大きくする 標準 小さくする
次ページ

2014年01月28日(火)更新

ニュートップリーダー2014/2 起稿「墨田とTシャツと私」



経営者必読の月刊誌「ニュートップリーダー」に連載中の「墨田とTシャツ私」。
池波正太郎先生の「銀座日記」リスペクトの気持ちで、今月も寄稿しました。

同誌、今月号のテーマは「本気で善をなす会社」。



妙縁でしょうか。それに相応しい日記になりました。

メーカーもお客様も明大生も愛するタオルソムリエ寺田 元さん、
「本気で善をなす会社」の仕事を本にしてきた編集者 小梶さとみさん、碇 耕一さん、
長野、福島、チェルノブイリなどで善をなす鎌田 實先生、
元気の出る言葉を日本中に届ける村上 信夫さん

尊敬する達人たちのことをご紹介できたからです。


雑誌がお手元に届きましたら
(あるいはメンバーズサイトで)
ご一読いただければ幸いです。

▼ニュートップリーダー
 http://www.newtopleader.com/

2014年01月25日(土)更新

読み返して驚愕の一冊「猿のこだわり」ラジドの渡辺祐さん



J-WAVEラジドとタモリ倶楽部だけで 渡辺 祐(たすく)さんを知っている人は、ぜひとも、相模原が生んだ天才編集者で「物欲音欲阿闍梨」のたすくさんが、若かりしころ「のべつまくなし」に書きつづった391ページの分厚い一冊を手にして欲しいのであります(amazonで中古でしか買えないけど。合わせて、初期のVOWもね)。

最初はうわーって思うけれど、読みすすむうちに変容意識モードに。この本でタイムスリップしながら泣き笑いできる×胸がちょっとだけキュンとする×文中や表紙カバーに登場する人たちが憧れの人ばかりで驚いてしまう。そんなサブカル魂が心に燃え続けている人とだけ集まって、一晩中語り明かしたいな。

そういえば、先週、ロッキングオンやポンプ創刊者の橘川幸夫師匠が言ってました。50歳になると、10代20代30代...それぞれの時代の自分の文章を読んで味わえる...と。なるほど、そんな気分が味わえました。ありがたいことです。

さあ、今日もこれからラジドを聴かなきゃね。

▼amazon「猿のこだわり」
 http://www.amazon.co.jp/dp/4893891030/

▼J-WAVE 「Radio DONUTS」
 http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

▼渡辺祐さんブログ
 http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/

▼渡辺祐さんインタビュー
 http://musicshelf.jp/?mode=static&html=special_g01%2Findex

2014年01月12日(日)更新

文化放送「日曜日はがんばらない」  鎌田實さん×村上信夫さん...そして私「ピンで生きなさい」



本日12日10時から、鎌田實さん×村上信夫さんのラジオ番組
文化放送「日曜日はがんばらない」に出演させていただきました。


懇意にしている歴ドルで幕末Tシャツクリエーターの小日向えりさんが、
村上信夫さんのお弟子さんだったことから、ご縁をいただいたのです。

尊敬する二人の達人に囲まれて、緊張のラジオ番組収録終了。

元NHKの村上 信夫さんは、秒単位で番組をコントロールしつつ、
私の失言にも気づいてカバーしてくださる、驚くべき体内時計と
パラレル思考=プロの仕事を見せてくださいました。

鎌田實先生は、直前まで取材で、ほとんど事前打ち合わせを
していないのに、まさに天衣無縫、融通無碍の自然体で、
番組に溶け込んで行きました。

驚いたのは、村上さんが、前回の打ち合わせで綿密な台本を作って
くださったにもかかわらず、直前の雑談で、急きょ質問を変更したこと。
鎌田先生の突然の一言にも慌てず騒がず、アドリブで柔らかく番組に仕上げるのです。
すごいなあ。これが達人の世界なのですね。ただただ感服。



番組収録後に、憧れのお二人から、ご著書にサインをいただきました。
お二人のサインの素敵な共通点は...

1)万年筆ではなく筆ペン(乾きの速い顔料タイプ)を使いこなされていること
2)1冊1冊に違う言葉を添えてくださること
3)味のある文字にお人柄がにじみ出ていること。

うれしくて、スナップの時に、お二人のサイン本を手に撮影していただきました。
どうもありがとうございました。


▼日曜はがんばらない
 http://www.joqr.co.jp/kamata/

▼鎌田 實先生
 
http://www.kamataminoru.com/

▼村上信夫さん
 
http://murakaminobuo.com/

2014年01月10日(金)更新

久米繊維謹製"色丸首"新色>璃寛茶と利休鼠発表



色と色感豊かな日本に生まれた幸せ。

昨日のFacebookの夕暮れ写真のコメントにも書きましたが、
日本は高温多湿で四季があり、山川草木にも恵まれています。

だからこそ、水蒸気の力で「四十八茶百鼠」に代表されるような
中間色に対する感性が磨かれたのでしょう。

そして平安時代の「延喜式」に代表される神官や貴族の色の決まりから、
歌舞伎役者にリードされた江戸時代の庶民の色好みに至り、
今では、誰もが自由に色を楽しめるのです。

2月の発売まで
しばしお待ちを!



▼久米繊維公式Facebookより

国産Tシャツの原点を最新の技術で復刻した、
久米繊維謹製”色丸首”に新色が登場します!

「四十八茶百鼠」と言われるように、微妙に違った表情を持つ
さまざまな色彩で表現される茶と鼠。

その中から二色を厳選いたしました。

サイズはご要望多数につき、XLサイズも登場の予定!
2月中旬の発売予定をお楽しみにどうぞ。

「久米繊維謹製"色丸首"」
(実際の商品の色と異なって見える場合があります。)

(上)璃寛茶 RIKANCHA
(下)利休鼠 RIKYUNEZUMI

▼延喜式にみる色
 http://moineau.fc2web.com/color/column1.html

▼江戸時代 役者色と粋
 http://www.wanogakkou.com/life/00100/00100_004_07.html

▼久米繊維謹製「色丸首」
 http://t-galaxy.com/shop/item_iromarukubi.html

2014年01月09日(木)更新

SUBARU×久米繊維コラボTシャツに新色!



今、世界のセレブが注目するクールジャパンな車と言えばSUBARU。
そのオンラインショップ SUBARU×久米繊維コラボTシャツが好評販売中です。

スバルカラーに続いて、新色だいだい 発売開始いたしました!
スバリストの東商墨田支部 鳥光事務局長にも伝えなきゃ。
そうだ。リクエストいただいたボクサーエンジンTシャツも提案しなきゃ。

▼SUBARU オンラインショップ
http://subaruonline.jp/product/fashion/FHMY13011030.php
 

2014年01月08日(水)更新

【深夜の名曲】”Afro Blue" by Gary Burton & Makoto Ozone

愛する人と自分の深い眠りのための音楽
【Gary Burton & Makoto Ozone — Afro Blue 】



こころ旅で、福島の天井山からの夕焼けを見ていたら、
こんな音楽が聴きたくなりました。

東北支援にも熱心なジャズピアニスト小曽根真さんのビデオ。
ゲイリーバートンさんのヴァイヴとの競演です。


https://www.youtube.com/watch?v=xtJS3IIvnww

2014年01月08日(水)更新

【私のマザーツリー】志賀高原の偉大な2本の木

師匠、橘川幸夫さんの新年Facebook記事の中に、大好きな「林試の森公園」の話と、「マザーツリー」という素敵な言葉が出てきました。

「住まいの近くに「林試の森」という公園がある。ここは明治時代に政府の林業試験場として作られたもので、その機能は現在は筑波学園都市に移転されて、跡地が都市公園として整備された。早朝、散歩することが日課になった。元々が林業試験場なので、世界中の樹木が集まっていて不思議な雰囲気がある。大きな楠の木があって、はじめて見た時に、なぜかとても懐かしく思われ、勝手に自分の「マザーツリー」として時々、樹皮に手を触れる。マザツリーとは、世界中のどこかに、自分だけの母なる樹木があるという説のことである。

 20メートルはあろうかと思われる大木が、この森には多数ある。20メートルはあっても、100メートルの大木はない。そんな大木があったら、自分の体重を支えきれずに倒壊してしまうだろう。植物は日々成長していくが、無限に成長していくわけではない。大きな木も小さな木も、花も雑草も、当たり前のように生きている。そういう営みの結果として、森が存在する。変化しつつ変わらない姿は安定した社会を思い浮かべる。」


みなさんは、自分のマザーツリーを持っていますでしょうか。


新しい私のマザーツリー発見@志賀高原寺子屋

その地を訪ねると、いつも母のように迎えてくれる木
その前に立つだけで、勇気と元気をもらえる木
その木に触れるだけで、心が洗われていく木

そんなマザーツリーが
眼を閉じれば浮かんでくる喜び

そんなマザーツリーが
全国で待っていてくれる幸せ。



十年越しのマザーツリー@志賀高原一の瀬

10年ものブランクがあった上に
カービングスキーの登場で技術も様変わり

今までの常識が非常識になってしまった
コペルニクス的転回に戸惑っていた私

自称上級者が初心者と化した十年前から
なんとか滑れるようになった今日まで

このマザーツリーは
ずっと見ていてくれました

やめなくてよかったねと
ほほえんでくれました

2014年01月07日(火)更新

橘川幸夫さん新著「森を見る力」2/6 出版記念パーティ



師匠 橘川幸夫さんの待望の新著「森を見る力」が予約受付中です。橘川さんの名著「企画書」を読んで「私がやりたいことやるべきことがすべて書いてある」と仰天したのは、まだ30代の若かりし私。その後も、橘川さんの著書を読むたびに、眼からウロコを落とし続けてきました。今回の本は、草の根BBS、パソコン通信、インターネットと、メディアの第一線を駆け抜けてきた橘川さんが「インターネット以後の社会を生きる心得」を書いた本。橘川さんの師匠で「智の巨人」故 林 雄二郎先生の遺志を引き継ぎ、未来に伝える本でもあります。今から楽しみでなりません。2月6日の出版記念パーティでは、この本のメッセージについて、私も師匠とトークライブをさせていただきます。ぜひご参加くださいませ。

▼amazon予約ページより
 http://goo.gl/5fhFra

データが氾濫する時代には
データではなく「森」を見よ! 

インターネットは社会を便利で快適なものに変えたが、
一方で人間の生命力を弱めてはいないか?
「木を見て森を見ず」の言葉どおり、わたしたちは細部にこだわるあまり、
全体を見通す目を失っているのではないか?
ネットがあたりまえのものになり、データが氾濫する時代には、
データではなく「森」を見よ! 
数々の企業、商品開発、メディア、行政の現場に携わってきた著者が描く、
あたらしい情報社会の見取り図。

【著者からのメッセージ】

10年前に出した『暇つぶしの時代』という書籍の中に「モノヅクリからコトヅクリの時代へ」という文章を書いた。
戦後社会は、戦争で失われた物資の生産を求めてきたが、次の時代のテーマは、戦後社会の中で失われた「関係」や「地域」というコトを復元していくことだ。
僕は、その本に書いたことを実践すべく、それからの10年を費やし、その体験の中で発見したことをまとめたのが『森を見る力』である。

これからの時代は本という作品(モノ)を出すだけではなく、その本によって何かしらのムーブメント(コト)が発生しないと時代的な価値はないのではないか。
樹木はモノだが、森という全体像はコトである。モノとコトで僕らの秩序は形成される。
商品社会も、アートも、具体的な事象も大切だが、全体的な認識も大切である。
僕らは、もう自分のことだけで精一杯の「子どもの時代」を終えて、全体を見回すことの出来る「新しい大人」のたたずまいを求められているのだと思う。

『森を見る力』にはそんな思いが込められている。──橘川幸夫

著者について
デジタルメディア研究所・所長。1972年、音楽雑誌「ロッキング・オン」を創刊。1978年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。現在、未来フェス代表、未来学会理事、阿佐ヶ谷アニメストリート商店街会長などを務める。『企画書』(宝島社)、『メディアが何をしたか?』(ロッキング・オン)、『ナゾのヘソ島』(アリス館)、『一応族の反乱』『生意気の構造』(共に日本経済新聞社)、『シフトマーケティング』(ビジネス社)、『21世紀企画書』(晶文社)、『インターネットは儲からない!』(日経BP社)、『暇つぶしの時代』(平凡社)、『やきそばパンの逆襲』(河出書房新社)、『風のアジテーション』(角川書店)、『自分探偵社』(オンブック)、『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。』『希望の仕事術 』(共にバジリコ)ほか共著、編著多数。

▼出版記念パーティ
 https://greenfunding.jp/miraifes/projects/655-cf

 日時 2014年2月6日(木)18時半~21時
 場所 東京キネマ倶楽部(鶯谷)
 http://www.kinema.jp/
 
 18時~ 開場
 18時半~21時 橘川幸夫記念講演、 出版記念パーティ(ゲスト挨拶など)
 21時~23時 二次会(近場のお店に移動します)

2014年01月06日(月)更新

【深夜の名曲】"Peace Piece" by Bill Evans

愛する人と自分の深い眠りのための音楽
【Bill Evans "Peace Piece"】



雪山のマザーツリーの写真を見ながら、大雄山や東照宮のご神木=マザーツリーを思い出していました。すると、何とも優しく幸せな気分になりました。ああ、この気持ちに通じる音楽は...と心の中を検索したら....ありました。大好きなビル・エヴァンスの、静かで瞑想的なソロ。平和な曲...あるいは平和なかけら。ニューエイジなどという言葉も無い時代に、まったく新しい音楽を産み出していたのです。

▼動画
https://www.youtube.com/watch?v=Nv2GgV34qIg

2014年01月06日(月)更新

久米繊維謹製Tシャツ2013年選集@直営ファクトリーショップ

【10 pieces exhibition - KUME T-shirts of the 2013 
 久米繊維謹製Tシャツ2013年選集@直営ファクトリーショップ】



今日1月6日から私たち久米繊維も仕事始めです!新年のごあいさつ&お買い物でいらっしゃった皆さまを、2013年に製作のお手伝いをさせていただいたTシャツの中から選んで展示して、お迎えをいたします。(2014年1月6日~1月24日まで)展示しているTシャツを撮影して、スライドショーを作ってみましたが、さて、何のTシャツだか何枚おわかりになるでしょうか?(正解は後ほど、公式サイトで発表いたします)

▼10 pieces exhibition - KUME T-shirts of the 2013 
 http://youtu.be/tzNe3YiYaaE

▼久米繊維 10 pieces exhibition
 http://kume.jp/news/10-pieces-exhibition/
次へ»

◎久米 信行「縁尋奇妙」メルマガ
email

会社概要

1935年創業の老舗国産Tシャツメーカー。 半世紀以上にわたり、国産Tシャツ専門メーカーとしての誇りを持ち、裁断、縫製、検品、仕上げ、そしてプリントまで一貫して日本国内のグループ会社で生産する稀有なTシャツ・ギルドとして現在に至る。...

詳細へ

個人プロフィール

1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。94...

詳細へ

バックナンバー

<<  2014年1月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

コメント一覧

最新トラックバック

  • レイバン サングラス from レイバン サングラス
    お薦め本『儲けとツキを呼ぶ「ゴミゼロ化」工場の秘密』~古芝保治著 - 久米繊維工業 代表取締役社長 久米信行
  • 日本発ものづくり提言プロジェクト シンポジウム(2011/10/22) from パワーブロガー★イベント交流録
    日本発ものづくり提言プロジェクト のシンポジウム 「ジャパンファッションの再生、 日本発ものづくりから考える 」に、参加しました。 オープニングには、会場に 坂本龍一の「音楽図鑑」の 曲が流れて、いい感じ♪ プレゼンをしている
  • 15年前のAPEC大阪会議の思い出は from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 代表取締役高嶋 博 社長の日記
    15年前の11月16日から19日まの4日間、APECが大阪で開かれましたが、海外の 首脳が参加する国際会議が大阪で開かれたことは今までになく、厳戒態勢の街は 道路も交通機関...
  • 本の紹介【「ものづくり日本の海外戦略」が発売されました】 from 公認会計士・税理士 村田守弘のブログ
    「ものづくり日本の海外戦略」が発売されました。8日(金曜)の日経朝刊第一面にこの本の広告が掲載されました。なお、当該広告には、もうひとつの拙著「弁護士のため租税法(第2版)も掲載されています。取り急ぎ、ご報告します。
  • 緊急速報!  栗東 「わすいせず」4日前... from ココジャネル焼酎研究所 所長 ココジャネ...
    速報!!!栗東 「わすいせず」720mlが出ています!!!四日前にもかかわらず、 66,000円!!!!!http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g916945312006年、2008年、2009年、2010...