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2007年02月19日(月)更新

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み


ネット縁者「思いつくまま、足助から」の高木 伸泰さんの粋な計らいで、
足助商工会青年部の「ブログ道」研修会にお招きいただきました。

足助の街並み

足助は、名古屋市内から豊田市方面に約1時間の山ふところに抱かれ、
香嵐渓の紅葉や中馬街道の街並みなどで知られる名所です。

いつも高木さんからいただく情報を拝見しながら、
私もいつか訪ねたいと願っていたのでした。

そしてついに憧れの足助に足を運ぶことができました。
しかも旅籠の面影を残す、あの玉田屋旅館に泊まるのです。

玉田屋旅館

おばあちゃん、おかみさんの手料理は、
ふきのとうの天ぷらについていた雪塩のように舌に優しく
里山の美味を盛りつけた小陶器のようにどこか懐かしく
いつしかゆったりとした足助時間にとけ込んでいったのです。

英国紳士御用達のSUVで名古屋までお迎えくださった
青年部長の森瀬 仁さん、そして高木さんとご一緒に、
玉田屋での晩餐を満喫いたしておりますと
宿の外には、何やら人の気配。

玉田屋の晩餐

東京の下町から来たTシャツ姿の来訪者のために
とっておきの贈り物を用意してくださったのでした。

それは、たんころりん。

竹で編んだ籠に和紙を囲った素敵なあかりです。

いにしえ街並みに、ゆらぎながら灯る
たんころりんがずらりと並べば、

路地裏を駆け回っていた子供時代のわたしが
失われた時から抜け出してきて
あちこちに見え隠れするのです。

たんころりん

なんと贅沢な時空でしょう。

たんころりんを街に灯して
足助の老若男女の心にも火をつけた旦那衆の長は、
8月の本番はこんなものではないよと笑います。

町の力は、人の力。

それがなければ、
どんなに便利なブログも
無用の長物に過ぎません。

私のささやかなブログ談義を
熱心に聴いてくださった青年部の方々の笑顔が
今も目に浮かびます。

足助の未来を背負って立つ人たちの瞳には
静かな情熱と柔らかな志を感じるのでした。



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