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2009年12月15日(火)更新

CANPANブログ大賞追補:日本財団会長 笹川陽平さんの言葉から

今年のCANPANブログ大賞も感動的でした。

その所感は、日経ネットマーケティングのコラム
「YouTube」×「ブログ」がNPO活動と企業マーケティングを変える
でご紹介しましたのでぜひご笑覧ください。

そこで、ご紹介できなかったのですが、
当日の日本財団 笹川陽平会長のスピーチが絶品でした。


「 若者よ!世界に翔け! 」笹川 陽平著

自ら世界中を飛び回ってブログを書き続ける
現場密着行動派ブロガーである笹川会長は、
ミャンマー首脳との会談直後に民族衣装で登場。

その時のメッセージは以下の通りで、
まったく同感です。


■良いニュース=CANPANブログ、悪いニュース=マスメディア

 毎回、各界で活躍する審査委員が集まる席で話題になるのは、
 ノミネートされたブログを見ると「心が温まること」です。

 逆に、なんで、こうした草の根の活動がマスメディアで
 もっと報道されないのかと不思議になります。

 自らもCANPANブロガーとして活躍している日本財団会長 笹川陽平さんも、
 フォーラムのスピーチの中で問題提起をされました。

 ・夜7時のテレビニュースが「殺人事件から始まる」国は日本ぐらいである
 ・実際には「世界でも有数の治安がいい国」なのに、これでは誤解されるばかり
 ・しかしマスメディアのスタンスは「BAD NEWS IS GOOD NEWS」
 ・そのためマスメディアでは「GOOD NEWS」は大きく取り上げられづらい
 ・だからこそCANPANブロガーが身近な心温まるニュースを発信して欲しい
 ・そうすれば「日本人の美徳」を理解してくれる人が増えるだろう


 【参考バックナンバー】

  ▼「日本財団会長 笹川陽平ブログ」に見るトップブログの3要件
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060216/229538/


子供たちが見て、

「はやく大人になりたい」
「今の時代に生まれて良かった」
「日本に生まれて良かった」

と思えるような情報が
CANPANにあふれています。

こうしたサービスに関わることができていることを
心から誇りに思うと同時に、

自らもそんな情報発信をしていきたいと
決意を新たにしました。

2009年12月11日(金)更新

服部早苗 日本の美 キルトの華@古川美術館為三郎記念館

尾張一宮でeコマースセミナー講師をつとめた後、
名古屋市内の古川美術館に車を走らせました。

日本を代表するキルト作家 服部早苗先生の展覧会
「日本の美 キルトの華」が開催されているからです。



為三郎記念館は、とても都会にあるとは思えない静かな和の空間。
ヘラルドグループの創業者 故古川為三郎翁のお住まいなのです。



これまでも、日本橋の三越美術館などで、
服部先生の作品に触れる機会がたびたびありました。

しかし、日本家屋と庭園の中で飾られると
その美しさが一層際立ちます。



武田信玄ゆかりの陣羽織と同じ柄の
Tシャツ製作をお手伝いさせていただいたいるのですが、

久米繊維製のTシャツがミュージアムショップに
並んでいて本当に嬉しくなりました。

12月20日(日)まで開催されていますので
名古屋のお近くにお住まいの方、
名古屋を訪ねる機会のある方は
ぜひお訪ね下さい。

その他にも

名古屋市美術館「絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡
愛知県美術館「日本の自画像 写真が描く戦後

も素晴らしく、

出張帰りの3時間、まさに金曜日の延長開館と
特典を満喫させていただきました。

名古屋おそるべし!!


 ▼古川美術館
  http://www.furukawa-museum.or.jp/

 ▼服部早苗ジャパンキルト
  http://www.sanae-quilt.com/

2009年12月09日(水)更新

「まりもマジック」で涙が止まらない@第1回日本ドキュメンタリー動画祭

最近、スーザンボイルなみに縁者にお勧めしては
毎回一緒に見て、何度も涙ぐんでいる名作動画があります。



それは....

日本財団主催の第一回日本ドキュメンタリー動画祭の
グランプリ作品「まりもマジック」です。



審査委員長の大林宣彦監督はじめ、多くの審査委員や受賞会場の
圧倒的な支持を受けたのは、静かな静かな家族動画でした。

受賞式の会場では、あすけのたかきさんと涙をこらえ、
フットマークのブログミーティングではみんなで泣きそうになり...。

25日の受賞式からわずか2週間で
50万回以上もYouTubeで再生されました。

おそらくご覧になった方はきれいな涙を流した後、
生きる力の源=家族愛の素晴らしさを
しみじみ実感されていることでしょう。

作者にしてナレーター、そして、まりもちゃんのおじいちゃん
飛穂 啓介さんの素朴であたたかみのあるお人柄にも
深く感銘いたしました。

他にも泣ける動画ばかりです!!!
ぜひ受賞作をご覧くださいませ。

作者とスタッフのみなさま
どうもありがとうございました。


 ▼第1回日本ドキュメンタリー動画祭
  http://www.nippon-foundation.or.jp/movie/

2009年12月01日(火)更新

荒井寿光さんが語る「知財革命」@東京都中小企業知財シンポジウム

東京都中小企業知財シンポジウムに参加させていただき
心から感銘を受けました。そして勇気が湧きました。



これから日本企業が目指すべき「知財革命」の重要性を実感すると同時に、
中小企業の知財戦略をサポートする東京都の試みに勇気づけられたからです。

中でも、元特許庁長官で、現東京中小企業投資育成 社長の
荒井 寿光先生による基調講演に深い感銘を受けました。

さらに講演の中で、知財活用事例として久米繊維工業について
ありがたいご紹介をいただき、感激で泣きそうでした。

荒井先生は東京商工会議所 知的財産戦略委員会 委員長でもあり、
私も委員会の末席で勉強させていただいておりました。

しかしながら、直接、荒井先生の講演をお聴きするのは初めてです。

講演会での素晴らしいプレゼンと明解なメッセージは、
すーっと腑に落ちました。

 1.知的財産が重要になっている
 2.中小企業は知財を知らなければ損をする
 3.中小企業を応援する

あらためて、知財の勉強を今直ぐ始めなければと痛感しました。


   知財革命 (角川oneテーマ21) 荒井 寿光 (著)

慌ててレジュメにあったご著書「知財革命」を買いに走りましたが、
改造社書店では売り切れ、三省堂有楽町店に駆け込みようやく入手できたのです。

この本は、企業規模や業種を問わず「経営者必読書」です。

単に技術特許の話にとどまらず、
コンテンツビジネス、ファッション、ネットビジネスまで、
あらゆる「知財」をビジネスに結びつける見識が磨かれるからです。

まさか、知財革命の一端として、あの名作スキージャンプペアの
話まで出てくるとは思いませんでした。

硬軟とりまぜながら、「世界経済から現場レベル」まで
知財の今がわかるおすすめ本です。

何より感動したのは、

2001年に荒井先生が11名の有志と手弁当で始めた
知的財産国家戦略フォーラムとその提言の話です。

その提言は、小泉内閣時代に結成された知財戦略推進事務局=
即ち、世界一の知財立国を目指し、国益だけを考え、
ベンチャー精神を持ったチーム=によって昇華され、

中小企業に対しても手厚い知財戦略支援の
仕組みが用意されるようになったのです。

まさに荒井先生は「日本における知財革命の父」と
呼んでも過言ではないでしょう。

これからは、経営者はもちろん営業担当まで、
知財に関する見識が必要だとする荒井さんの言葉に触れ
私も早速本日の朝礼で社員に伝えました。

荒井先生、どうもありがとうございました。


 ▼ 知財革命 (角川oneテーマ21) 荒井 寿光 (著)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4047100560/
  
 ▼荒井 寿光先生のプロフィールと記事
  http://sangakukan.jp/journal/profile-b/arai-h.html

 ▼東京中小企業知財シンポジウム
  http://www.tokyo-chizai.jp/
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