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2006年01月26日(木)更新

1/27日経産業新聞「トップが語る勘所」で「ブログ道」の記事

明日、1月27日の日経産業新聞ビジネススキル面「トップが語る勘所」で
ブログ道についてのインタビュー記事が掲載されます。



10年前に、わがT-GALAXY.COMを初めて記事にしてくださり、
以来、ちっぽけな私たちを温かく見守ってくださっている
恩人縁者 日本経済新聞産業部の長島 芳明さんが、
書いてくださるのです。本当にありがたいことです。

長島さんからの「メール道」あふるるご取材依頼メールには、
今回の記事の趣旨について以下のようにご説明がありました。

──────────────────────────────
(前略)
新年早々恐縮ですが、取材申し込みのメールです。

日経産業新聞に「トップが語る勘所」というコラム
=添付ファイル参照=があります。

経営者にビジネススキルの勘所について
語ってもらうという趣旨です。

久米さんに語っていただきたいテーマは
「ビジネスや経営に生かすブログ」です。

ビジネスパーソンや中小企業経営者がブログを
どう活用すればビジネスに役立てることができるのか、
ブログに書く内容をどう考えればよいのか、
みなに読まれるブログとはどのようなものか、
三日坊主にならないようにするにはどうすればよいのか――。

このほどブログ道をテーマにした本を
著したとうかがっております。

本に書かれた内容を踏まえながら、
日経産業新聞の読者に仕事に役立つブログに
ついてお話いただけないでしょうか。

(後略)
──────────────────────────────

先日、長島さんがインタビューにご来社くださいましたが、
リクエストにすべてお応えできたか、少々不安です。

しかしながら、長島さんのことですから、私の雑駁な話を
きちんとわかりやすくまとめてくださったことでしょう。

縁者のみなさまにもご高覧いただけましたら幸いです。


 ▼日経産業新聞
  http://ss.nikkei.co.jp/ss/


久米 信行
久米繊維工業 (社長ブログ/メルマガ)
T-GALAXY.com / Jentle.co.jp/

2006年01月26日(木)更新

IT投資評価方法に関する調査委員会で「戦略マップ」を学ぶ

ITで本当に儲かっているのか?単なる金食い虫ではないのか?

そう疑問に思っている経営者は、中小企業のみならず、
年間100億単位でIT投資を行う大企業にも多いようです。



財団法人 日本情報処理開発協会の水流(つる)正英さんに
ご指名をいただいて、「IT投資評価方法に関する調査委員会」
の末席にて勉強をさせていただいています。



管理会計研究における日本の第一人者で、専修大学経営学部教授の
櫻井 通晴先生を座長として


企業価値創造のためのABCとバランスト・スコアカード

日本に冠たる上場企業のIT化キーマンや、コンサルタントの先生方が
集まって、IT投資評価手法のスタンダードを作ろうという会なのです。

先日開かれた会議で、「バランスト・スコアカード」を提唱した
ロバート・S・キャプランとデビッド・P・ノートンの「戦略マップ」
という本が紹介されました。


戦略マップ バランスト・スコアカードの新・戦略実行フレームワーク

その本に基づいた議論で印象的だったのは、IT投資評価において、
ITそのものの寄与度が15%だとすると、人材・企業文化といった
「無形の資産」の寄与度が75%にものぼるという仮説です。

立派なITのシステムを入れても、それだけでは効果は見込めず、
優秀な人材や、魅力的な企業文化が伴っていないといけないという
ことでありましょう。

前回まで、参加する委員の方々から百出する議論をお聞きしていて、
本当にこの会は、使いやすいIT評価手法をを創れるのだろうか?と
ちょっと心配になっておりました。

しかし、今回ワーキンググループの先生方が、「戦略マップ」の
枠組みで問題を整理したところ、かなりスッキリ収まりました。

いずれ、中小企業にも使いやすいIT評価手法が提供されるでしょう。

そればかりか、最初に企業のIT化成熟度を診断して、進むべき
道を示唆する仕組みも用意されるでしょう。

ぜひご期待ください!!


 ▼財)日本情報処理開発協会
  http://www.jipdec.jp/


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp/
http://t-galaxy.com/news/
http://jentle.co.jp/
http://t-galaxy.com/

2006年01月19日(木)更新

日下公人先生講演で「知情意」の「意」を重んじようと決意

東京財団「虎ノ門DOJO」で、尊敬する日下公人先生の講演を
「2006年 新春展望」を拝聴する好機がありました。

日下先生の2冊の新著「国家の正体 小泉改革の先を考える」と
闘え、日本人―外交とは「見えない戦争」であるlも

 


そして、日経BP社のWEBサイトで連載中のコラム
現実主義に目覚めよ、日本!」も



読めば、目からウロコが落ちること請け合いですが....

実は、何と言っても日下先生の講演こそが最高なのです。

終始、笑いの渦の中で、歯に衣着せぬ政治経済の裏話で興味を引きつつ、
考えもしなかった発想が、次から次にと飛び出してくるのです。

先生がお好きな囲碁のように、先を先を読んで布石を打つ
長期的で柔軟な着想に驚かされます。

また、単なる善悪、短期的な勝ち負けを超えた「道」を感じます。

(そういえば、先日、ランチをご一緒した時も、
 拙著メール道を見て「タオ」だねと評してくださいました。
 そんな書評を下さった方は、もちろん最初で最後です。)

そして、最後には、やわらかくてとらわれのない思考と、
日本人としての誇りや自信がみなぎってくるのです。


今、読み返すと、私の講演メモは2ページにわたって気づきで一杯ですが、
特に印象に残った一言はと言うと....

「知情意」の「意」を持つ人が今の日本に欠けている!!

...というお話でした。

頭でっかちの「知」の人も、やさしい「情」の人もいるけれど、
自らの強い意思で「やる」「やらない」を決める
「意」の人が欠けているというのです。

小泉改革で古い仕組みを壊した後、「本格的な政策研究」を行い
新しい仕組みを作り上げるべき時が迫っていますが、
ここで必要なのは気骨のある「意」の人なのです。


実は、第二創業期をスタートさせたばかりの弊社も、
規模こそ異なれ、今の日本と同じ状況におかれていると気づきました。

ですから、弊社に必要な人材も「知情意」の「意」の人なのです。

ただいま、第二創業で夢を共有し、強い志で共に道を歩んでくださる
人財を探しているところですが、

たとえ私のブログに共感している起業志望の人であっても、
面接してみますと、強い「意」を感じる人には、
なかなか会えないもです。

しかし、ここは安易に妥協せず、ぜひとも「意」の人に
出会うまで、Message in A Bottleを送り続けようと思っております。


 ▼久米繊維「第二創業」人財募集中!
  http://plaza.rakuten.co.jp/enginekimyo/diary/200511040000/


♪今日のBGM >>> Message In a Bottle by Maxi Priest
 iTunesで30秒の無料試聴とダウンロード(150円)



久米 信行縁尋奇妙
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2006年01月16日(月)更新

コンタクトセンターとブログが企業内外の心を一つにする

昨夜、来る1/18に開催されますCTFJ(日本コンタクトセンターフォーラム)
ユーザーズカンファレンスの講演レジュメを作りながら考えました。

これからは....

「コンタクトセンターとブログセンターが企業内外の心を一つにして
 お客様の満足度を高めるカギをにぎる


...のではないかと....

♪今日のBGM >>> When we dance?icon  by STING




今回のユーザカンファレンスの共通テーマは
「コンタクトセンターを企業の中心に据える」です。

 
 ■日時:平成18年1月18日(水) 13:30~16:55

 ■場所:グランパークプラザ3F 301会議室
      住 所/東京都港区芝浦3-4-1
      電 話/03-5441-2163
      URL/http://www.granpark.co.jp

 ■会費:会員社社員 無料
    :会員社のご招待者 無料 
     (登録時に紹介会員社名を記入してください)
    :その他一般(非会員) 1万円

  ▼CTFJユーザーズカンファレンス
  http://www.ctfj.com/uc.html


コンタクトセンターと言う言葉を、初めてお聞きになった方も
ひょっとしたら いらっしゃるかもしれません。

コンタクトセンターについては、今回のカンファレンスを主催する
日本コンタクトセンターフォーラムの説明を読めば、イメージ
しやすいでしょう。

==============================================================

日本コンタクトセンターフォーラム(CTFJ)とは

CTFJは平成8年、CTI(Computer Telephony Integration)の普及
のために日本コンピュータテレフォニー フォーラム 略称CTFJ)
として発足しました。

以来CTFJはユーザー,ベンダー,メーカー会員相互の情報交流を通して
CTI関連技術の開発、コールセンタ運用システムの高度化などを目指し、
CRM(Customer Relationship Management)による企業の課題解決、
CTI市場拡大に貢献することを目的に活動してきました。

しかし、主として電話とコンピュータの融合という意味合いで使われ
てきたCTIという言葉はともすればコールセンタという限定したイメー
ジに結びつき、いまやインターネットの普及などによる顧客との
コンタクト形態の多様化によって大きく進化した現状に沿うべく、
本年平成15年度の総会において、日本コンタクトセンタフォーラム
(Contact Center Forum Japan 略称CTFJは変更せず)と改称
いたしました。

新しいCTFJは、技術革新と企業環境の変化に対応したCRMの実現に
向けて、新しいコンタクトセンタのあり方を追求して行こうとする
フォーラム(研究集団)です。

http://www.ctfj.com/about.html

==============================================================




さらに、 CTFJの幹事会社データメディアの代表者で 
私が尊敬する唐澤 豊さんが、日経IT-PLUSに連載している記事などを
ご高覧になるとさらに理解が深まるはずです。

http://it.nikkei.co.jp/business/column/njh.aspx?i=20051207s2000s2


今回のフォーラムで、唐澤さんは、なぜか前座として、門外漢の私に
声をかけてくださったのですが、

おそらく....

電話中心のコールセンターから ネット活用のコンタクトセンターへ、
受身のメールセンターから 攻めのブログセンターへ


という大きな潮流について話をするようにというリクエストだと
考えております。

私自身、電話をかける前に、まずはネットで検索して解決を考える、
そしてできればメールも出したくない....という行動スタイルに
変わってしまっています。

また、当事者である会社の外にある、ユーザーコミュニティで
問題解決が図られることも少なくありません。

ですから、これまでのコールセンターだけでは、
お客様からの「天の声」が届きにくくなっていると言えましょう。

そんな中、ブログを使った社内外のゆるやかな情報共有と
ブランディング・マーケティングについて
私の体験に基づく雑感を述べてみたいと考えております。

唐澤さんの概論をはじめ、楽天証券、ファンケル、リコーといった
先進企業のコンタクトセンター担当者の実例も伺えますので、

今回のフォーラムに出席されれば、おそらく、なぜコンタクトセンターを
企業のセンターに置かねばならないかご理解いただけるでしょう。

まだ若干定員にも余裕があるようですので
ご関心がある方は、事務局に問い合わせてみてくださいませ。

 CTFJ事務局 [mailto:ctfj@jyoho-s.com]

 久米 信行

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽CTFJからのご案内


Subject: 平成17年度CTFJユーザーズカンファレンスのご案内


お客様各位

お世話になっております。
CTFJ事務局です。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

CTFJユーザーズカンファレンスをご案内致します。
期間が迫っておりますので、お早めにお申し込み下さい。


CTFJ事務局



◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇

CTFJ平成17年度ユーザーズカンファレンス

◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇



「開催テーマ」
~コンタクトセンターを企業の中心に据える~


■日時:平成18年1月18日(水) 13:30~16:55


■場所:グランパーク

    3階 301会議室
所在地:東京都港区芝浦3丁目4-1
交通機関:
JR田町駅(徒歩5分)、地下鉄都営浅草線・三田線三田駅(徒歩7分)
TEL:03ー5441ー2163
http://www.granpark.co.jp/


■会費

:本メールを受け取られた方は無料で参加できます。
ただし事前登録をして受講書を受け取ってください。
:会員社社員 無料
:会員社のご紹介者 無料(登録時に紹介会員社名を記入してくだい)
:その他一般(非会員) 1万円    

  
■講演内容

(1)「2006年のコンタクトセンター課題」    (13:30~14:00)
   コーディネーター
   [幹事会社] データメディア株式会社
         代表取締役 唐澤 豊

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

(2)「最高級国産Tシャツのネット受注とコンタクトセンタ戦略」
~社長・店長ブログ+アフィリエイトブログとの連動を考える~
                      (14:00~14:40)

                 久米繊維工業株式会社
               代表取締役 久米 信行 氏
               
[概要]
ネットでオーダーメイドTシャツ多品種少量受注生産をしてきた弊社が、
今年から最高級品の販売に乗り出す。より高い顧客満足度を目指すべく、
コンタクトセンタと社長・店長ブログ、さらにアフィリエイトブログと
の連動を計画中である。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
             
(3)「規模をマネジメントし、"つながる"コールセンターへ」
                        (14:40~15:20)  
               
            楽天証券株式会社
             執行役員マーケティング本部長 楠 雄治 氏
    
[概要]
株式投資"大衆化"を背景に顧客数が急拡大。コール数
が激増。改めて「つながる」コールセンターの競争優位性を痛感。
大規模コールセンター実現へ従来のマネジメントスタイルを変えつつ、
地方展開とインフラ再構築の改革を一気に進める。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 
 
[休憩]  (15:20~15:35)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

(4)「顧客接点の最前線、テレコミュニケーターを育てる
   キャリアアップ制度」
                     (15:35~16:15)
      株式会社ファンケル 
           テレコミュニケーション部 部長 松山 啓子 氏
              

[概要]
お客様に感動と満足を提供するためには、顧客接点となる
テレコミュニケーター個々のスキルアップとモチベーションの向上が
不可欠である。テレコミュニケーターのと体系的な教育とOJT指導を
実施し「スペシャリスト」を育成する。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 
 
(5)「コールセンター統合後の効果創出」
(16:15~16:55)  
 
                  株式会社リコー 
              販売事業本部お客様相談センター 主席係長
                           貢 裕彦 氏
 
[概要]
リコーでは、商品毎に新設され、別々に運営されていた13のコール
センターを2004年に一つに統合いたしました。
このコールセンター統合の狙いや効果、また、統合後に発生した様々な
問題への取り組みについてご紹介いたします。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■主催
  日本コンタクトセンタフォーラム(CTFJ)
  http://www.ctfj.com/
                               以上




お申込方法:下記フォームを記載の上、返信下さいますよう、
宜しくお願い申し上げます。

-------------------- 申込書 ------------------------

CTFJユーザーズカンファレンスに参加します。

御社名 _______________________________________
御担当部署 ___________________________________
御名前 _______________________________________
御連絡先TEL _______________________________
FAX_________________________________________
(御紹介会員社) _____________________________


△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ おわり

2006年01月08日(日)更新

2006年お年賀ブログ:7つの改革+協働開始宣言

新年あけましておめでとうございます!

初詣、初売り、お年賀のご挨拶...どこを見ましても、昨年までとは違う「明るい気分」が伝わってきます。株価、地価、企業業績の上昇が先行した今回の景気回復を、こうした多くの人々の「明るい心」が後押しすることでしょう。

私もようやく3年間の厄年を終えて運気が高まり、多くの人のご縁や社員一丸となっての業績回復にも恵まれて「心機一転」です。いよいよ、これまでの前半生のご恩返しができる、お役に立てる年回りになったと実感いたしております。本当にありがたいことです。

今年からは、企業経営、社会貢献、親類縁者・自己実現という4つの人生をそれぞれに充実させ、相乗効果を上げながら、新しい改革を進めていきたいと思います。

♪今日のBGM >>> Asian Dream Songicon  by 久石 譲


改革1:久米繊維第二創業プロジェクト本格始動

久米繊維工業社章今期より、実質創業者として活躍してきた父=会長から久米繊維工業の経営を引き継ぎ、第二創業プロジェクトをスタートさせました。私たち三代目の三兄弟と若き経営幹部候補とベテラン社員とが力を合わせて、老舗の暖簾と生産技術・品質・誇りを守りながら、異業種の先達企業のベストプラクティクスを学び実践してまいります。
おかげさまで12月までの半期売上実績は前年比5割増で推移し、負債と在庫も劇的に圧縮して筋肉質の企業体質になり、正に「再起動」にふさわしい幕開けとなりました。
今年からは「健・美・和・笑・環のくらし=LOHAPSAS=Lifestyle Of Health, Art, Peace, Smile And Sustainability」をパートナーやお客様をパートナーやお客様と共創する夢とビジョン=百年の計を掲げます。そのために、十年計画で人財の発掘と育成に力を入れてまいります。そして、他では見ることのできない魅力的な新製品・新サービスの開発と、新しいお客様への情報発信に勤めます。


改革2:後世に誇れる久米繊維謹製国産Tシャツ発売

久米繊維謹製名札日本の文化と伝統、そして日本製品の質感が見直されている中、わが国を代表する高級通販雑誌と共同で、新しいTシャツを企画製作中です。まだ詳細は発表できませんが、日本が誇る紡績・編立・染色技術を駆使した特別な綿素材をおごり、私たちの伝統の技で裁断・縫製を施した特別なTシャツになるでしょう。おそらく1万円を超える高額商品になりますが、舶来の高級ブランドに飽き足らない特別なお客様に愛用していただけると確信いたしております。
また、 私たちがNPO法人日本オーガニックコットン協会理事企業として、永年普及に努めておりました有機栽培無農薬のTシャツを、いよいよ、有力パートナーと共に全国の生協チャネルにて販売させていただくことになりました。衿ネームまでもオーガニックコットンを使用した家族と地球にやさしい久米繊維謹製のTシャツを、エコロジーを志向する生協組合員のみなさまにご愛用いただけるのは大きな喜びです。
こうした久米繊維謹製の新製品につきましては、いずれ、新カタログ・新WEBサイト・新プレスルームの他、当ブログにても披露目いたしますので、どうぞご期待ください。


改革3:経営者による経営者のためのTOPBLOG.JP始動

経営者会報ブログこれまでの経験から、企業経営者こそブログを活用すべきだと確信しております。経営者の理念や商品・サービスにこめた熱い想いを、お客様・取引先・社員・株主・金融機関・社会に対して、直接、毎日のように伝えることができ、会社のホームページへのアクセスも急増するからです。
しかし個人がニックネームで楽しく井戸端会議をするためのブログサービスはあっても、公人たる経営者が集い活用するのにふさわしいブログがありませんでした。そこで、検索エンジン対策に長けたNTTデータのブログサービスを、マーケティングとユニバーサルデザインの見地からカレンが、経営者の立場から私がチューニングしたTOPBLOG.JPを制作中です。
その第一弾として、オーナー経営者6万人が愛読する日本実業出版社発行誌「経営者会報」の記事やWEBサイトと連動する「経営者会報ブログ」が3月から始動します。優れたブログ記事は「経営者会報」に掲載され、ブログがプレスリリース代わりにもなるのです。業種を問わず先進的で経験豊富な経営者が集う画期的な場になるでしょう。面倒な初期設定はシンフォニックが対応し、初心者セミナーと1ヶ月のお試しレッスンで、初めての経営者も気軽に始められるサービスを目指します。


改革4:地域・ひと・文化活性化のためのCANPANブログ活用

CANPANブログ責任ある企業経営者のブログに期待するのと同様に、「NPO/NGOこそブログの主役たれ」と私は考えておりました。そんな矢先、日本財団寺内 昇さんとご縁をいただき、同財団が社会企業家に無料解放するCANPANブログのプロジェクトを知りました。寺内さんのお人柄はもちろん、お金による支援から、自活手段=情報インフラ提供による支援にというコンセプトと、笹川陽平会長自ら赤裸々にブログ発信する姿勢に打たれて、微力ながら応援いたしております。
具体的には、CANPANブログを活用しながら、1)地元墨田区を愛する有志との「ガイドに出ないお取り寄せ・お立ち寄り」情報ブログ、2)地元新日本フィルハーモニー交響楽団の「舞台裏情報&音楽配信」ブログ、3)富士山を世界遺産にする国民会議青年部による「私の富士山情報」ブログなどのプロジェクトを応援いたします。そして、ブログを使った、社会企業の新たなPR・マーケティング・人知結集のあり方のモデルケースにして、多くのNPO/NGOがブログで社会的事業を効果的効率的に進められるようになればと考えます。


改革5:新著「ブログ道」発売と新連載スタート

ブログ道表紙NTT出版から前作「メール道」に続き、拙著「ブログ道」が出版されました。私が尊敬する縁者の中にも、ブログで人生が変わった、切り拓かれた方が何人もいらっしゃいます。私自身もその1人かもしれません。この本にこめた体験に基づくメッセージは「ブログは単なる日記でも告知手段でもなく、縁と運と勘を拡大する自己実現ツール」であるということです。
合わせて、日経IT-PROの新コーナーWatcherで新連載コラム「久米信行の企業経営に活かすブログ道」がスタートしました。この連載では、企業経営者・広報責任者・各部門責任者などが、ブログで企業価値を創造し高めていくためのアイディアを、硬軟とりまぜて書いていく予定です。また、日本実業出版社「経営者会報」誌面でも「経営者のためのブログ道活用」をテーマにした新連載が始まる予定です。
ぜひともご一読いただき、ご意見ご要望・叱咤激励のメールを賜れましたら幸いです。


改革6:明治大学で1年間「ベンチャー起業論」講師

明治大学校章昨年、経営情報学会にて、明治大学商学部 教授 村田 潔先生から思いがけないありがたいご提案をいただきました。明治大学商学部で「ベンチャー起業と企業経営」について1年間講師を勤めないかというお誘いです。
大いに意気に感じましたが、第二創業期の新米経営者にとって本業が疎かになる恐れもあって大いに悩みました。しかしながら、将来の弊社の社長や経営幹部を探しをしよう!弊社社員やパートナー向けの研修プログラムを創造しよう!という覚悟で大任をお引き受けいたしました。
もちろん非アカデミックで実力不足の門外漢である私ができることは、ごく限られております。また村田先生が私に期待することも別にあるようです。そこで受講者全員参加で、ネット版「てんびんの詩」を1年間実践することを構想いたしました。ブログ+アフィリエイトなら開業資金ゼロで起業できることを生かして、惚れ込んだ品をお客様の視点で熱く語り続ける「ネットあきんど」をみんなで目指すのです。こんな破天荒な講義要綱を認めてくださった村田先生と商学部の先生方の期待に応えるべく、4月から毎週木曜日の夜に教壇に立たせていただきます。


改革7:十年後のために子どもと学ぶ。子どもから学ぶ

子どもたち権腐十年の教えを重くとらえて、実権を手にした今から「十年後に後進経営者に譲る覚悟」で第二創業を進めております。そして、その後は家族で海外に留学して新しい人生に挑戦する夢を持っています。その時、語学以上に日本人としてのアイデンティティが問われるでしょう。また、言語を超えるコミュニケーション手段も必要となるでしょう。そんな「何か」を今持ちあわせていないことに気づき、琴碁書画や武道などを、子どもと一緒に時間を見つけて少しずつ学び始めています。
学べば学ぶほど、自分が根ざす日本文化や精神を軽んじていて損をしていたことを思い知らされます。また、子どもの感受性や吸収力に驚かされ、安易に常識や経験に惑わされていて損をしていたことにも気づきます。
そして、子どもたちは「一番大切なものが何か」を思い出させてくれます。例えば、自宅前の路地でキャッチボールをしているだけで心が通い、静かであたたかな幸福感で満たされる...こうしたリアルな体験よりありがたいものを今は見つけることができません。この幸せな一瞬があるからこそ、あたりまえの幸福を百年後の子どもたちにも引き継ぐために、新たな改革への決意がみなぎってくるのです。


今年はじめる7つの改革は、いずれも長い長い道のりの「最初の一歩」だと心得ます。それでも、初志を忘れず地道に実践し、これまで出遭うべくして出遭いった縁者の方々と共に道を歩むことで、少しずつ実現していくと信じております。

本年も引き続きご高導のほどよろしくお願いいたします。

この一年が、みなさまにとって素晴らしい年になりますように!


久米 信行久米繊維工業

◎久米 信行「縁尋奇妙」メルマガ
email

会社概要

1935年創業の老舗国産Tシャツメーカー。 半世紀以上にわたり、国産Tシャツ専門メーカーとしての誇りを持ち、裁断、縫製、検品、仕上げ、そしてプリントまで一貫して日本国内のグループ会社で生産する稀有なTシャツ・ギルドとして現在に至る。...

詳細へ

個人プロフィール

1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。94...

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