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2008年10月09日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】119弾「“好き”を仕事にしていますか」



<質問>
現在の仕事は、社長さんの好きなもの(たとえば、趣味とか)と関係がありますか。
もし関係がないとしたら、“好き”を仕事にしなかった理由は何ですか。

(明治大学商学部3年 渡部大樹さん)


<回答>

もちろんTシャツが好きなことでは誰にも負けないつもりです。
しかし嫌いなものごとでも仕事にすると好きになってしまうのです。


私がTシャツを好きなのは、小さな頃からTシャツに囲まれて育ち、
父をはじめとして、Tシャツに熱い思いを寄せる
素敵な人たちを見てきたからでしょう。

ですから、気がつけば
Tシャツを好きになっていたのです。

しかし、好きなものごとを仕事にするのが
必ずしも幸せなことであり、
なおかつ良い仕事ができるとは限りません。

好きなものごとを仕事にすると、
どうしても自分の好みに走ったり
固定観念に縛られやすくなりがちです。

さらには、嫌な仕事に出くわした時に
心がへこみやすくなるでしょう。

私は、大嫌いだったゲームの
デザインと営業を担当し

大の苦手な証券会社の
システム制作と販促をまかされました。

ところが....

好きではなかったからこそ、
客観的かつ大胆な発想で
仕事に取り組むことができて、
思いがけず評価を得ました。

そして気がつけば、
その仕事に愛情を注いでいる
自分に気づいたのです。

そして、この当初は好きではなかった
2つの仕事を通じて学んだことこそ
拙著すぐやる技術にあるように
私にとってかけがえのない財産になったのです。

私の周りでも、逆境にありながらも
仕事を楽しんで見える達人が
数多くいらっしゃいます。

こうした方々は
おそらくどんな仕事についても
その中に面白さや可能性を見いだして
好きになってしまうのかもしれません。


 ▼【明大生との毎週一問百答】119弾「“好き”を仕事にしていますか」
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久米 信行拝

「ご回答ありがとうございます」-コメント   

明治大学商学部3年の渡部大樹です。
久米先生、私の質問に答えて頂きありがとうございました。
久米先生のご意見大変参考になりました。
どんな業種にしろ、必死に仕事に打ち込むことでその仕事に対して愛情を持てるというのは感心しました。
私も初めはサッカーが今ほど好きではありませんでした。
毎日部活の練習がきつくて何度も辞めたいと思いました。
しかし、日々続けていくことで結果も残せるようになり、周囲からも認めてもらえるようになるととても楽しくなっていきました。

私自身この経験があるのに将来の仕事は好きな仕事がいいと決め込んでいました。

これからは好きでないことでも一つの視点から見るのではなく、多くの視点から見て面白さを見い出していけたら良いと考えています。

今回は貴重なご意見本当にありがとうございました。

投稿者:渡部大樹   2008年10月11日22時51分

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