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2010年06月04日(金)更新

10 pieces exhibition / 山田秀寿展×ワークショップ開催

これは魔法? 山田 秀寿さんがペンを持つと
Tシャツが見たことのない色とかたちで息づくのです!



アーティスト 山田 秀寿さんの10枚のTシャツによる展示会
「10 pieces exhibition」を開催いたします。



エクシビション・タイトルは " Made in the wildness "

「ここ数年自分の関心事、制作の主題の変化を感じます。

 それは通信技術の進歩により世界が個人レベルで
 ますます近づいていること、

 グローバリズム、国内外の社会情勢に
 アートや創造性が国境を越えて
 どのように関わっていけるか微力ではありますが
 模索が始まったばかりです。

 そんなスタートラインの作品を今回、
 職人さんの息吹を感じるTシャツに散りばめました。」



作家自ら染め上げたTシャツに
立体的に描かれたハンドドローイングの力を
この機会に、ぜひご体感下さい。




 場所:久米繊維工業株式会社 本社1Fプレスルーム
   東京都墨田区太平3-9-6

 日時:2010年5月31日(月)から6月25日(金)の平日 
    午前9時から午後5時まで

   ※期間中の日曜・祝日は休館となりますのでご注意下さい。 


 6月12日(土)午前11時から午後5時 はスペシャルデーとして
 作家滞在及び展示Tシャツの継続手描き作業を行ないます。
 希望者の方には作家のアドバイスのもと手描きTシャツを体験できます。
 (Tシャツは実費となりますので御了承下さいませ。)





山田 秀寿さん プロフィールにかえて


【文化出版局:装苑2007年1月号Newcommerより抜粋 / Text: 村田明久美】


 「生きている線」が山田秀寿の最大の魅力だ。
 日々の生活と感情がコネクトし、内面深く掘り下げられて、
 イメージとなって現れてくる。

 4年半のロンドン滞在では独特なタッチで描き出すポートレートに
 抽象的なデザインが大胆に重ねられていく感性に
 多数のロンドンのファッション関係者やメディアが注目し、数々の個展を開催。

 ロンドンという大人の社会で様々な出会いを通じて成長し、
 帰国した東京では、空 気が柔らかいと感じたという。
 帰国後初の個展(gallery éf 東京)では
 出会った風景をスケッチする日々を繰り返しながら、
 そこから生まれたドローイングの魅力、躍動感を強調した作品を発表。

 線を描き続けることで、もののとらえ方、抽出する線がより極まり、
 今まで見えなかったことが見えてきておもしろくなったという。

 今後この「生きてる線」がまた内面のイメージの世界とクロスされ、
 新しい展開を私たちに見せてくれることだろう。





 ▼山田 秀寿 オフィシャルサイト
 http://www.hidetoshiyamada.com/