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2006年12月01日(金)更新

「華蜜恋」カミツレ研究所の北條裕子さんに聴いた開発秘話

先日、わが家でも愛用している「華蜜恋」の入浴剤や石鹸を
製造販売されている、カミツレ研究所の北條裕子さんが
ご来社くださいました。

 

地元の中小企業家同友会でお話をして
いつしかメールを交わすようになり、
素晴らしい商品に私が感動したのがご縁です。

みなさんは、
カミツレ(カモミール)の花をご存知ですか?



その名前を聞いただけで、この写真を見ただけで
あの独特な芳しい香りが浮かぶ人も多いでしょう

カミツレ研究所のWEBサイトによれば....

 「カモミール」はキク科のハーブで、
  和名を「カミツレ:加密列」といいます。
  名前は、古代ギリシャ人がりんごのような香りのする
  この花をカマイ:khamai=大地、 メロン:melon=りんご
  と呼んだことに由来しています」


北條さんの商品、例えば「華蜜恋」入浴剤を見て驚くのは、
原産国表示、国産表示どころか...

長野県池田町産の無農薬有機栽培
とまで表記されていることです。




今回、お会いして、その秘密の一端がわかりました。

ひとつは、北條 裕子さんが
息子さん(ちょうどわが家と同世代)の成長に心を配り
オーガニック商品に深い関心を寄せる
同じ「親ばか?同志」であること。

もう一つは、北條さまのお父様で
相互印刷工芸の創業者である北條晴久さんの
深い家族愛と郷土愛です。

20数年前、ある農芸家から薬草カタログ印刷の依頼を受け、
過剰な食品添加物の恐ろしさを知った北條晴久さんは、
「ハーブの女王」カモミールを国内でそれも郷里で無農薬栽培し、
無添加商品を創ろうと研究開発して特許まで取得し、
1度使ったら忘れられない商品に育てたのです。

「お役に立ちたい」とハーブで町おこし
~ブランド確立し販路拡大めざす


企業理念を綴った「お役に立ちたい」という小冊子を
今回、「華蜜恋」のご案内と合わせていただきましたが、

その内容があまりに感動的だったので、
昨日の明治大学商学部の授業でも
ご紹介させていただきました。




私が今から楽しみにしているのは...

来年の6月初旬に、長野県池田町を訪ねて
満開のカミツレ畑の前にたつこと。

その時は、北條さんと一緒にデザインした
オーガニックコットンカミツレTシャツを着て行きたいのです。

砂浜美術館の人たちのお力を借りて
お花畑にTシャツがはためくのも見てみたいです!

そして、そのカミツレでできた石鹸や入浴剤と
私たちのオーガニックコットンが一緒に並んでいる
イメージがほのかに浮かぶのです。


 ▼カミツレ研究所
  http://www.kamitsure.co.jp/
  
 ▼相互印刷工芸
  http://www.sogo.ne.jp/



久米 信行縁尋奇妙
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