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2009年11月13日(金)更新

日本金属工芸研究所の不思議な応接間@文京区向丘の路地裏【YouTube】

スタジオジブリ宮崎駿アニメでひそかに好きな作品「耳をすませば」。
そこに「地球堂」という不思議なものだらけのお店がでてきます。

山田敏晶社長とランチを楽しもうと初めて訪ねた
日本金属工芸研究所の応接間は、まさに「不思議の宝庫」だったのです。

談笑しながら、ちょっと見渡してシャッターを押しただけで
こんな写真が撮れました。一日中居ても飽きません。



野暮だからあえて書きませんが...

誰もが知っているスゴい賞の表彰楯(盾)やブロンズ像、トロフィーの
多くは、山田さんの工房でデザインされ製作されているのです。

芸術を愛する鈴木 大吉先生の会で知り合い
アートと経営の話を同時にゆったり楽しめる
数少ない若き経営者ブロガー仲間の山田さん。

それもそのはず、山田さんのお父様、前社長(現会長)
山田朝彦(やまだともひこ)さんは、著名な彫刻家。

銀座 天賞堂の、かわいいキューピッドも
山田先生の作品なのです。



今、国立新美術館で開催されている
「日展」の彫刻部にも
「悠悠」という作品を出品されているのです。

光栄にもお父様にもお会いできて、
日展のチケットまでいただきました。

近日、「悠悠」と会ってきます!!

素敵な時間と空間を
どうもありがとうございました。


 ▼山田社長経営者会報ブログ「キューピッド そして日展が・・・」
  http://jmaac.keikai.topblog.jp/blog/10017416.html

 ▼日本金属工芸研究所
  http://www.jmaac.co.jp/

2009年11月10日(火)更新

ものスタMOVEで久米繊維謹製「色丸首」紹介@プレスルーム

ご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれません。

先日、テレビ東京「ものスタMOVE」錦糸町特集で
私たちのプレスルームと、久米繊維謹製「色丸首」等の商品を
詳しくご紹介いただきました。



さっそく、経営コンサルタントでブロガー仲間の
キャタリスト代表 堀 公夫さんが
YouTubeとブログにアップしてくださいました。

本当にありがとうございました。

4分弱ほどのご紹介になりますが、
よろしければご笑覧くださいませ。


 ▼テレビ東京「ものスタMOVE」
 http://www.tv-tokyo.co.jp/monost/

 ▼男43才経営コンサルティング会社社長のマーケティングライフ
 http://www.2004catalyst.com/archives/51513426.html

2009年10月31日(土)更新

吉田照美 絵画展「不思議な不思議な夢」展での感涙@池袋東武

今日ほど「ブログを書き続けて良かった」と思った日はありません。



20年近く片思い...憧れのラジオパーソナリティ吉田 照美さん
個展でサインをいただいた時に、驚くべきことが起こったのです。

サインに名前を入れていただこうと差し出した私の名刺を見て
照美さんが「久米さん...って」と、いきなり話しかけてくれたのです。

なんと照美さんは、昨年、個展を紹介した私のブログ記事
読んでくださっていて、名前までおぼえてくださっていたのでした。

「久米さんは、どんな人なんだろう」と思っていたと一言。

こんなに嬉しいことがあるでしょうか!!!!

かつて副社長兼集金係だった時には、仕事で移動中に「やる気MANMAN」を
今も毎朝、柿の木坂から錦糸町までの自転車通勤中に「ソコダイジナトコ」を

この失われた20年間、ともすれば笑いを忘れがちな逆境下の私にとって、
吉田照美さんのラジオ番組は、あの「タモリ倶楽部」と並んで
わが人生に欠かせない「笑いつつ真剣になれる」特別なひとときなのです。



どうです!

このYouTubeでご紹介した
ごくごく一部の作品を見ただけでも、
照美さんの筆に驚かれることでしょう!!

その日は、東武百貨店の商品企画や販促キーマンのみなさんとの
定例月次Tシャツミーティングの日でもありましたが、
その場でも、ついつい興奮してサイン本を見せびらかしてしまいました。

終了後には、やはり照美さんファンである弟や社員をひき連れて
再度、画廊を訪ねてしまいました。

照美さんは既に席を外されていましたが、
一同、その絵の上手さ面白さに見入っていたのです。



照美ファンだから、やみくもに
絵を褒めているわけではありません。

わが書棚には、この30年に世界の美術館に通っては
買い集めた数百冊の美術展の図録が並んでいます。

それら巨匠の名作と比しても、照美さんの絵は独特です。



様々な画家の影響を受けつつ進化する途上にありながら、
既に照美さんならではの狂気とユーモアと叙情性を秘めているのです。

シュルレアリスムというより下町由来の空想科学ナイーブ派。

来年、再来年と、これからどんな絵を描かれていくのか
毎朝のラジオとのギャップと合わせて楽しませていただきます。

照美さん、本当にありがとうございました。


▼YouTube動画に添えた説明文



2009/11/4(水)まで東京池袋の東武百貨店6F 1番地の美術画廊で、
吉田照美 絵画展「不思議な不思議な夢」展が開催されています。



文化放送ソコダイジナトコをはじめラジオの帝王として君臨する
照美さんの筆による油絵の数々。昨年感動を読んだ個展の第2弾です。

ラジオ史に残る名番組「やる気MANMAN」時代から愛聴していた
私ですが、よもや、照美さんが、ここまでスゴい絵を描くとは
思ってもみませんでした。



好きが高じて、私は、フランス、オランダ、ベルギーの美術館まで
ダリ、マグリット、エルンスト、デルボーなどを見て歩きました。
かの大家を彷彿とさせるシュルレアリスム的画風なのです。

そして、モチーフは照美さんが敬愛する人、動物、静物との
何とも独特な組み合わせ。



それらが思わず微笑みたくなるユーモアをスパイスにして
独自の構図で描かれているのです。

かといってコピーではありません。

正面に飾られた瀧に打たれる招き猫のプロットは、
瀧の画家、横尾忠則さん、千住 博さんでも思いつかないでしょう。



また、今回は、バルサの飛行機がたくさん宙を舞っています。

照美さんの思わず泣きたくなる童話「バルサの翼」を
テーマにした連作です。

特にお父さんとの肩車や自転車2人乗りのシルエットを見て
胸が熱くなりました。

ラジオファンならずとも、楽しくて面白くて不思議な絵に心惹かれる人、
古き良き時代のなつかしい風景に出会いたい人は、
ぜひ足をお運びください。


 ▼池袋東武「―不思議な不思議な夢― 吉田照美 絵画展」
 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/event.php?kaijyo_kbn=2&sj_no=3246

 ▼文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」
  http://www.joqr.co.jp/soko/

 ▼油絵と言葉の風刺本「賞味期限知らず」吉田 照美×アーサー・ビナード
  http://www.amazon.co.jp/dp/4093878137/

 ▼絵本「バルサの翼」吉田 照美
  http://www.amazon.co.jp/dp/4270002115/

 ▼吉田 照美さん公式サイト
  http://www.yoshidaterumi.com/

2009年10月26日(月)更新

小松製作所のダントツ商品ダントツサービスを語る~坂根 正弘会長@東工大MOT

経済産業省の要職にある時から経営情報学会で教えを受けている
東京工業大学MOT教授の田辺 孝二先生から
「MOT特別セミナー」のご招待をいただきました。

今回のテーマは「MOTとサービスイノベーション」ですが、
私ならずとも参加した人は大感激だったでしょう。



第一部は「コマツのブル」でおなじみ、小松製作所 代表取締役会長
東工大MOT客員教授の坂根 正弘先生です。

同社の「ダントツ商品、ダントツサービス」を思い知る
あっという間の一時間でした。


日経ビジネスオンラインより

坂根先生の熱弁の感想をあえて一行で言うとしたら

「コマツはスゴい。日本にコマツがあって良かった。誇らしい!」



ですから、質疑応答でも、私は思わず質問をしてしまいました。


「かつて、日本の若者が
 米国のキャタピラー社のTシャツを好んで着た時代があったが、

 これからは、中国を始めとして世界中の若者が
 日本のコマツのTシャツを着る時代になるのではないか?」



坂根先生は、キャタピラーが米国人にとってGM以上のブランドであり
かつての円高も同社のロビイングが奏功したものと
教えてくださいました。

その上で、微笑みを浮かべながら、いつかKOMTRAXのTシャツを
世界に広めたいとおっしゃったのです。



このKOMTRAXは驚きのシステムです。

なにしろ、世界中のコマツの建設機器の稼働状況を
衛星でトラッキングすることができるのです。

まるで、人気テレビシリーズ「24」の世界です。

坂根先生は経営者として...

「環境」「安全」「IT」が
「ダントツ商品、ダントツサービス」の要件


と繰り返し繰り返し、説き続けてきたそうです。

その成果として、
世界初のハイブリッド建機を作るだけでなく
KOMTRAXで燃料の無駄遣いを遠隔でチェックして
エコ運転の方法をアドバイスするなど

トヨタのさらに先を行く、ハードとソフトの、
商品とサービスの一体提供です。



だからこそ、今や日本市場への依存度はわずか15パーセント。
欧米への依存度も低いのは、日本の一兆円超企業では異例です。

今や、中国をはじめグレーターアジアや
その他の開発途上国でも圧倒的なブランド地位を
築きつつあるのです。
 


それは、同社のCSR活動も一因でしょう。

カンボジアで自社の地雷除去機を使って
地雷を除去して、その跡地に学校を作ったと
お聴きして感激いたしました。

また、フィリピンに学校を作ったのは
素晴らしくも切ない話です。

悲しいかな、昨今の日本の若者は
開発途上国に行きたがらないそうですが、

フィリピンの人は目が輝いていて
世界のどこにでもでかけていくそうです。

もちろん、坂根さんご自身も徹底した現場主義で
社長時代には自らタンザニアにも行く。

聴けば聴くほどコマツが好きになること請け合いです。

私もいつか世界に誇れる日本発世界企業KOMTRAXのロゴを
日本でこそ創りえる私たちのTシャツに染めぬいて

世界中の若者にCOOL JAPANの象徴だと
感じて着ていただく。

そんなお手伝いがしたいと
心から思ったのでした。

経営者としても心に突き刺さる
坂根先生の教えを胸に
不断の努力を続けていきたいと思います。

坂根先生、素晴らしいお話を
どうもありがとうございました。


 ▼小松製作所
  http://www.komatsu.co.jp/

2009年10月24日(土)更新

パイオニアNAS5:iPod用スピーカーなのにいい音「STUDIO HINOKI

これ、本当に欲しいんです。



先日、パイオニア目黒本社STUDIO HINOKIで
Pioneer初のiPodスピーカーシステムNAS5を
いちはやく試聴する好機がありました。

この商品を企画開発した一樂 淳史さんに頼んで
プレス発表にもぐりこませていただいたのです。

パイオニアNAS5を語る高橋健太郎さんと和田博巳さん

プロデューサーでミュージシャンの高橋健太郎さん
ステレオサウンドなどでおなじみのオーディオ評論家
和田博巳さんによるトークセッションで、

お二人のiPodを、NAS5に交互に挿しては、
お奨めの曲を楽しむという趣向なのですが....

いやあ、驚きました。

しょせんはiPod。出てくる音なんて...と
タカをくくっていたのですが大間違い。

わが家でもリビングではiPodが主役
AVアンプにつないで TANNOYの小さなモニターを
6本鳴らしているのです。

ところが...NAS5 一台の方がいいのではと
真剣に悩んでいるところ。

もう1つの大きな悩みは....

お二人の達人が、iPodに圧縮なしで録音していて
その音の違いを実感してしまったこと。

数年前のiTunesデビューの際に
かつての容量が小さなiPodに山積みのCD群を
詰め込んでしまえと考えたバカな私。

もちろん圧縮して音質改悪した
ロッシーデータご愛用なのです。

ただいまiTunesを見たら8,191曲
ぶっ続けで聴いても89日分がうごめいていて、

さて、これをどうする。

もう一度、CDを1枚1枚入れ直すか?!

地下室の書棚を埋め尽くすCD群を見て
ため息をついている私です。

さらに悩ましいのは、圧縮したデータでも
デジタル接続した上で、それなりに美しく改良する
すぐれた仕組みがNAS5に内蔵されていること。

わがiPhoneをNAS5にジャックインして
試しにキースジャレットのケルンコンサートを聴いてみたら、

うわあ、リバーブ豊かなピアノサウンドが
見事に再現されたのです。

このままでもいいか、
でもさっきの音を聴いてしまうと、ううう

誰かやってくれないかな。
800枚ほどCDをMacに取り込む苦行を。


 ▼パイオニアiPod用スピーカーシステム「NAS5」
  http://pioneer.jp/ipod_sys/
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