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2010年02月23日(火)更新

すみだ北斎美術館公式シンボルロゴ&マーク審査会~大賞発表

1月15日のブログでご紹介しました
すみだ北斎美術館公式シンボルロゴ&マーク審査会の結果が
ついに公式発表されました!

1634点もの応募作すべてに、4人の審査委員...

(社)日本グラフィックデザイナー協会会長 勝井三雄先生
(株)サン・アド取締役副社長 葛西 薫先生、
 墨田区 田中 進副区長
 なぜか、私

...がケンケンガクガク議論して選んだ最優秀作品はこちらです!

すみだ北斎美術館公式ロゴマーク最優秀賞

多くの応募作が、富士山や大波をモチーフとした中、
名画「山下白雨」の稲妻をモチーフにした作品なのです。


慶応義塾大学デジタルギャラリーより

富士山麓を走る稲妻。
その瞬間のきらめきや激しさを
かくも斬新かつ抽象的なフォルムで表現した
北斎の先進性に改めて驚かされます。

そして、このシンボルが、
一目見たら忘れない美術館の建築物に
どのように掲げられるか楽しみでなりません。

そして世界から訪れる観光客に愛されるであろう
墨田区の職人たちが生み出す逸品にも
この稲妻が走ることでしょう。

他の入賞作も公式発表ページ
ぜひお楽しみください!

日に日に高くなる東京スカイツリーと合わせ
すみだ北斎美術館の今後にもぜひご注目ください!


 ▼すみだ北斎美術館
  http://www.city.sumida.lg.jp/hokusaibijutukan_infomation/

2010年01月23日(土)更新

ブリキのロボットと箱絵の原画展@渋谷VINTAGE GATE GALLERY

産経新聞の大家さんのお薦めで「ブリキのロボット箱絵原画展」を
渋谷のビンテージ・ゲート・ギャラリーで見て、ああ感涙。

なんても言えない無骨にして愛くるしいロボットのフォルム。
そして、思わず宇宙旅行に出たくなるような原画の数々。



コレクターでも無い私が、ただただ感動していたら
ギャラリーの主、守田高士さんともすぐに意気統合。

一見、古めかしいブリキのおもちゃや原画には、
遺したい大切なもの、子供たちに伝えたいことが
たくさん込められているからです。

わが墨田区で頑張ってきたブリキおもちゃ職人さん。
ついに廃業ということで、何とも切ない話です。

YouTubeを見て、いてもたってもいられなくなった
永遠の少年は、ぜひ渋谷で現物を!

そして若き昭和文化のまもりびと
守田さんとも話してみてくださいね!

2010年1月27日までということですが、
1週間ぐらい伸ばすかもとおっしゃっていました。


 ▼産経ニュース「ブリキのロボットと箱絵の原画展 渋谷で27日まで」
 http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100121/tky1001211628003-n1.htm

 ▼VINTAGE GATE GALLERY
 http://www.subway-bld.co.jp/com/shibuya/store.html
  03・5466・2887。



2010年01月15日(金)更新

すみだ北斎美術館公式シンボルロゴ&マーク審査会~あっと驚く大賞決定

東京スカイツリーで注目が集まる、わが故郷墨田区
今は初場所ということもあり、大相撲ファンも両国国技館に詰めかけています。

しかし北斎が墨田区で90年の生涯のほとんどを区内で過ごして、
多くの作品を残したことは、あまり知られていません。


新タワーと時を同じくして平成24年度にオープン予定!
江戸博近くは、葛飾北斎の生地と言われる本所割下水に面して作られる
すみだ北斎美術館」も今から楽しみでなりません。

私が子供時代にに遊んでいた粘土の型屋さんがいたような公園に
妹尾和世さん設計の、あっと驚く美術館ができるのです。

そこでは、墨田区所蔵のピーター・モースコレクションを基に
葛飾北斎の常設展・企画展を満喫することができるはずです。


ブログ「もの見ない目」より

光栄にも、世界から人が集まるであろう美術館の名称検討委員会のみならず
すみだ北斎美術館公式シンボルロゴ&マーク審査会
4人の審査委員のひとりにもご指名をいただきました。

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2009年12月28日(月)更新

花村えい子展「見逃せないA B C ! 」+私、まんが家になっちゃった!?


自伝「私、まんが家になっちゃった!?」
漫画家・花村えい子の画業50年


最近、刊行された自伝を読んでも
おわかりの通り...

花村えい子先生は、本当におだやかで上品な上に
なんとも愛らしくて素敵な方なのです。


ルーブルで絶賛の花村えい子先生
ボンマルシェデビューお祝いパーティ


憧れのパリ・ボンマルシェ百貨店や
世界を代表するファッション雑誌ELLEで絶賛
されたのも
かわいい少女マンガが世界に通じることの証左でしょう。

まだ原画を見たことがない人は
ぜひ、この機会に目の前で見てください。

この色、かたち...
たしかに世界で日本にしかないのです。

久米 信行拝

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2009年12月11日(金)更新

服部早苗 日本の美 キルトの華@古川美術館為三郎記念館

尾張一宮でeコマースセミナー講師をつとめた後、
名古屋市内の古川美術館に車を走らせました。

日本を代表するキルト作家 服部早苗先生の展覧会
「日本の美 キルトの華」が開催されているからです。



為三郎記念館は、とても都会にあるとは思えない静かな和の空間。
ヘラルドグループの創業者 故古川為三郎翁のお住まいなのです。



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2009年11月13日(金)更新

日本金属工芸研究所の不思議な応接間@文京区向丘の路地裏【YouTube】

スタジオジブリ宮崎駿アニメでひそかに好きな作品「耳をすませば」。
そこに「地球堂」という不思議なものだらけのお店がでてきます。

山田敏晶社長とランチを楽しもうと初めて訪ねた
日本金属工芸研究所の応接間は、まさに「不思議の宝庫」だったのです。

談笑しながら、ちょっと見渡してシャッターを押しただけで
こんな写真が撮れました。一日中居ても飽きません。



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2009年07月12日(日)更新

世界スケッチクロールデイ@東武鉄道本社屋上=東京スカイツリー建設現場

今日は、世界スケッチクロールデイ。
心ある世界のイラストレーターが、母国の街並などをスケッチして
ネットで交換し合って国際交流をする日です。

昨年10月に続き、(協)日本イラストレーション協会|JILLA/ジャイラ
副理事長の誉田 哲朗さん始めイラストレーターのみなさんが、
わがふるさと墨田区を訪ねてくださいました。

東京スカイツリー計画本部課長の望月康紀さんのご好意で、
東武鉄道本社の屋上でのスケッチが実現したのです。


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2009年05月18日(月)更新

第三回鶴川流花押展ワークショップでわが花押を創作

先日ご来社いただいた「花押のせかい」著者
望月鶴川(もちづき かくせん)先生が指導する
鶴川流花押(かおう)の展覧会を見て
またも魅せられてしまいました。

個性あふれる門下の人たちの作品は楽しく、また力強く
押しかけ入門者の私も、来年はぜひ参加をと思ったのですが....

驚いたのは正面に飾られた先生の作品です。
義の時代だからこそ仁。

まさに家康と同じ境地で、
重荷を担いで荒野を一人歩む人が見えますか?

また、自分の花押を創作するワークショップに私も参加させていただき、
最後は先生の筆によって命を吹き込まれた花押がこれです。


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2009年04月04日(土)更新

望月鶴川先生ご来社「花押のせかい」に魅せられる

本日、鶴川流花押(かおう) 宗主 
望月鶴川(もちづき かくせん)先生がご来社くださいました。



ご紹介くださった空手家で縁出家の小林 良正さん
日本財団CANPAN運営責任者 寺内 昇さんもご一緒の来社です。

JMAAエコチャリティTシャツアート展の発起人、
現代美人画家の竹本 明子さん
花押と聞いてぜひに同席されました。

まずは「花押」に始まり、最後は空手からイラストレーションまで
それぞれの「道」について深く語り合う2時間半となったのです。



最後に、望月鶴川先生のご著書「花押のせかい」に
サインと花押をいただき感激しました。

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2008年07月31日(木)更新

今週末はポーラーベアの写真家リサ・ヴォートさんに会おう!

写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」

2008年8月8日まで、東京都江東区のGALEERY A4(エークワッド)で、
写真家リサ・ヴォートさんの写真展「北極からの贈りもの」が
開催されています。

(10:00~18:00 入場無料 8/3をのぞく日曜日休み)

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2008年06月03日(火)更新

吉田照美画伯の油絵×直筆サイン×絵本「バルサの翼」に感涙@池袋東武

私が最も敬愛するラジオパーソナリティ吉田照美さんの個展
池袋東武の美術画廊で6月4日(水)まで開催されています。


少年時代に不眠症だった私にとってラジオは福音そのものでした。
その後、長いブランクを経て...
厳しすぎる「失われた十年」に社長兼集金係だった私は、
ラジオ史に残る「吉田照美のやる気MANMAN!」に出会って泣き笑い。
苦しい中で、大きな勇気をもらいました。

そして、今では「吉田照美 ソコダイジナトコ」を聞かなければ
朝が始まらないのです。



今回、スペイン美術賞展入選記念の個展が開かれるとあって、
仕事帰りに会場に駆けつけて....驚きました。

とても2005年に始めたばかりと思えない筆さばき

吉田照美画伯「花摘み」

私が特に好きな作品はこの「花摘み」です

 僕の大好きな言葉に「アンパンマン」やなせたかしの
 「たとえ倒れても夢の方向に倒れたい」というのがあります。
 この男の人も、あの花を求めてここまで来ました。
 花は手に入れられなくても、花を求めて
 ここまで一生懸命来たってことが、男前なのです。


そして、さらに驚きが!
目の前に憧れの吉田照美さんが、いらっしゃるではないですか!

吉田照美さんサイン

恐る恐る、買い求めた図録と絵本を差し出すと
名前とイラスト入りのサインをそれぞれに書いてくださいました。

「どちらからいらしてくださったのですか?」


 思いがけず声をかけてくださったので、あわてて答えてますと

「わ、あの近くの○○動物病院にお世話になっているんですよ」

 と優しく親しくお話がはずみ....しかし、話が続けられない私。

いつかお会いしたいと願う数少ない人に会えたのに...
もっと気の利いた答えをしたかったのに....
なかなかうまくはいかないものです。

吉田照美さんサイン

サインをいただいた吉田照美さん作の
絵本「バルサの翼」

さっそく家に帰って
子供たちに読み聞かせたのですが....

またも驚きました。

バルサの翼と吉田照美さんサイン

将来、絵本作家になりたい私は
これまで絵本という絵本を読みあさった
つもりだったのですが、

こんな絵本は読んだことがありません。

まさに昔子供だったお父さんが
読んで涙する絵本。

照美さんのファンでなくとも
きっと感涙するはずです。

たとえばこんな一節があります。




 人が としをとる ということ
 人が 毎日 生きて行く ということは
 とても たいへんな
 ことかも しれない

 でも ぼくの そばには
 いつも 夢が いてくれた
 だから ここまで やってこれた



あと一日しかないけれど、
何か感じるところがあったら
池袋東武へぜひ。

そしてバルサの翼を
手に入れてください!!


 ▼スペイン美術賞展 入選記念 吉田照美 不思議な夢
 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/event.php?kaijyo_kbn=2&sj_no=2651

 ▼バルサの翼(アマゾンで購入)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4270002115/

 ▼吉田照美「ソコダイジナトコ」
 http://www.joqr.co.jp/soko/


久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
オーガニックコットン&アートTシャツ@T-galaxy.com
ブログ起業論講師@明治大学商学部
ブログ公開出版「見る前に跳ぶ技術」

2008年04月20日(日)更新

銀座の画廊「閑々居」の茶席で、北條和子さんのお茶とお話を楽しむ

先日、竹徳の鈴木康彦社長のお誘いで都会のオアシスを訪ねました。

鈴木社長は発菩提心の文化人で、若輩の私ごときを珍重してくださいます。

例えば、私が最近サインを求められて落款を捺しているとしたら、
それは鈴木社長自ら篆刻してくださったものです。



先日も、竹徳マンションの住人というアーティスト
長尾 和典さんを鈴木社長にご紹介いただき、
ベトナム料理とアート談義ランチを楽しませていただいたところでした。

そして....



このたび、現代日本画の画廊「閑々居
オーナー北條 和子さんのご依頼で、
画廊の中に茶室をお作りになったと聞き、
ご一緒させていただいたのです。

閑々居

新橋の交差点に面したビルの一室に、
まさかの空間がありました。

閑々居

ただいま展示中の馬場伸子さん作「牡丹満庭図」が、
見事に茶室になじんでいます。

そして、先客の某美術雑誌の編集長さんと共に
私たち二人は、北条和子さんに点てていただいた
お茶を美味しくいただきました。

閑々居

途中から、GISのスペシャリスト平下 治さんも合流されて
ニコラ・テスラの銅像から、セルビアと日本の交流の話まで
お茶飲み話が広がって、この不思議なサロンの磁場に驚いたのです。



しかし、ギャラリーの主 北条和子さんが私を招いてくださったのは
私の携帯写真ブログにあった、聖地で祈りを@斎場御嶽
という小さな記事に興味を持ってくださったからだと聴きました。

北条さんは、かの沖縄の聖地で、やはり
特別な何かを感じられたそうです。

閑々居

そして、最後に素敵な絵本「旅館はなぶさ」を
プレゼントしてくださいました。

これは、絵本好きの私も初めて見る
おもしろ不可思議な本です。

">

笹井 弘さんがピンホール写真で撮られた「植物達の時間」という
不思議なモノクロームの写真作品に、北条さんが楽しい言葉を添えて
唯一無二の絵本を創造したのです。

「画廊で一服差し上げます」

という斬新な試みは、5月2日から一般公開されるそうです。
完全予約制で、お茶と美術談義を楽しむという趣向です。

WEBサイトをチェックして、お好みの作品と合わせて
ぜひ特別な時空を味わってみてください。


 ▼閑々居(カンカンキョ)
  http://www.venus.sannet.ne.jp/kakosan/

  
久米 信行 網縁作務処
国産オリジナルTシャツ@久米繊維
オーガニックコットン&アートTシャツ@T-galaxy.com
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2007年12月14日(金)更新

フェルメール「牛乳を注ぐ女」と再会@国立新美術館

17日の月曜日までだというので慌てて再会してきました。
フェルメールの名画の中でも思い出深い一枚に。



もう10年程前になるでしょうか?

オランダ、ベルギーの美術館めぐりに出かける前、
長谷川 利行のコレクターでもある尊敬する縁者
鈴木大吉さんから、貴重なアドバイスをいただいのです。

「世界で最も美しい絵の一つがアムステルダムにある」

それが、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」でした。

もう既に、2週間近くも各地で絵を見続けてきたので、
ほとほと疲れていたのですが、

この絵....思ったより小さな肖像画を見た時は、
その輝きに驚いたことをおぼえています。



そして、ドライブで通りかかったフェルメールの町
デルフトでの夢のような光景もよみがえってきます。

小さな広場に移動式の回転木馬などが出ていて
どこかなつかしいお祭りをしているのでした。




もちろん、デン・ハーグのマウリッツハウスで見た
青いターバンの少女の表情に勝るものはないでしょう。

映画「真珠の耳飾りの少女」のワンシーンもふと思い出しました。

青空にひそむ色を2人で数え見つけ出すシーン。


またもフェルメールの魔法に
かかってしまいました。

もう一度訪ねたい。
もう一度会いたい。


 ▼フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
  http://milkmaid.jp/vermeer/index.html

 ▼オランダ政府観光局「真珠の耳飾りの少女」フェルメール
  http://www.holland.or.jp/nbt/holland_feature_articles_2002.06.htm

 ▼映画「真珠の耳飾りの少女」
  http://www.gaga.ne.jp/pearl/top.html


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年09月30日(日)更新

横浜美術館「シュルレアリスムと美術」展初日と草月はなゆうぎ

京都五山にせよ、ジブリの絵職人にせよ、
最近は展覧会期終わりに駆け込みというのが多かったので、
初日に悠々と出かけてみました。

横浜美術館マグリッド

長男が、ちょうど私がマグリッドやダリの作品に
出会った年頃になったので、そろそろ見せようと思ったのです。

親子して「蟲師」のアニメにはまっていることもあって
目に見えぬものたち、異形のものたちを
日常に見いだして愛でるのも悪くはないでしょう。

予想通り....
頭も心もやわらかくとろけて心地よい。

企画展以外の常設展も、シュールなものを
並べてくれる粋な計らい。

アトリウムに並ぶ彫刻群も
よく見れば、相当不気味で可愛いらしい。

さりげなく置かれたこのものたちなど
今にも影が動きそうですし....。

横浜美術館

ミュージアムショップで
エッシャー不思議絵フィギュアの
ガシャポンをすると、これまた不可思議な異形のものが...

エッシャー

その後、どうした巡り合わせか、横浜赤レンガ倉庫で
いけばな草月流の「はなゆうぎ」という展示も見たのですが、
ケータイブログに書いた(撮った?)ように、
これまた摩訶不思議。

おかげで今夜は良い夢が見られそうです。

おやすみなさい。


 ▼横浜美術館「シュルレアリスムと美術」
  http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2007/special/03_surrealism/


久米 信行@久米繊維工業

2007年07月12日(木)更新

吉川 壽一先生個展「VIAGGIO IN SICILIA―SYO杲杲(コウコウ)

今週末のお楽しみは....
7/15まで東京九段のイタリア文化会館で開催されている
吉川 壽一先生の個展に出かけることでしたが、
ただいま行ってきて、吉川先生にお会いできて大感激です。

オールアバウトの記事にも書きました。
http://allabout.co.jp/mensstyle/tshirt/closeup/CU20070714A/

吉川先生は、久米繊維謹製ネームや拙著「メール道」「ブログ道」の
shoを創作してくださった大恩人なのです。



吉川先生のブログ「開運ひと文字HAPPY!!」や
吉川先生と親しい「株式会社横山工藝 横山 国男社長のブログ」を
拝読するとイテモタッテモいられなかったのです。

若き京の絵師 冬奇さんもお連れしました。
もちろん、子どもたちにも見せたい!!

吉川先生のshoをもとに、横山工藝さまと弊社でコラボ製作した
Tシャツも展示されております。

ぜひ、みなさんもお堀端散策と合わせて
週末のお楽しみ候補に加えてくださいませ。


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VIAGGIO IN SICILIA ~書道イン・シチリア~

2007年6月28日 - 2007年7月15日

シチリアの神秘にインスパイアされた書道家吉川壽一氏の作品は、
来場者を東洋から西洋への旅へといざないます。

シチリアの資産である美術を通じてさまざまな国際的アーティストに
シチリア文化の再発見をうながすプロジェクト「シチリアの旅」
の一環として、2006年9月にプラネータ社からの招待を受けた氏が
イタリア文化会館で個展を開きます。

日程: 2007年6月28日 - 2007年7月15日
時間: 11:00 - 18:00
場所: イタリア文化会館
主催: 日欧商事、プラネータ社、イタリア文化会館
協力: 入場無料
─────────────────────────────────

久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年05月24日(木)更新

新境地!服部早苗「キルト日本の意匠展」@日本橋三越

今週末、5月27日(日)まで 日本橋三越 新館7階ギャラリーで
服部早苗先生の「キルト日本の意匠展」が開催されています。

東京メトロの構内や車内ポスターでご存知の方も多いでしょう。
さっそく私も先週の日曜日に出かけて、先生の新作と言葉に触れました。

服部早苗キルト展ポスター

キルトと言えど「和魂洋才」。

服部先生の「早苗キルト」と呼ばれる作品群は
京都西陣の美しい布を組み合わせた独創的な和柄で、
世界に知られ数多くの賞を受賞されています。

陰影深い会場に絢爛豪華に浮かび上がる艶やかな
服部先生の作品群に、これまでも私は魅せられてきました。

服部早苗展

しかし、今回、会場の中央付近に展示されていた
藍染の深みと渋みを生かした新作群を前にして、
私の目も心も釘付けになりました。

これまでの「早苗キルト」とは一線を画すのです。

初めて見たのに、どこか懐かしい。

どこかで見たことがありそう。
しかし見れば見るほど斬新。

それは、合わせて展示された
素晴らしい藍染作家の着物と見比べれば
実感していただけることでしょう。

ご自身の作風を特徴づける美しい原色をあえて使わず、
それでいて「見る人が見れば早苗キルトだとわかる」新境地。

風林火山

展示会場で開かれたトークライブには
早苗キルトに魅せられたファンが
先生を取り囲んでいました。

私は、会場の片隅で、遠くから
静かにメッセージを受け取りました。

自信と誇りに満ちた声が響き渡ります。

誰よりもはやく、そして一貫して
日本の意匠をキルト作品に昇華し、
世界に発信し続けた歴史。

NHK大河ドラマが武田信玄を選ぶ6年も前から
「風林火山」をテーマに作りつづけていた事実。

服部先生の自信に満ちた声からは、
故きをたずねつつも、時代の波をいち早くとらえ
世界に、次代に、日本の美を伝えていく
先駆者としての心意気が伝わってきたのです。

風林火山Tシャツ

ありがたいことに
会場の出口には素晴らしいキルトの小品と合わせて、
私たちが心をこめて作らせていただいた
風林火山のTシャツが飾られていました。

実は、会場には、昨年の個展で買い求めた
服部先生のTシャツを着て参上したのですが

嬉しくて、誇らしくて、
また一枚購入してしまいました。

そして昨日、社団法人内外情勢調査会の講師を務めた時も
風林火山Tシャツを着て壇上に立ったのです。

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まだ「早苗キルト」が放つ、唯一無二の輝きに
目を細めたことが無い方は、ぜひ三越に足をお運びください。

きっと圧倒されるでしょう。

24日(木)27日(日) 午前11時~/午後2時~には
服部早苗先生のトークライブとサイン会も開催されます


 ▼服部早苗「キルト日本の意匠展」@日本橋三越
  http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/sanae_hattori/


久米 信行
久米繊維/Art T-galaxy.com

2007年05月15日(火)更新

誕生日1:平田弘史先生筆「風林火山」×もののふ「山本勘助」Tシャツ

5月13日で44歳になった私は、自分で自分に最良の贈りものをしました。



もののふ主宰の田中秀樹さんに誘われ、神田小川町の時代屋で開かれた
時代劇画の巨匠 平田弘史先生に特別なサインをしていただいたのです。

大河ドラマでもおなじみの「片目の軍師」山本勘助を主人公にした
劇画本を胸に長蛇の列の最後尾に並びます。

70代とは思えぬ溌剌さと、気合いのこもった筆さばきに驚き、
列をなして待つ誰もが静かに見守っています。

平田先生サイン会

「何と書いていただこう?」

悩みに悩みましたが、平田先生が着るTシャツを見て決めました。
ご著書の表紙裏に書いていただいたのは「風林火山」の四文字。

あまりに大胆な筆遣いに言葉を失い、
呼吸が止まりそうになりました。

誰もが固唾を飲んで見守っています。

先生が書き上げると、それはサインというより
作品そのものでありました。

風林火山

すぐさま、この宝物を大切に捧げ持ちながら、
靖国通りを早足で抜けました。

文房堂に飛び込んで額装していただいたのは、
言うまでもありません。


 ▼平田 弘史先生HP
  http://www2.wbs.ne.jp/%7Etesh/

 ▼もののふ
  http://www.mononofu.net/

久米 信行縁尋奇妙
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2007年04月27日(金)更新

田沼武能写真展「秘境カラッシュ族の隠れ里」@フォトギャラリーキタムラ

なぜ、こんなに子供たちの笑顔が輝いているのでしょう。
田沼武能先生が撮る「世界の子供たちの笑顔」を見るたびに、
心からそう思います。

田沼先生ポスター

今回の笑顔の主は「カラッシュ族」の子供たち。
パキスタンの北西辺境州ヒンドゥークシの山間に住んでいるそうです。

民族衣装も色鮮やかで、おそらくは100年前と変わらぬ衣装で
100年前と同じ笑顔を浮かべながら暮らしているのでしょう。

好きな写真

カラッシュ族の老若男女が誰しも浮かべている屈託のない笑顔。

わが眉間の縦じわと見比べると、思わず考えずにはいられません。

豊かさとは何か....。進歩とは何か....。

「人間万歳」が田沼先生のライフワークだそうですが、まさに
「万歳」と叫びたくなるような写真に人たちに会えました。

ギャラリー風景

今回は、光栄にも、フォトギャラリーキタムラの1周年記念を兼ねた
オープニングパーティにも合わせてお招きいただきました。

写真家の先生方やカメラメーカーのキーマンなどが集う盛大な会でした。
(カメラのキタムラ武川社長、木内さま、ご招待ありがとうございました。)

パーティ風景

そこでは、田沼先生に一ファンとしてお話をすることができました。
光栄にも握手までしていただきました。

私もよく存じ上げている名作の数々は、このやさしい右手が
シャッターを押すこと生まれたかと思うと感無量でした。

田沼先生スピーチ

現在、田沼先生は、社団法人日本写真家協会の会長として
日本の名作写真を保存するための募金運動を続けられています。

私もエディターをつとめる日本財団のCANPANブログを通じて、
何かお手伝いできるのではないかと考えました。

あの子供たちの笑顔を、ぜひ後世にも伝えたいと思うのです。

カラッシュ族のみなさんの笑顔に会いたい方は、
ぜひともゴールデンウイーク期間中に、
フォトギャラリーキタムラを訪ねてみてください。

新緑がまぶしい新宿御苑の散策もきっと素敵です。

写真と自然に感動して、心地よい疲れを感じた後は
すぐ近くに、ベトナム料理のミュンや、
野菜ジュースとカレーのぴーまんもあります!!

フォトギャラリーキタムラ


「秘境カラッシュ族の隠れ里」田沼武能写真展 
>>フォトギャラリーキタムラblogの紹介記事

 会  期:4月26日(木)から 5月9日(水)まで
 平  日:10:30から 18:30まで
 土日祭日:11:00から 17:00まで(最終日は15:00迄)
 場所:フォトギャラリーキタムラ
    東京都新宿区新宿1-2-6 Phone 03-3341-7577


久米 信行縁尋奇妙
http://kume.jp http://t-galaxy.com



2007年03月13日(火)更新

竹徳:佐藤 守会長の絵画と鈴木康彦社長のメール

先日、じょうとうIT経営大賞を受賞された
株式会社 竹徳の佐藤会長と鈴木社長をお訪ねして
貴重なお話の数々をお聴きすることができました。

同社は、明治38年に竹材商卸業として創業され、
現在は住宅建設から中東のプラント、国内の発電所まで手がける他、
高齢化社会を見越して社会福祉法人も運営されている
素晴らしい企業です。

 

IT経営大賞の懇親会で名刺交換をさせていただいた後、
鈴木社長から、これまでいただいたことの無いような
品格を感じるお礼メールを頂戴いたしました。

それから何度かのメール交流の後、
ご近所にあるオフィスをお訪ねする
好機に恵まれたのです。

鈴木社長の格調高いメールの一例を
ご許可をいただきご案内いたしますと....

▼鈴木社長のメール
――――――――――――――――――――――――――――――
久米繊維工業株式会社 
代表取締役  久米 信行 様

お世話になります。竹徳の鈴木です。

明日は「啓蟄」 まことに時の過ぎ行く早さに驚かされます。

「もう」なのか「まだ」なのか 
それぞれの充足感にて思いに違いはありましょう。

久米社長の次のご予定を考えれば、誠に恐縮ですが
小社にお運びいただくことがよろしいと考えます。

業態柄 社員の大半が現場に出ておりますのでご承知おきください。
駐車場は会社内にて確保出来ますので問題はございません。

お言葉に甘え、会長共々 お待ち申し上げます。

――――――――――――――――――――――――――――――

会社に着きますと、本社ビルは、1階をオフィスにして、
上の階層をマンションとして有効活用されていました。

ホームページには、木場にビルを新築中とあったので、
完成後、本社を移されるのですかと聞いてみましたら、
そちらも賃貸で有効活用されるとのこと。

手堅いご商売をされているのです。



本社上層階のマンションの1室に、
会長室、社長室がありました。

そこで、佐藤会長が出迎えてくださったのですが、
壁という壁に飾られていた絵画に目を奪われました。

お話の中で知ったのですが、
佐藤会長の絵は単なる趣味に留まらず、
平成17年には文部科学大臣賞まで
受賞されてしまったのでした。


第39回創展 文部科学大臣賞 佐藤 守「廻想夢望郷」

東京商工会議所墨田支部、東京東信用金庫(ひがしん)の
高橋 久雄会長とも、絵画仲間、音楽鑑賞仲間だそうで、
ご一緒に展覧会や音楽会に足を運んでは、
時に共に涙を流すこともあるそうです。



ブログにも関心を寄せる先輩経営者お二人のお話は、
経営のみならず、社会福祉から芸術にまで広がり、
あっという間の二時間が過ぎました。

そして、翌日、いただいた鈴木社長のメールに
またも感銘を受けました。

当日、私は、拙宅を建てた時に、
お世話になった職人のみなさんにお配りした
「光、木、風、土」の文字と写真が
プリントされたTシャツを着ておりました。

それに気づいてのメールだったのです。

▼鈴木社長のメール
――――――――――――――――――――――――――――――

久米繊維工業株式会社 
代表取締役  久米 信行 様

 お世話になっております。
おはようございます。竹徳の鈴木でございます。

昨日はご多忙にも係わりませずお運びいただき、
小社 会長佐藤を交えての歓談、誠に有難うございました。

過去への想い、自分の世界に囚われがちな会長世代に
薫風のような爽やかさを運んでくださったとの思いです。

お話に興味は尽きませんが、Tシャツの光・風・土・木でしたか? 
環境と人の健全な生活に欠くべからざるキーワードであるとと思います。

光: 桂離宮に代表される日本の風土や四季の変化に
   順応できるようなしつらえ
風: 日本には変化に富んだ風があふれています。
   風をあやつり、風をいなす 
水: ほとんど文明が川を中心に栄えてきました。
   水とくらし、大切につかい、想う
緑: 人は「緑」に対して強い欲求を持っています。
   ビオトープ(生命の生息する場所)緑をはぐくむ。
土: 土中の温度は地表の変化に左右されず一定に保たれています。
   土でおおい、土でたもつ。

昨日お話しました 茂原の老人福祉施設計画のキーワードです。
偶然ですが、私のライフワーク「小説家:立原正秋」の詩集に
「光と風」があります。

箱(器)も大事ですが何より大切なのは真心であり、
施設長始めとして職員が「魂」を入れています。

広く浅く 私の趣味も多岐に亘っておりますが、

近々中に 篆刻にて 「久米信行」と刻しお贈りします。
昨日には間に合いませんでした(出来たものが気に入らず再チャレンジ)
末永いお付き合いをお願い申し上げ、まずは昨日の御礼まで。

◇◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  東京都墨田区立川三丁目18-11
  株式会社  竹  徳 (TAKETOKU&CO;LTD)
  代表取締役社長   鈴木 康彦

  誠実 簡素 健全 自由
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇◆

 佐藤会長、鈴木社長、どうもありがとうございました。

 
  ▼株式会社 竹徳
   http://www.geocities.jp/taketoku3/

  ▼第39回 創展 文部科学大臣賞 佐藤 守氏
   http://www.so-ten.com/17_soten_jusho_01.html


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2007年02月25日(日)更新

足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み

足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み




足助の銀座通りは、紅葉のシーズンでもないのに
大いに賑わっていました。

ちょうど「中馬のおひなさん」という
素敵な催しが開催されていたのです。

見上げれば2階にもお雛様
ふと見上げれば2階にもお雛様


商店街のみなさんが大切にしまっていた
いにしえのおひなさまを店頭に並べる。

それだけと言えば、それだけなのですが、
古い街並と相まって、これがとても美しいのです。

資料館の古い金庫室の中にも雛壇が
資料館の元銀行金庫室の中にも雛壇が


そして、軒先には、かわいらしい「もち花」
小枝に色とりどりの餅をつけて 花のように飾るのです。

もち花の点描が街並を彩る
もち花の点描が街並を彩る


餅花に誘われ、敷居をまたぐと、 時に大正の、
さらには江戸時代の お雛様が静かに佇んでいます。

茶舗の奥の間におひなさん
茶舗の奥の間におひなさん

江戸時代のおひなさんは渋いいでたち
江戸時代のおひなさんは渋いいでたち


日頃は一年がかりで達人御用達の弓矢一式を作っている
いろは弓具店の名人も、この日に合わせて独特な竹雛を作っています。

弓矢づくりの名人が作り語る竹雛
いろは弓具店のご主人自ら作り語る竹雛


そして、名物の和菓子「中馬柿」を買い求めたり、
イノシシ肉の入ったシシコロッケをほおばったり….
楽しみはつきません。

さらに街並を壊さぬように配慮した、
地元信金やJAの姿勢にも共感いたします。

豊田信金のたたずまいも看板も町にやさしい
豊田信金のたたずまいも看板も町にやさしい


帰り道は、橋の脇から川辺に降りて せせらぎを聴きながら、
川沿いの小径を歩けば、 また別世界を味わえます。

銀座通りの喧噪を離れて、セキレイたちと
戯れることもできるのです。

聞けば、カワセミにも出会えるとか、
香嵐渓をわたる姿にいつか会いたいものです。


足助の想ひ出(壱) 玉田屋旅館と「たんころりん」
足助の想ひ出(弐) ホームラン風化学焼きそばと「こきこき懇親会」
足助の想ひ出(参) 中馬のおひなさん もち花の街並み



 ▼中馬のおひなさん
  http://www.mirai.ne.jp/~asuke/Event/ohinasann/hina2007.html

 ▼思いつくまま足助から:中馬のおひなさん情報
  http://asuke.air-nifty.com/blog/2007/02/post_17a7.html


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2007年02月03日(土)更新

2/4書道家 武田双雲さんTV出演と、みなとみらいで[COLORS」展

♪テレビ東京とみなとみらいに注目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【号外】2/4 21:45~TVテレビ東京に書道家 武田双雲さん出演
    2/4まで、横浜みなとみらいギャラリーで書道展「COLORS」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 敬愛する書道家 武田 双雲さんから、
 楽しみなメールが届きました



─────────────────────────────────

久米様

双雲です
こんにちは。
ご無沙汰しております。

今週日曜夜9時45分~
の「ソロモン流」(テレビ東京系列全国ネット)
という1時間ドキュメンタリー番組に出演します。

もしご都合よろしければご覧下さい(^^)


■┳●┳■   書道家 武田双雲
┣●╋■┛
●╋■┛     ・双雲的活動
┣■┛ http://www.souun.net
■┛ E-mail : souun@fudemojiya.com
─────────────────────────────────




 合わせて、今週末2/4まで横浜みなとみらいギャラリー
 (横浜クイーンズスクエア2F) にて開催されている

 武田双雲さんの教え子たちの展覧会「COLORS」にもご注目ください!

 私も、双雲さんや通山敦史さんにもごあいさつしたいので
 


 土日の宿題原稿が早く終わらせて...馳せ参じます


 ▼ソロモン流
  http://www.tv-tokyo.co.jp/soromon/

 ▼COLORS
  http://www.2007colors.com/


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2007年01月28日(日)更新

越後妻有こへびT作者 久保美沙登さんご来社で嬉しかったこと

昨年、一番感動したアートイベントは、
越後妻有アートトリエンナーレでした。

今から3年後の次回が楽しみでならないほどなのです。

オールアバウトにも書いたのですが、
Tシャツ道を歩むものとしては、
久保美沙登さんが創造した
「こへびTシャツ」が忘れられません。



きもの風の衿や袖。左右非対称です。
片袖は着物地で取り外しもできるのです。

私も2枚買い求めましたが、
未だにもったいなくて袖を通すことができません。



十日町キナーレで見た久保美沙登さんの作品、
Cross Clothe KTにも衝撃を受けました。

高い吹き抜けの天井から等間隔で吊るされたTシャツ群は、
どれひとつとして同じものがありません。
裾の長さ、袖の柄と長さが少しずつ変わっています。

もっと印象的なのは、それぞれ別な場所に穴があけられ、
同時に久保さんのモチーフでもあるクマが顔を出し
手を出していることです。

Tシャツ屋に生まれて半世紀近く、
こんなTシャツもディスプレイも見たことがありません。



先日、ひそかに憧れていたアーティスト、
久保さんから突如メールが届いて動転しました。

かつてオールアバウトでご紹介したことのお礼でした。

遠くにお住まいだと思っていたら、意外にもご近所在住。
近日、会社近くの歯医者さんにいらっしゃるので、
ご来社いただけるとのことでした。

そして、先週の金曜日に初めてお会いしたのです。

まず、弊社プレスルームに入っていらっしゃるやいなや
展示されていた10枚の作品を見つめます。

その目が印象的で、普通の人が見る時に放つ気配とは
明らかに違うのでした。

ゆったりとした聴き方話し方も独特で、
いつもは動ぜぬ私も違う世界に引き込まれ、
共鳴していきました。

なにしろ、服に関する意識もお互いに似通っていることを、
久保さんがかつて受賞した「モエ・エ・シャンドン賞」
のインタビューで知っていたのです。



「服という日常的なモノを媒体として、
 自己の身体を越え他者へとつながるツールへと
 拡張する身体感を表現しました。」

「服を身体と社会の間にある空間として捉え直し、
 その空間のなかを行き来できたらと思っています。」


実家が呉服屋さんだったこと、
越後妻有では最初から最後まで
自分でやることばかりで大変だったこと、
これから1年ロンドンで勉強すること

...などをお聞きしながら、
あっという間の1時間半でした。

何かこれからご一緒できそうな予感を抱きつつ、
お見送りをした時、とても印象的なこと
思いがけないことがありました。

お別れのごあいさつをした後で、
久保さんが右手を差し出して
握手を求めてくださったのです。

日頃、コンサート後にサイン会で
アーティストに握手を求めることはあっても

初対面のアーティストから
握手を求められたことは
生まれて初めてだったので、
どきどきしたのです。

その後も、素敵なお礼メールをいただきました。

久保さん、今度は下町ランチなどご一緒しながら、
もっとゆるりとお話しいたしましょう。


 ▼AllAbout:越後妻有アートトリエンナーレ2006こへびT
  http://allabout.co.jp/mensstyle/tshirt/closeup/CU20060816A/

 ▼Cross Clothe KT
  (大地の芸術祭公式スタッフTシャツ)
  http://www.dnp.co.jp/artscape/goods/0608_ett.html

 ▼大地の芸術祭:Cross Clothe KT
  http://www.pref.niigata.jp/chiikishinko/toukamachi/kikakushinkobu/kikakusinko/t_sinkoukyoku/art/06_triennial/tokamachi/index6.html



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2007年01月23日(火)更新

海田 悠作品展「蜃気楼・シルクロード」で先生にお聴きした話

今日から1月31日まで、東京銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、
海田 悠先生の作品展「蜃気楼・シルクロード」が開催されています。

奥さまのhiroさんからメールとお手紙で嬉しいご案内をいただき、
海田ファンの1人として初日終了時間スレスレにかけこみました。

海田悠作品展
ハリーウインストンの斜め前です

hiroさんからは、写真展ではなく初めての作品展と
お聴きしていたのですが....

会場に足を踏み入れて、その意味がわかりました。

階段を上がってすぐの金色に輝く砂丘の作品は
あ、写真をフォトレタッチした作品かなと思ったのですが、

その隣にあった紅い砂丘は....リトグラフ???

プリントされた画像の下には、やわらかな質感の和紙が
あたかも風紋のようにしわを寄せています。

そして画像の上には....レンズには映らない筆致が
まるで神の筆遣いの後のように残っています。

一事が万事。

これは写真?日本画?リトグラフ?抽象画?
1枚見るごとに不思議は深まります。

海田悠先生
写真家の肖像をカメラ付ケータイで撮ったら褒められました

そこで、海田先生発見!

私の???をお話しますと「わが意を得たり」と
子供っぽい笑顔を浮かべられて

「術中にはまりましたね」

私がさらに不思議に思ったのは、
抽象度が限りなく高い、3つの相似形 3色の砂丘写真。

その稜線に微かに映る1人の人影。
この1人だけが妙にリアルなのです。

生きているようにも見えます。
夜、ここで1人見ていたら動き出しそう。

まさに....新境地を開かれたのでした。

海田悠作品展
異国の人も異国に思いを馳せる

会場には、19時になっても素敵なお客様がたくさんで、国際色も豊か
どこかの国の大使館員さんが感激されていました。

海田先生ファンの社長さんお二人とも
名刺交換をさせていただきました。

今日は、かの京セラの稲盛さんもいらっしゃって、
稲盛美術館用に数点ご購入になったそうです。

稲盛美術館でも、シルクロードからひそかに連れてこられた
小さな砂漠の民たちは、ひそかにうごめきだすのでしょうか。


 ▼海田 悠作品展「蜃気楼・シルクロード」
  http://www.pola-ma.jp/schedule/pop0701_02.html


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2006年12月02日(土)更新

向源寺十一面観音の一番美しい角度@国立博物館「仏像」展

ずっとお会いしたかったのです。

小学校の時、美術部漫画班だった私は、修学旅行のパンフレットに、
行きもしないのに、この観音様の絵を描きました。

その時以来、琵琶湖東の中でも、否、国内の十一面観音の中でも
最も美しいとされる「向源寺(渡岸寺観音堂)の観音様」に
いつかひと目お会いしたかったのです。


滋賀県観光ページより

そして、見仏記のみうらじゅんさんの文化放送「やるMAN」でのお導きで
国立博物館の「仏像展」を知り、ようやく夢が叶ったのです。

国立博物館「仏像」展

空いている時を狙って行ったにもかかわらず
今回の主賓たる十一面観音のまわりには
黒山のひとだかりでした。

なぜ?

誰もが見とれて動かないからです。

私もそれぞれの角度で観音様を見上げては
動けなくなってしまいました。

そして、私にとって最も美しく見える角度を見つけたのです。

それは、向かって斜め右側3~40度ぐらいから、
そして、最前列ではなく、2~3列下がったところ

そこから、おそるおそる見上げた時の、

なまめかしい顔と体のシルエットと
少しはにかむような柔らかな微笑みは、
この世のものとは思えません。


滋賀県観光ページより

ポストカードにもなっていた有名な写真は、
向かって左側45度ぐらいから同じ目線で見たものです。

おそらく手のシルエットを重視したからだと思いますが、
仏像はもともと下から見上げて美しいもの。

特に、この観音様は....
私なら右下から見上げたい。

ずっと見ていたい...のです。


 ▼十一面観音像 向源寺(渡岸寺観音堂)
  http://www.pref.shiga.jp/h/ki-doboku/jyuuit.htm

 ▼国立博物館「仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り」
  http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3460


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2006年10月28日(土)更新

空外記念館で今岡昭雄さんに山本空外上人の素顔を教わる縁起(3)

夢空外上人のために建てられた集会所の床の間で、
私は「夢」という書に出会いました。

これこそ、空外上人をご紹介くださった縁者が
一番好きな書で、ぜひ見たかったのです。

 「宇宙から彗星が降りてくるように
  空間に浮かんでいるように見える」

と聞いていました。

本当にこれまで見たことのない
「夢」の一字でした。


空外上人の絵に見とれ、今岡さんのお話に聞き惚れ
気がつけばあっという間に時は過ぎていきました。

最後に、私はお寺にお参りをさせていただきました。

今岡さんにご案内いただくと、
親切なおばあさんが出てきて
「どうぞ」と言ってくださいました。

しかし、木魚を前にして、
念仏を唱えたことの無い私は戸惑ってしまいました。

しかし格好をつけても仕方がありません。

意を決して、正直に、念仏の経験がないこと
飛行機の時間が迫っていて5分ほどしかお参りできないことを
打ち明けました。

たいそうばつの悪い思いをしたのですが
そのおばあさんは嫌な顔ひとつせずに、
一緒に念仏をあげてくださいました。

ナンマイダ ナンマイダ

しばらくして木魚と呼吸の
心臓と念仏のリズムが整ったころ、

おばあさんは立ち上がって
空外上人のお位牌を出してくださいました。

ありがたいことです。

そして、また一緒に念仏をご一緒に
唱えてくださいました。

この長くて短い5分ほどの念仏が終わったあと、
ふと見ると、おばあさんは涙ぐんでいました。

そして、ていねいにお辞儀をしてくださった上
思いもかけないお言葉をいただきました。

「今日はようこそお参りいただきました。
 きっと空外上人も喜んでくださったでしょう。」

私も驚き、思わず泣きそうになりました。

「なぜ、初めての私に
 不信心な私に...」

しかし、ぐっとこらえて
お別れのご挨拶をいたしますと、

「お見送りいたします。」

と、おばあさんは坂の下の駐車場まで、
ついてきてくださったのです。

申し訳ないようなありがたいような
不思議な心地に包まれました。

そして、車からごあいさつしながら、
感激で胸がつまりました。




ああ、なぜ、空外上人が この地をかくも愛したのか、
少しだけわかったような気がいたしました。

空外上人が、心の底から、この地の人たちを愛したからこそ、
上人亡き後も、ここまで愛され続けてているのです。

空外上人が、昼夜を問わず念仏を上げていたからこそ
心から祈りを捧げ涙を流す人たちがいるのです。


縁者のさりげない一言から始まって
不思議な出会いに導かれてこの地で過ごした一時は、
まさに、私にとって「夢」のようでありました。

そして、今も、あの場所に、あの人たちがいて
あの書画が抱かれ守られていることを思い出すだけで
あたたかい幸せな気持ちになるのです。


 ▼空外記念館


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2006年10月27日(金)更新

空外記念館で今岡昭雄さんに山本空外上人の素顔を教わる縁起(2)

作品にしばし見とれていますと....

館内に佇んでいた1人のご老人が
話しかけてくださいました。

空外記念館と今岡さん

お話を伺っているうちに分かったのですが...

晴耕雨読の暮らしを切望された
空外上人が選んだ小さなお寺「隆法寺」

そのたった16軒しかなかった
檀家のお1人だったのです。

今岡さんが、まだ幼い頃、
空外上人が隆法寺に移り住んできたそうです。

それからというもの、今岡さんは
すぐおそばで上人の暮らしぶりを
目の当たりにしてきたそうです。

今となっては、この里でも数少ない
空外上人の生き証人なのでした。


「空外上人は、決して威張りませんでした。
 まだ私が小さい頃おつかいに行っても
 上人自ら歓待してお茶を入れてくださいました。」

「上人は、どんなときにも
 ナンマンダブ ナンマンダブと
 つぶやいていらっしゃいました。」

「いつも、わたしたちにもわかりやすく
 教えてくださいました。
 上人にお会いできましたことは
 本当にありがたいことだと思っています。」


朴訥としたお言葉の端々から、今岡さんが
心から上人を敬愛していたこと、ご縁に感謝していることが、
じんわりとあたたかく伝わってきます。

無学な私には、高名な哲学者や仏教学者の講釈よりも
今岡さんの眼に映った素顔の上人の姿の方が
静かに深く胸に染み入るのです。



 出西窯webより~「従衆縁故必無自性」
 一切がおがけさまで、自分の手柄など皆無であるという意




聞けば、今岡さんがお隣で墨を磨りながら
空外上人が筆を持つという機会も多かったそうです。


「空外上人の字が上手いかどうかは
 私にはわかりません。」


親しみと謙虚さをこめて、今岡さんは微笑みました。

そして、身振り手振りで筆さばきを再現されると、
まるでそこに空外上人がいらっしゃるかのようでした。


「空外上人は筆を握るように持って書きました。
 書いている時は、筆が踊っているように見えました。」

「この太い木の切り株を、じっと見つめていたかと思うと、
 すごい速さで一気に書き上げて、気がつくと丸く
 きれいに収まっていたのです。」


また、記念館2階にある書庫には、
カント全集など、空外上人が生涯をかけて
集めた貴重な原書が並んでいました。

今も、馬車で何台分もの本が運び込まれた日のことを
思い出すそうです。

そしてこんな逸話も、笑いながら
教えてくださいました。


「欧州からいらっしゃった哲学の先生が、
 本国にも揃っていない本があり
 国宝級の価値がある。
 こんな田舎にあってはもったいない 
 とおっしゃったのです。」





それにしても、空外上人は、
なぜ京都や広島ではなく、
この地に記念館を作ったのでしょうか。


「この場所がとても気に入っていて、
 ギリシアのオリンピアに似ていると
 よくおっしゃっていました。」


と、今岡さんは教えてくださいました。

しかし、本当の秘密は別にあったのかもしれません。

記念館を見た後、お寺の集会所とおぼしき場所に
ご案内され、さらに多くの書に触れることができました。

その時、今岡さんは祈りを捧げるようなポーズで
こんな話を教えてくださいました。


「空外上人が住職を代わられた後も、
 いつでも先生が帰って泊まれるように
 住職とも話して、みんなでこの家を建てました。」

 ここに初めて、空外上人がいらっしゃった時、
 そのことをお話しますと、いつもとは違って、
 すぐ席をはずされてしまいました。

 心配して、様子を見に行きますと
 上人は、ありがとう、本当にありがとうと
 涙を流して喜んでくださったのです。」


 次回に続く>>>


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2006年10月26日(木)更新

空外記念館で今岡昭雄さんに山本空外上人の素顔を教わる縁起(1)

お名前は秘しますが、ある尊敬する縁者に、
故 山本空外 上人(やまもとくうがいしょうにん)について
教えていただいたのは、ついひと月ほど前のことでした。

Googleでお名前を検索しても、わずか178件(2006/10/26現在)

しかし、その記事のいくつかを読むだけで、
すぐに、空外上人の偉大さを思い知ったのです。

山本空外上人空外上人は....

サンスクリット語はもちろんラテン語など
6ヶ国語を解する言語の天才にして

フッセル、ハイデッガー、ヤスパース等
20世紀の名だたる海外の哲人とも親交篤く
海外でも認められた哲学者
(元広島大学名誉教授)

広島での被爆体験の後、出家して僧籍に入り
法然上人、山崎弁栄上人の心を伝える念仏者
(元隆法寺、法蓮寺住職)

さらには、日本でも指折りの書道家でも
あったと聞きました。


ネットで空外上人の「無二的人間 ー空外書道の世界ー
というDVDがあることを知り、すぐに取り寄せました。

一目見て、空外上人の書が目に焼きついて、
その後、何度も何度も繰り返し見続けました。

それでも見飽きるどころか、ますます
空外上人の声までもが心に染み入るのです。


そして、空外記念館の存在を知り、
年に一度、十月の間だけ開館していると聞いて、
いてもたってもいられなくなりました。

そこで、大阪出張の翌日、早朝の伊丹空港から
プロペラ機で出雲空港に向かったのです。


空外記念館は、出雲空港から自動車で20分ほどの
山里にあると言います。

カーナビでは検索できなかったので、
まずは加茂中駅を訪ねることにしました。
きっと観光案内所があると思ったからです。

しかしその駅は、小さな無人駅の佇まいで、
何度か挨拶をした後で、駅長と思しきおじいさんが
部屋の奥からゆったりと現れました。

そして、空外記念館までの行き方と
このあたりでは昼食を取る食堂もないことを
にこやかな笑顔で教えてくださったのです。


見逃しそうな看板をたどりながら到着すると、
そこは長閑な里山でした。

車を停めて坂を登ると、
小さな記念館が見えてきます。

1000年残って作品を守るようにと
釘を使わずに建てられた
チタン屋根葺きの木造家屋です。

館内に足を踏み入れると
木の良い香りがします。


ようやくたどり着きました。
空外上人の書とゆかりの品々に。


 <<<次回に続く>>>


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2006年09月30日(土)更新

電動カラクリ人形師ムットーニ氏の玉手箱実演に酔う

予定もない日曜の朝、何とはなしに検索していたら、
あのムットーニ氏の新作発表会が原宿LAPNET SHIPにて
今日から開かれているではありませんか。


       ムットーニ おはなしの小部屋

ムットーニ氏こと武藤 政彦氏は、
現代日本の電動カラクリ人形師にして
自動カラクリお話し玉手箱の創造者。

大好きなテレビ番組「課外授業ようこそ先輩」で
ムットーニからくりに見とれて以来、
いつかいつかと思っておりました。

そして、初回13:30の上演にかけつけますと、
ああ、そこには思いがけず
憧れのムットーニ氏がいらっしゃって
....鼓動はただ高鳴るばかり。

アンドロイドの手に翻弄される
宇宙飛行士のからくりではじまった
「THE NIGHT ELEMENTS OF MUTTONI」

そこに居合わせた幸運な20名は、
玉手箱にふわふわ漂うアストロノーツよろしく

光と音とカラクリ人形が織り成し
作者の語りで催眠術にかかる
唯一無二のムットーニ的宇宙に
身を委ねるしかないのでありました。

夢のような小半時。
ああこれで入場無料なんて
バチがあたります。

そこで買い求めたるは、
ムットーニ おはなしの小部屋」という不思議な絵本

ムットーニ・タロットに登場する中でも心惹かれたのは人物...

「 それは、No.Oフール。むしろ彼は、最初に紹介すべきで
 あったかもしれない。

  何故なら、枯葉この世界のナビゲーターであるからだ。
 しかし、ゼロはけっして物事のはじまりではなく、無論
 終わりでもない。またゼロは、数の中でもっとも大きく、
 そしてもっとも小さい。彼、フールの役割は非常に意味
 ありげでかつ難解。だからといって、彼を一番最後に登
 場させる理由にはならない。」

そんな絵本にしたためていただいたムットーニ氏の
金色サインもどこかの星の言葉のよう、かけらのよう。

あわせて買い求めたMUTTONI MUSEUMのDVDも、

ムットーニ氏自身も身につけていた
銀のアンドロイドバッジも

謎めいた錬金術で創られたような気配。

今眺めていても不思議なのです。

何かの啓示かもしれないと早とちりした私は、
閉館間際の世田谷文学館に駆けつけて、

3つのムットーニ箱を独占しながら、
さらに不可思議な世界に浸りきるのでした。


私信1>>エコロジーオンラインの上岡さん
    からくり人形師になりたいご長男を
    ぜひお連れください

私信2>>詩人類のみなさま
    ムットーニ氏はメタ詩人でした


ぜひ皆様も小さな箱の大きな宇宙へ。

──────────────────────────────
■「THE NIGHT ELEMENTS OF MUTTONI」

  ◆ 2006 9/30[土]~10/18[水] 
  ◆ LAPNET SHIP
    東京都渋谷区神宮前1-9-11
    03-5411-3330
  ◆11:00am~8:00pm
   入場無料
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 ▼ムットーニ氏公式サイト
  http://www.muttoni.net/


久米 信行縁尋奇妙
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2006年09月08日(金)更新

大地の芸術祭~越後妻有アートトリエンナーレ:私的詩的笑顔10作品

 ようやく念願かなって....
 週末強行軍で巡礼してまいりました。
 大地の芸術祭~越後妻有アートトリエンナーレ

 まわりにまわった130作品

Tシャツについては、オールアバウトの、
ブログ活用については、日経ITproWatcher
連載コラムで、既にご紹介いたしておりますので、

今回は、新潟県庁「2006大地の芸術祭サイト」の写真とデータを基に
極私的に面白かったところをいくつかご紹介。

(作品番号順、半分しか回れていないのでご容赦あれ)

アートうんぬんではなく、
誰でも理屈なく楽しめるところを中心に。

といっても、今週末に閉会してしまうのですが....残念。



■No.9 戸高千世子
スパイラル・ワーク




稲田を抜けて、木道通って、
ちょいと登ると目の前に開ける幻想。

不規則に、そして優美に、
ゆーらと水の上をすべる
白い壷たちの不思議

なにより素敵だったのは
ベンチにすわって微笑む人たちと

そこで静かにお話をする
作家 戸高さんの笑顔


■No.58 菊池歩
こころの花-あの頃へ




名も無い山の中にひっそり咲くビーズの花たち。

村人がひとつずつ作り続けた心の花。

昼間もきれいだけれど、
ライトアップされるとさらに不思議。

決して自らは光らない。
控えめな控えめな隠光植物。


■No.82 レアンドロ・エルリッヒ
妻有の家




一見するとフツーの家。でも実は鏡が結んだ虚像なのです。

神社の境内に、家の壁面が横たわっていて、
その前に直角に鏡がそびえたっています。
その鏡に家が写っているのでありました。

ですから、横たわる壁面をよじ登ったり
窓枠にぶら下がったりすれば...

ほーら、ちょっとしたスパイダーマン気分、
ジャック・バウアー感覚


■No.83 杉浦久子+杉浦友哉 昭和女子大学杉浦ゼミ
幸(ユキ)のウチ




空き地にレースがはりめぐらされていて
ちょっとした蜘蛛の巣いや雲の巣ラビリンス

何にもない路地裏だけど、
レース越しに見る青空や、
地震にも耐え抜いた木を見ていると
なんだかいい気分


■No.154 池田光宏
ポップアップ・プロジェクト・足滝バージョン




台に上って穴から顔を出す。
何が見えるかな。あ、カメラ。

見えるのではなく見られている。
間抜けなお顔を見られている。

首なしの無防備な体を見られてる。

うれしはずかし。


■No.174 木村崇人
星の木もれ陽プロジェクト




クレーンの先、夜空に浮かぶ星型の人工太陽。
そこからこぼれる、星型の木漏れ日を集めよう。

星取り網をもって、暗闇の林を歩こう。

やがてまばゆい太陽に照らされた
光の広場が見えてくる。

そこに、そっと星取り網の白いスクリーンをかざすと
あああ、星がいっぱい。いくらでもとれる。


■No.198 前田光彦
光りの巣」-A Light Nest 2006




名も無き小山のブナ林、
その頂上にひっそりと立つツリーハウス。

ハーネスつきではしごを上って
光の巣にアタマを突っ込むと....

おお、複眼の光。
竹で出来た蜂の巣ごしの光。


■No.301 橋本典久+scope
life-size




人間サイズに、スーパーリアルに拡大された昆虫たち。

きれいなちょうちょが、こんなに毛深いって知ってました?

スズメバチにこんなに近寄ってみたことあります?

あ、でも、ミヤマクワガタだけは、
よーく観察したことがあったのでイメージ通り。


■No.314 阪田清子
残華-松之山分校




廃校プロジェクトはいくつもあって、
どれもみんな素敵だったけれど、

一番余韻が残ったのは、
この静かな作品。

この教科書の影のひとつひとつに、
その持ち主の学校時代の思い出が
浮かび上がっているのですもの。


■No.329 クリスチャン・ボロタンスキー+ジャン・カルマン
最後の教室




忘れられた廃校です。

真っ暗な体育館は藁の匂い。扇風機がぐうるぐる。
まばゆい廊下の向こうも巨大扇風機がぐうるぐる。

怖いのは理科室。
なにかがいる。生きている。

どっくんどっくんと巨大な鼓動。
合わせてランプも明滅して、

廃校の鼓動はとまらない。


■ご宿泊は....
植木屋旅館




1千万年前の海水が湧き出した緑のとろーり湯。
ちょっとしょっぱい。なめたらこわい。

傾いた木の湯船。ぬーるぬる。

露天風呂も、こわきもちいい。
なにもない。ただのおふろ。

ただのごはんがおいしい。
棚田でつくったおコメがありがたいです。


■ご宿泊は...
夢の家




赤い部屋、緑の部屋に...
赤い着ぐるみ寝袋、緑の着ぐるみ寝袋を着て...
ひとりずつ...棺おけみたいなベッドに入る

かたわらには「夢の本」
果たしてどんな夢を見る?

赤い部屋だと元気がでるらしい。
ほんとかな?

(大人気で泊まれず見学のみでした)


■はらぺこランチは...
津南たからやの大名カツ丼


これがおいしい。

あまい。うまい。
下町の天丼より甘い。

メタボリックな味わい。

でもとまらない。
たまらない。

780円。





キナーレで、北川フラムさんに偶然お会いして始まり
キナーレで、ひとっ風呂あびて終わった駆け足巡礼

楽しかった!

空も山も棚田も川も、
そして家々も暮らす人も
まるごと美しかった!

また行きたいな。ゆっくりと。妻有。

北川さん、作家のみなさん、地元のみなさん
素敵な時空をありがとうございました。

2009年も必ず巡礼します。
あの時間差レターもとりにいかなくては...




 ▼現代アート道楽の日々「大地の芸術祭リンク集」
  http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/10612a2c771e9ee1fb1c6f71e47a7709


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2006年06月15日(木)更新

6/16宇佐美志都さんサイン会~老舗醤油店4代目で書道家でデザイナー

わがマーケティングの師で
サキドリ!」や、「全国チラシ情報サービスセンター」などの
独創的サービスで知られるドゥハウス社長 稲垣 佳伸さんから、
素敵な方をご紹介いただきました。

宇佐美志都(しづ)さんです。




宇佐美さんは、3つの顔をお持ちです。


一つは、福岡県の小倉で老舗の醤油屋さん
「宇佐美本店」の暖簾を守る4代目当主としての顔。

webに見とれて、私も思わず両親と自宅に
こだわり醤油のセットを買ってしまいました。




もう一つは、書道家としての顔。

驚いたことに、送られてきたお醤油のラベルには
当主の手による素敵な書体が踊っていました。

それどころか、のしには直筆の文字で
季節にちなんだ「風」「葵」といった優美な文字が
したためられていたのです。



最後は、デザイナーとしての顔。

コムサストアの浴衣や扇子などは、宇佐美さんの書を
デザインとして作られていて好評だそうです。

なぜかメールで意気投合して、
お忙しい中、本日もご来社いただいたのです。

今回の上京は、浴衣のサイン会だそうです。



◆コムサストア 日本橋店◆------------------------------------
・中央区日本橋2-1-14
(中央通り路面/風月堂・スターバックス間/地下鉄B5出口側)
・03-3548-3951
--------------------------------------------------------------

【原画展示展・名入れサイン会】 
  6月16日(金)11:00~19:00位
  (宇佐美志都がお待ちして居ります!)

【ウインドーでの原画展示期間】  
     15日(金)午後~19日(月)午前中迄
--------------------------------------------------------------


私も、ぜひ一着、浴衣を買ってみようと思うのです。
サイン入りの浴衣....はじめてです。


 ▼宇佐美本店のこだわり醤油
  http://www.usamihonten.com/

 ▼宇佐美志都ギャラリー
  http://www.shizuusami.com/


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2006年06月10日(土)更新

今週末はシャガールの寓話と花菖蒲畑を川村記念美術館で楽しむ

終了間際のご案内で申し訳ないのですが、
今週末6/11まで、大好きな千葉県の川村記念美術館で、
素敵な展覧会が開催されています。



衝動買いした「マルク・シャガール ラ・フォンテーヌの『寓話』」


シャガールの不思議な絵は、みなさんよくご存知でしょう。
しかし、ラ・フォンテーヌ???

どうか、ご心配なきよう。

きっとカエルやカラスの寓話など、良くご存知のはず。

少々おどろおどろしいシャガールの作品に添えられた
寓話をなつかしく読まれることでしょう。

昔、何気なく読んだ話の数々ではありますが、
なぜこの寓話を、ナポレオンやルイ14世が
快く思わなかったのか....わかるような気がします。

▼川村記念美術館webより
───────────────────────────
子どもたちにラ・フォンテーヌを
与えることには賛成できない。
ラ・フォンテーヌは子どもたちには分からない。

         -ナポレオン・ボナパルト

───────────────────────────
17世紀フランスの詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌが
著した『寓話』は、さまざまな動物が登場する物語を集め
たもので、彼らが繰り広げる機知に富んだおしゃべりから、
人間のエゴや愚かさ、人生の教訓が浮かび上がってきます。
フランスでは今も大人から子供まで知らぬ者はない古典と
して愛され、1668年の初版から現代に至るまで、数々の画
家が『寓話』の挿画を手掛けてきました。

愛と夢の画家として知られるマルク・シャガール(1887-1985)
も、画商ヴォラールにその才能を見出されて連作版画
《ラ・フォンテーヌの寓話》を制作しています。シャガール
はその自由な想像力によって物語の各場面を生き生きと描き、
卓越した色彩のセンスをもって版画を鮮やかに彩りました。
本展では、日本でも有数のシャガール・コレクションを所蔵
する高知県立美術館の《ラ・フォンテーヌの寓話》全100点を、
前期・後期に分けて展示いたします。
───────────────────────────

ギリギリの今日になってご案内しましたのには
ちょっとした理由があります。

広大なお庭の片隅にある美しい花菖蒲畑は、
今日から開放されるのです。

つかのまの梅雨の晴れ間に、
お弁当を持って出かければ、
美しく不可思議な週末を楽しめることでしょう。


 ▼川村記念美術館
  http://www.dic.co.jp/museum/


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2006年05月17日(水)更新

服部早苗先生「キルトルネッサンス展」@所沢西武~5月28日

おそらく、その鮮やな色彩と高貴な輝きを初めて目にした人は
しばし言葉を失うことでしょう。

服部早苗先生のキルトは、もはや洋の東西を超え、
時の流れも超えて、ただそこに柔らかく存在する
「光の束」なのです。



服部先生の素晴らしい作品と、かわいらしいヤモリ柄のTシャツについて
以前、オールアバウトの記事でもご紹介させていただきました。

風林火山をテーマにデザイン 服部早苗キルト展記念ヤモリT
 http://allabout.co.jp/mensstyle/tshirt/closeup/CU20050517A/


まだ、そのやわらかな色と光に触れたことがない方は、
ぜひ展覧会に足をお運びくださいませ。


▼弊社 甲斐 誠店長のブログより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2006年5月16日
所沢西武にて服部先生「キルトルネサンス展」開催!

ブログにて何度かご紹介いたしました
キルトの日本第一人者、服部早苗先生の「キルトルネサンス展」
が所沢西武で5月18日~5月28までにて開催されます。

今まで私はなかなか機会が無く(開催地が遠くて)見に行った
ことが無いのですが...

今回は所沢で行われますので見に行くことが出来ます!うれし!



キルトとはとても思えないこの美しい模様!
服部先生からお送りいただいたパンフレットを見るだけでも
ドキドキしてきてしまいます。



キルトと日本文化が見事に融合したすばらしい作品の数々!
ぜひご来場ください。

もちろん会場限定のオリジナルTシャツ「やもり柄」も好評
発売中です。

数に限りがございますのでお早めにお買い求めください。

===========================
服部早苗*キルトルネサンス展*
 【開店20周年特別企画】

25年の軌跡-輝く布の宝飾『服部早苗』キルトルネサンス展

◆〒359-1198 所沢市日吉町12-1 西武百貨店
◆5月18日(木)~28日(日)
◆5階=特別催事場
※最終入場は午後7時30分まで
※最終日、5月28日(日)は午後5時まで
◆入場料:一般・大学生 700円
     高校・中学生 500円
     小学生以下無料
※クラブ・オン「ファースト」「ゴールド」
「プラチナ」メンバーは無料。
※クラブ・オン会員は100円引き
◇主催:ワルツテナント会
◇お問い合わせ:04-2927-3151
 (販売促進課)

https://www2.seibu.co.jp/wsc/024/N000012058/0/info_d
===========================

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2006年05月07日(日)更新

ホテルオークラ「たのしか」武田双雲先生個展デートで楽しい再会

先日、当ブログでもご案内しました
ホテルオークラでの武田双雲先生の個展に
出かけて、満喫して、ただ今戻りました。

残念なことに、難しい漢字を書くのがマイブームの
長男が風邪で倒れてしまったので、

ただいまカタカナ練習中のわんぱく幼児1名との
世にも不思議な親子ペアでの個展鑑賞でした。

ところが、親子して、一言で言えば「たのしか」


「たのしか」武田 双雲 (著)

会場には、畳が敷かれていて、
双雲先生の書を元にしたメディアアートが
上映されていたのですが....

誰も恐れをなして座らない、その畳に寝転びつつ
ずっと見とれていた親子は、何を隠そう私たちです。

終り際、ひそかに来て、ひそかに帰ろうとしたのですが、
双雲先生の愛弟子で、今や書道に写真に
活躍の場を広げられている縁者 前田幸穂さんに
見つかってしまいました。

そして、思いがけず
双雲先生にもお会いできました。

お久しぶりです。

サインする武田双雲先生

今や、親バカ仲間になり、
近々、木の家仲間にもなりつつある双雲先生に、
なぜかわが子もなじんでしまい、

二人の子供のために写真集を買い求め、
サインをしていただきました。

そうか、こう書くのか!

そして、双雲先生、前田さんと、
何もかもシンクロしはじめたという
縁の不思議さをして盛り上がったのです。

ああ、かつてTシャツに
縁尋奇妙と書いていただいたことを
思い出したのでした。


 ▼武田 双雲先生の公式サイト
  http://www.fudemojiya.com/futaba-mori/souun.htm


◎追 記◎

同時開催の恒例「10カ国大使夫人のガーデニング」も
とても美しかったのです。

ケータイカメラで子供に取らせたら、
すごい構図のピンボケ写真が取れました。

親バカついでにご披露いたします。

ガーデン


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