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2006年06月10日(土)更新

今週末はシャガールの寓話と花菖蒲畑を川村記念美術館で楽しむ

終了間際のご案内で申し訳ないのですが、
今週末6/11まで、大好きな千葉県の川村記念美術館で、
素敵な展覧会が開催されています。



衝動買いした「マルク・シャガール ラ・フォンテーヌの『寓話』」


シャガールの不思議な絵は、みなさんよくご存知でしょう。
しかし、ラ・フォンテーヌ???

どうか、ご心配なきよう。

きっとカエルやカラスの寓話など、良くご存知のはず。

少々おどろおどろしいシャガールの作品に添えられた
寓話をなつかしく読まれることでしょう。

昔、何気なく読んだ話の数々ではありますが、
なぜこの寓話を、ナポレオンやルイ14世が
快く思わなかったのか....わかるような気がします。

▼川村記念美術館webより
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子どもたちにラ・フォンテーヌを
与えることには賛成できない。
ラ・フォンテーヌは子どもたちには分からない。

         -ナポレオン・ボナパルト

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17世紀フランスの詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌが
著した『寓話』は、さまざまな動物が登場する物語を集め
たもので、彼らが繰り広げる機知に富んだおしゃべりから、
人間のエゴや愚かさ、人生の教訓が浮かび上がってきます。
フランスでは今も大人から子供まで知らぬ者はない古典と
して愛され、1668年の初版から現代に至るまで、数々の画
家が『寓話』の挿画を手掛けてきました。

愛と夢の画家として知られるマルク・シャガール(1887-1985)
も、画商ヴォラールにその才能を見出されて連作版画
《ラ・フォンテーヌの寓話》を制作しています。シャガール
はその自由な想像力によって物語の各場面を生き生きと描き、
卓越した色彩のセンスをもって版画を鮮やかに彩りました。
本展では、日本でも有数のシャガール・コレクションを所蔵
する高知県立美術館の《ラ・フォンテーヌの寓話》全100点を、
前期・後期に分けて展示いたします。
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ギリギリの今日になってご案内しましたのには
ちょっとした理由があります。

広大なお庭の片隅にある美しい花菖蒲畑は、
今日から開放されるのです。

つかのまの梅雨の晴れ間に、
お弁当を持って出かければ、
美しく不可思議な週末を楽しめることでしょう。


 ▼川村記念美術館
  http://www.dic.co.jp/museum/


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp

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