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2007年06月19日(火)更新

Apple Store銀座でone to oneパーソナルMacトレーニング

startmac 私の元に届いたのは黒いMacBookだけではありません。

Apple one to one

こんな1枚のカードが入っていたのです。

どうやらこのone to oneカードがあると、1年間にわたって
アップルストアでパーソナルトレーニングが受けられるらしいのです。

onetoone

ネットで予約して、好きな時に好きなアップルストアに出向いて
先生と1対1で個人授業.....すごいことです。

本来なら年間9,800円だそうですが....
こんなサービスをこの値段で....合うのだろうか....

アップルストア銀座

既に、私は、あの美しい非日常空間、アップルストア銀座で
3回も個人レッスンを受けてきました。


まず、第一回目は、.macというオンラインサービスの設定です。
これは言わばネット上に置かれた私のデータ倉庫。

会社や自宅はもちろん、外出先でも、よく使うデータや
スケジュール、アドレス、メールなどを共有したり、
個人ウェブやフォトアルバムなどの公開にも使えるとのこと。
まずは設定だけですが、楽しみになってきました。


そして、第二回目は、メールの設定とウィジェット

メールも .macをつかってwebメールにしておくと
場所を問わずに便利に使えるらしいのです。

何の因果か、私のもとには毎日700通近いメールが来て、
会社のサーバーでは迷惑をかけてしまっても悪いので、
公私問わずniftyに置いてあるのです。

しかし、スパム対策やデータ容量を考えると、
特に、私的な部分はmacがいいような気がしてきました。
夏休みでも利用して、徐々にmacに移すことも研究中。

ウィジェットの面白さは....またあらためて書きましょう。


第三回目は、iPhoto。これも素晴らしい。

夏休みに、あちらこちらに偏在する
デジカメデータを一気に集約分類整理する気合い満々です。


アップルストア銀座ディスプレイ

で....

Tシャツメーカーにしてコレクターの私が
今一番欲しいTシャツの一枚は....

one to oneの先生方が着ている
紺色のtrainerTシャツなんです。


 ▼アップル one to oneパーソナルトレーニング
  http://www.apple.com/jp/retail/onetoone/
  
 ▼Start Mac Square
  http://www.technorati.jp/startmac/


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久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月14日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】「企業の過剰な利益追求」をどう考えるか

<質問>

企業が利益を追求することは当然と思いますが、昨今起きている企業不祥事を見ていると、
利益を過度に、あるいは容易に求める体質に原因があるように感じています。
みなさまは、企業の過剰な利益追求について、どう思われますか。

(明治大学商学部 名越蔵人さん)




【回答】

「買い手よし世間よし売り手よし」の三方よしを旨とする当ブログ起業論でありますが

心無い不祥事が多発していることで、受講生のみなさんが
「企業性悪説」に立ち「利益=必要悪」だと考えてしまっている
としたら悲しいことです。

逆に、みなさんが就職先を探したり、起業をする時には
ぜひ経営理念や創業精神に着目してください。

企業の利益を社会的な公益に一致させようとしている
素晴らしい企業の存在に気づくことでしょう。


■1 大原孫三郎「わしの眼は十年先が見える」
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わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯 (文庫)

私が尊敬する大先輩経営者のおひとりに
倉敷紡績中興の祖で、クラレ、中国銀行、大原美術館を創設した
大原孫三郎さんがいらっしゃいます。

CSR(企業の社会的責任)という言葉が昨今のはやり言葉ですが、
明治から昭和にかけて、既にこれだけのことを実践しています。

城山三郎さんの名著が文庫化されていますので
ぜひ読んでみてください。


■2 ジョンソン・エンド・ジョンソンの「わが信条」
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わが「ブログ起業論」生みの親である明治大学商学部の村田 潔教授
ビジネス情報倫理がご専門です。

ちょうど昨年の講義でも、同様の議論になった時、
村田先生が最も尊敬する「経営理念」を発表してくださいました。

それは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの「わが信条」です。
ぜひ、社史と合わせてご一読ください
http://www.jnj.co.jp/group/community/credo/index.html


■3 日本財団CANPAN-CSRプラスの意義
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私たちの講義に、ブログサービスを無償で提供してくださっている
日本財団CANPAN一サービスに、
CSRプラスがあります。

これは、東証一部上場企業を中心に、各企業の社会貢献活動の情報を公開し、
応援するためのネットサービスです。

このサービスは、いずれ、日本でも情報公開が進んで
社会的責任を果たしている企業だけを、市民が選び応援する時代が
来ることを見越したものです。

欧米では既にその兆しが現れているように
誠意あふれ、長期的視点で社会に貢献する企業だけが

 1.商品を買っていただける
 2.株式を持ち続けていただける
 3.社員になっていただける

.....時代になるのです。


■4 ネットで「見える化」すると下町のコミュニティのようになる
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本業を中心として社会に貢献する地道な活動を、
ブログなどできっちり情報公開してお伝えし続けなければ、
選んでいただけなくなるのです。

私が育ったかつての下町コミュニティで、
作り手売り手買い手の顔がすべてみえて親しかったので
即ち情報がいきわたって「見える化」していたので
悪いことはできませんでした。

ネットが普及することで同じことが起きるはずです。

2ちゃんねるのお祭りやブログ炎上も
その序曲だと見て良いでしょう。

即ち、企業の長期的な存続を図り、そのための利益を確保するには
社会に役立つことをしなければならないわけです。


■5 結論
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ですから長い眼で見れば、利益を得る活動と社会貢献とは、
重なっていくことでしょう。

老舗は、そうやってこれまで生きてきましたし、
これからもそうやって生きていくはずです。



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2007年06月11日(月)更新

絵師冬奇展「手描きの精妙。提灯に龍が舞いTシャツに命宿る」

絵師冬奇展

6月11日(月)から7月14日(土)まで、
京都在住の若き絵師 冬奇(えし・ふゆき)さんが手描きした新作
「10枚のTシャツによる展示会、10 pieces exhibition」を
久米繊維本社プレスルームで開催いたします。

土曜日に作品に触れて、圧倒されました。

提灯とTシャツまずは、大きな提灯に描かれた、
今にも飛翔せんとする龍のうねりに。

そして、物語の挿絵からまさに抜け出して
新たにTシャツの上で命を得た、
壮大で心揺さぶる叙事詩に。

息を止め 息を吐く。

冬奇さんが持つ筆先からは、
大胆さと繊細さが、陰陽のようにめくるめく
ほとばしっているのです。


筆を持つ絵師冬奇さん絵師 冬奇さんは、
京都芸術短期大学で日本画を学んだ後、、
1996年に手描き友禅染の工房に入って、
和装文化や伝統技術の道を歩み始めます。

やがて、手描きのTシャツを製作、展示するなど、
伝統技術と日本画を融合させた新しいスタイルに挑戦。
2005年には、(株)ワコ-ル主催のイベント
「ワコルネアワード」で「津村賞」を受賞されます。

そして、最近では、独ゲシュタルテン社の書籍挿絵、
伊フィスコロ城で開催の展覧会への作品招待
独フォルクスワーゲン社のテーマパークAutostadtのレストラン内装など
活躍の場を世界に広げていらっしゃいます。


ポーのドイツ語本と挿絵原画今回の「絵師 冬奇展」は、
冬奇さんが挿絵を描いたドイツ語の物語本
メールストロムの旋渦
が主題になっています。

原作者は、かのエドガー・アラン・ポー。
北欧を舞台にした物語に、あえて冬奇さんは、
日本画の表現手法で挑みました。


手描きTシャツと挿絵原画物語の挿絵原画が、10枚並べられています。

そして、それぞれの挿絵の中から
最も印象的な意匠が切り出されて
Tシャツに一枚一枚手描きされ
新たな命が吹き込まれていきました。

挿絵という具象から派生した抽象。

もはや洋の東西を超え、時間軸も揺らいで、
いつかどこかで見た「色とかたち」を投げかけ
生まれて初めて見た「色とかたち」を問いかけるのです。


10枚目のTシャツしかし.....

10枚目の最後のTシャツ絵が....
かくもおどろおどろしき具象画でした。

ところが、この絵からは
冬奇さんの言葉にできない想いが
ひしひしと伝わってくるのです。

それは、決して禍々しき負の情念ではなく
もっと力に満ちた心の奥底から湧いてくる力です。

それは何なのか?

冬奇さんから、
この物語のあらすじと結末をお聞きして、
わかったような気がいたしました。

それは、荒れ狂う波の中でも
唯一正気を失わず、人の道を貫いた
主人公の「生きる力」「生かされる力」
だったのです。


絵師冬奇展

「絵師 冬奇展」は
7月14日まで開催されています。

最終日には、もう一度、
冬奇さんもいらっしゃいます。

ぜひ、ポーの物語を読んでから、
この驚くべき挿絵とTシャツに
触れてみてください。


 ▼絵師 冬奇さんのホームページ
  http://www.eonet.ne.jp/~fuyuki/

 ▼「絵師 冬奇展」10 pieces exhibition
  http://kume.t-galaxy.com/e401.html


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月07日(木)更新

三州製菓工場祭のTシャツ写真と斉之平社長のメールに感激

Tシャツメーカーを続けて「良かったな」と思えるのは
Tシャツを着て楽しそうな人たちの笑顔と
あたたかいお言葉に触れた瞬間です。

三州製菓のみなさんの笑顔


三州製菓は、おいしいお煎餅の数々とIT経営で知られる
埼玉県下トップの優良企業です。

最近は、おせんべいにメッセージをプリントする
新しいネット通販まで始められて驚きです!!






また、社長の斉之平 伸一さんは、
以前、このブログでもご紹介しました通り、
ご著書「脳力経営」や「W手帳術」でも知られる理論家で、
私が敬愛する先輩経営者なのです。

斉之平さんは、ふと、三州製菓の工場祭で
おそろいのTシャツを着ることを思いついてくださいました。

微力ながら、私たちがお手伝いをさせていただいたのですが、
昨日、素敵な写真とメールが届いて感激したのです。


▼斉之平社長にいただいたメール
─────────────────────────────

久米様

先日は、素晴らしいTシャツ有難うございました。

5月20日に行ないました弊社工場祭で、
社員が着用させていただきました。

三州製菓工場祭

お蔭様で、大変良い天気になり、工場祭は、盛況でした。

そのときの写真をお送りします。


******************

三州製菓株式会社

斉之平 伸一

******************

─────────────────────────────

以前、工場見学をさせていただいたときの
社員のみなさんの素敵な笑顔がよみがえってきて
思わず胸が熱くなりました。

斉之平さん、みなさん、
本当にありがとうございました。

こんど私もメッセージ入りおせんべいに
チャレンジしてみますね!!!


 ▼三州製菓株式会社
  http://www.sanshu.com
  
 ▼【楽天】創作米菓-武蔵づくりの三州製菓
  http://www.rakuten.ne.jp/gold/sanshu/

 ▼斉之平伸一社長ご来社:3倍「仕事脳」がアップするダブル手帳術に感銘
  http://kume.keikai.topblog.jp/blog/114/10000755.html

 ▼三州製菓の経営理念階段と、斉之平社長の手帳術・脳力経営
  http://kume.keikai.topblog.jp/blog/102/10000974.html


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年06月07日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】「同規模の競合他社」が現れたらどうする

<質問>

もし、自社と全く同じような規模で全く同じような
事業内容の競合他社ができた場合、どうされますか。

(立教大学社会学部4年 内藤傑さん)




【回答】

魅力的な新市場を開拓したり、かつてない新商品をヒットさせたら、
見計らったかの用に、同じような規模....どころか、
もっと大きな競合相手が参入してくるのが「世の常」です。

最近では、10億ほどの売上規模であっても
商社を始めとする大企業が参入してくることも
珍しくはないのです。

仮に先行している部分があったとしても、
経営資源の物量の差はいかんともしがたく、
本気でがっぷり組んではひとたまりもないでしょう。

ですから、

1)戦わないでも済む方法を考えるか
2)勝てる場所で勝てる方法で戦うか

を考えるしかありません。

それは、具体的にどんな方法か....

次回の講義で、みなさんに質問して
一緒に考えてみましょう。


 ▼明大生との一問百答
  http://editors.keikai.topblog.jp/blog/g/10004845.html

 ▼明治大学ブログ起業論
  http://blog.canpan.info/meiji_venture/


久米 信行縁尋奇妙
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久米繊維PRESS ROOMブログ
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