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2009年06月14日(日)更新

山本茂行園長と歩く富山市ファミリーパーク

そこは動物園というより懐かしい里山でした。

動物園と言えば、ゾウやライオンなど海外の珍しい
動物を見せるところという常識は吹き飛びました。

この郷土富山に暮らす動物や日本の伝統的な家畜を中心に
里山の自然を取り戻そうとするまったく新しい試み。

それが富山市ファミリーパークなのです。


自分なりにこの里山を歩いて、
その素晴らしさを写真に収めようと
思っていたのですが....

思いがけず超多忙な山本茂行園長が
お昼から閉園までご一緒に歩いてくださったのです。

誰よりもファミリーパークを愛する人から、
その魅力を現場で直接教えていただくほど
ぜいたくなことはありません。

大人の秘密基地=竹炭を焼く小屋を案内してもらったり
ジャンプして掴んだ枝から桑の実を食べさてもらったり

ファミリーパークの仲間たち
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しかし、何よりうれしかったのは、
これから「こんな展開をしたい」という
園長の夢の数々を教えていただいたことでしょう。

もはや、それは動物園という旧来の定義を
はるかに超えたものでした。

よい名称は、まだ山本園長にも
見つかっていないようです。

それは、里山=呉羽丘陵の再生のみならず
私たちが忘れつつあったコミュニティの再生を
人間性の復活を目指すものなのです。

残念ながら、今夜は蛍を見るには
少し早すぎました。

市内からほど近いところにある里山を
四季折々に訪ねる楽しみを持つ
富山市民のみなさんを

心からうらやましいと
思ったのです。


 ▼富山市ファミリーパーク
  http://www.toyama-familypark.jp/
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