはずです。
楽譜には記載されていない鼓動までも再現する。
だからこそ、古典的と言われてきたブラームスの楽曲にさえ、
新しさを感じたのかもしれません。
嬉しいことに、アルミンクさんが2009年シーズンまで
音楽監督を続けることが決まったそうです。
来月も、ブラームス。
CDにもなって好評を博した交響曲1番です。
今から楽しみです!
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http://www.njp.or.jp/njp/
▼アルミンク/新日本フィルCD
ブラームス交響曲1番/マーラー交響曲3番
久米 信行@久米繊維謹製
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