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オーガニックコットンなど厳選素材で謹製した最高級国産Tシャツに世界で1枚のプリントを!老舗メーカー三代目の第二創業記
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2007年08月07日(火)更新
知恩院で山本空外先生のお墓に合掌
週末は、経営情報学会関西支部の講師にお招きいただき
京都を訪ねました。
おかげさまで、昨年果たせなかった
山本空外先生のお墓参りをすることができました。
炎天下の日曜日、四条烏丸からレンタル自転車で
浄土宗総本山「知恩院」へと向かいます。
三門をくぐって蝉時雨を聴きながら、男坂を上り、
まずは、御影堂と法然上人の御廟にお参りをいたしました。
そして、二十五菩薩の庭と呼ばれる
美しい方丈庭園を抜けて、
特別霊園への細い坂を上ります。
霊園を見渡すちょうど中央付近に、
山本空外先生のお墓はありました。
大きな自然石に、先生の書で
「南無阿弥陀仏」と刻まれています。
お水が涸れていたので汲んで戻りますと、
お線香を持ったお坊さんがお一人。
一緒にお参りして良いですか?とお願いして
横に並んで手を合わせました。
そのお隣には、寄り添うように
空外先生に師事した湯川秀樹博士のお墓がありました。
そこには、アインシュタイン博士と共に
反原爆の運動をしたことが刻まれていました。
被爆後、平和の祈りを欠かさなかった空外先生
そのお墓に並んで、今は安心の境地で、
静かに思いを放ち続けているように見えました。
ふと見ると、お墓を囲む門柱に、
まるで表札のように「空外墓」と書かれています。
もちろん先生直筆の書でありましょう。
その文字からは、肩の力が抜けて自然な、
そして、どこか楽しそうな気配さえ感じられました。
生前に、自らの墓の銘を書くことは
相当な覚悟が必要なはずです。
それを、かくも自在にゆるやかに書く
空外先生の底知れぬ境地に
あらためて深い敬意を抱いたのです。
合掌
▼空外記念館で今岡昭雄さんに山本空外上人の素顔を教わる縁起(1)
http://kume.keikai.topblog.jp/blog/121/10002272.html
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